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2020年06月30日14:42

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Seven Seas Of Rhye

以下は、朝鮮日報onlineに掲載された社説の日本語訳である。

 先進7カ国首脳会議(G7サミット)を拡大して韓国を参加させるというトランプ米大統領の構想に、日本が反対する考えを伝えたという。米国は「トランプ大統領が最終判断する」と答えたとのことだ。G7とは米国・ドイツ・英国・フランス・カナダ・イタリア・日本の7カ国のことだ。トランプ大統領はこれに韓国・オーストラリア・インド・ロシア・ブラジルを含めてG11あるいはG12体制に拡大したいとして韓国を招待する考えを明らかにし、文在寅(ムン・ジェイン)大統領は「招待に喜んで応じる」と言った。ところが、日本は「G7+4」会議に韓国が参加することを反対し、妨害に出たのだ。

 日本はG7の既存メンバーとして、新メンバー加入に反対する権利を持っている。しかし、反対する理由からして納得できない。日本は「(韓国は)中国や北朝鮮への外交姿勢がG7と異なると懸念」している、として韓国の参加に反対したという。文在寅政権が南北和解を優先し、中国寄りの傾向を見せているため反対するということだ。

 今、世界はこれまで以上に主要国のリーダーたちが話し合っていかなければならない時期にある。自由主義的国際秩序と相互協力が話し合われるG11体制は、ただ反中国だけのためのものではない。今の韓国政府の北朝鮮に対する姿勢が懸念すべきものであることは事実だが、現政権の任期はいくらも残ってない。韓国と政権は区別すべきだ。

 日本が韓国のG7参加に反対する本当の理由は、アジアで唯一のG7加盟国という地位を維持したいとの思いからだという。これは「韓国を正式メンバーではなく、一時的な招待の形で参加させることには反対しない」という日本政府の見解からも分かる。日本は長い間、アジア唯一の先進国という自負心を持ってきただけに、韓国が先進国クラブの正式メンバーになって肩を並べることをよしとしないのだ。稚拙で心の狭い考えだ。そうした考えでいたために太平洋戦争の悲劇が起こった。日本政府は名分のない韓国のG11参加反対見解を引っ込め、逆に歓迎して世界の舞台でアジアの発言権を高める機会にすべきだ。


以下、日記の本文
★★★★★★
まず、日本が韓国のG7に参加する事に対して反対したという事実があるのか、という点については、それは事実かも知れない。
しかし、今回トランプが招待しようとしたのは、ロシアや韓国・オーストラリア・インド・ブラジルと言った新興国グループなのであり、ロシアに至ってはクリミア半島に軍事進出を図り、排除されたことに対するリカバーである。
最初にロシアについて述べておくと、
ロシアは当時と体制は変わっておらず態度も変わっていないので、
これに反対する国は多数ある。
特に資源を発見した時の周辺国家への侵略行為の悪質さは
世界随一で、いや中国に次いで二番目に悪質な国家である。
従って、反対する理由も分からなくもない、という所である。

次に、オーストラリアであるが政権の姿勢や貿易的事情から言えば
問題なく招待すべきであるが、「主要国首脳会議」であるから
この国を入れると、他にもっとたくさんの国を入れなければ
バランスが取れなくなるほど国のサイズや影響力が違う。
そこで、現在まで正式参加国では無かったわけであるから
今回も見送るかどうかについては「主要国」の定義づけから始めねばならないだろう。

ついでインドについては世界第二の人口を誇る超大国でありながら
通貨も弱く、経済的にも偏りがある。
人口の一割にも満たない人たちが
圧倒的に富と生産力と科学力を保持していて
大部分の国民は「自分たちが主要国の国民に」という意識も知見もない
遠からずこの国は世界最強の国になるかも知れないが
現時点ではそうなのである。
自国の国体を維持するのに精一杯なのに、
国際的な取り決めを守ったり、
それに沿って他国を支援したりするような余裕はない。
人口の一割と言っても1億数千万人居るわけだから
国力については大きいのだが。

ついでブラジルについてだが
こちらも人口は2億人。
しかし、国民の民度はここまで列挙した国の中では
最低クラスであり、やはり白人と有色民族の間で
貧富の差とセットで格差のある社会である。
しかも通貨の脆弱さやデフォルトの危険性などを鑑みると
他国を支援する前にまず自国はどうなんだ?という次元にある。
かつての大型債務国からは工業国としての発展により再生はしたが、
不安定な為替で左右される財務体質は変わっておらず
ズバリ言えば「不健康な国家」である。
従って、正式参加国にしても良いが
その責任を負うのか負えるのか、という点においては
甚だ怪しいと言える

そして韓国である。
ひょっとしたら文在寅が大統領でなかったら実現していたかも知れない。
しかし「最終的、不可逆的な解決」とした国際的な合意を
良く分からない理由でひっくり返したりするから
国際的信用が置けない。
たまたまそれは日本が直接の相手だったから
我々には怒りを持って心証に響く事だったが、
世界的には「へぇー」と思うに十分の出来事だった筈である
「そんなこと、やるんだ」と。
当時、これを批判した日記を再三書いていたが
もう彼らと恒久的な契約や条約は誰も結べない
そんな彼らをサミットに読んでも議論もメリットも無いだろう
という事になるのである

しかも、(相手には嫌われても)親北朝鮮で
親中国的でもある
欧米中心型の国際ルールを全くと言っていいほど守らない上に
サミットの合意については罰則規定も拘束力も無いものだから
「お前たちがAを守らないから、我々はBを守らない」
と平然と言ってのける国は参加して合意を得ても意味が無いのである
その代表格が中国であって、彼らは元より参加していない。
ロジック的に「小中国」と化している韓国にその資格が
あるかと言われれば甚だ怪しいところである

とは云うものの、韓国軍は実質的統帥権を
米軍と共有している状態が依然として続いているのであり
単位としての国としては「独立国家」であるが
実際のところは「半国家」である。
南北で紛争の最中であり、世界的にも重要な貿易国でもある
「ちゃんとしてくれよ」
と言いたいだけの周辺国家の気持ちを
彼らは何か勘違いしていて、
韓国として「世界を掌握しよう」とするものだから
別にそこで争っても仕方ないと思っている国々と
国際的合意を得るパートナー足り得るのか、と

その辺りの仔細を知る日本が「待った」を掛けるのは
自然な流れであろう

別に日本は「アジア唯一の先進国」だとは
結構前から思っていないし
そんな事に拘っているわけではない
政府関係者だって、GDPで中国に抜かれた時から
そういった無駄なプライドよりも様々な現実的な
問題解決の方が先決事項になっている

どちらかと言うと手が付けられない次元の
デフレの方が日本としては深刻である
デフレは国民には優しいが、
国際競争に於いてはめちゃめちゃマイナスであり
「円」も安定度抜群なのが、ここに来てダメージになっているのだ
デフレで円安、なんて目も当てられない。
せっかく中国が独自路線で大型貿易国として
世界に台頭してきたのに、今回のコロナ禍で大きく躓いたのが
吉と出るか、凶と出るか不明である

そこに、マイナス経済の筆頭格である韓国が
「主要国」に参加しても、意味があるのか
「賛成すべき」と自分たちで言ってしまう韓国保守系の
朝鮮日報の恥知らずぶりは兎も角、
「文大統領の首をすげ替えるので、参加させてほしい」
くらいの感覚でモノを言った方が良い
その位、文政権に対しては多くの国がアレルギーを
感じているという事だ

勿論、アジアや豪州で開催する時は拡大サミットとして
是非とも招待すべき国である
それにその他重要議決に関する会議にも彼らは参加すべきである
しかし、サミットのような
罰則規定も拘束力もない会議に信用に値しない政権を
わざわざ呼んでどうする
トランプが何か得点稼ぎに呼びたいだけなんじゃないかと
僕には感じてしまうのだ。

さて、本日のQueen。。。は
Seven Seas Of Rhye
G7だけに「七つの海の。。。」
Rhyeって何だ??辞書に載ってないわ



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