mixiユーザー(id:6231411)

2021年01月03日04:02

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理想だけでは回らない

世界では多様性を尊重しようとか
差別ををなくそうという動きが急速に進んでいて
僕なんかの育った教育や思想自体も
当世では許されない感じになっている

分かりやすいのは「女性蔑視」の排除である。
つまりそれは「男性を男性として区別しない」と成立しないのであって
国会議員や大臣の女性比率や企業の役員のそれを数値で定めるという
何とも不可思議な方向で急激に調整しようとしている。
だがしかし
例えば僕の務める企業なんかは
女性の離職率が高いせいか
ここ何年も続けて新卒の正社員の女性比率は男性のそれよりも
遥かに高いものの、女性の管理職は異常に少ない
否、現在でも女性の管理職の殆どは子供をもうけていないので
何か問題があるとしか思えない状況である
最近退職した女性の人事部門の管理職に言わせても

早朝出勤や深夜勤務を常とする部署で「子供のいる女性」は
とても働きづらいのではないか

と分析している

我々はしかし、早朝や深夜や世間の休日に
機能を停止させる事が許されない企業であり
いわゆる世間と同じ歩調で生活できる職場は比率として少なく
結果として女性比率の低下、ひいては女性管理職が子供を持ちにくくなっている
と分析している
もちろん、当の本人は望んでそうしている筈なのだが
そういう人が出世競争に勝ちやすく
家庭生活を重視する人が出世競争に参加しない傾向があるのは
実に当然の事であると
僕もうっすら、周囲も言葉に出さないもののそう信じているから
大変具合が悪いのである

これを是正するために余分に人を雇ったり
仕事のやり方を大きく変えようという動きも現在の会社の状態からは
実に難しい話であり
例えばこれが力仕事や不安定な労働だとしたら
やはり同じような場面が世間には出てくると思うのだ

トランプがブンブン振り回した自国至上主義的な政治の側面には
アメリカが他国のために犠牲になるなんて
その結果、自国民が苦しんで他国民が楽をするなんて許せない!
というシンプルな感情に基づいている。
しばしば喧嘩腰に諸外国を挑発しているような発言も
そこありきであるから文句も言いにくかったのである

残念ながら彼はコロナの封じ込めに失敗したばかりか
経済政策でも初志貫徹できず
選挙に敗れてしまったが
後任大統領候補のバイデンはもっと国際政治的には扱いづらい人物である
このあと攻勢に出てくるのはまず間違いない中国に対して
どこまで威勢を維持できるかは甚だ怪しく
情報統制と圧倒的な生産力を背景にした中国の経済的侵略を
果たして可能なのだろうか

人権を蹂躙してでも全体最適が追求できる中国はかなり強敵である
但し、本当にコロナを抑制できているのか信じ難いところであり
彼らの虚勢が崩れて大混乱も予想される
「言論の自由」なんか自由経済社会だけの理想的なスローガンであり
相手を愚弄したり、多くの弱者を生む問題に解決策を持たないわけで
中国が間違っているとも言い切れないのではあるが
前時代的な抑圧がいつまでもまかり通らないだろうことも
我々は何となく信じている事である。
習近平に対抗する勢力が海外発信で活動を開始したら
中国は内部崩壊もありうる話である

WHOの顛末を見ていると
まだアメリカの方が「お行儀よく」していた事が分かるだろう
トランプが資金を引き揚げると言ったのは決して
彼の自分勝手なのではなく、
中国が金で世界を「行儀悪く」かき回そうとしているのが
我慢ならないのである
大国に挟まれた極東の国々は
立ち回りがさらに難しくなるのは必至である。

■米国の国防権限法成立 トランプ氏が拒否権→議会が覆す
(朝日新聞デジタル - 01月02日 09:50)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6364115
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