ガイドライン

このイベントの開催の結果、なんてどうでもいい。
どうでもいい、というのは勿論、感染者が発生しないに越したことはないのだが
そういう意味ではなくて
「ほら、感染者が発生したやないか、遺憾だ」
「ほら、大丈夫やったやないか。文句つけんな」
という鬩ぎあいの結果がどうでもいいのであって
感染症は発生しないに越したことはない

無症状感染者がいないとも限らない、という
可能性が否定できないから、という科学的根拠不在の
開催中止要請をする保身丸出しの県の態度と
強行開催で名を挙げ功名を得んとする興行主サイドの
浅ましい自己都合の突きつけあいに
何も意味はないのである

○○の可能性が否定できない、という論理は
物事に「１００％」というものがなかなかないのと同様に
そんなこと言い出したらキリがない
「○○という条件を満たさないと開催させない」
「条件を満たしても（新たな感染者が）発生したら、行政の責任」
くらいの具体的根拠と具体的責任の応酬でないと
こんなのどっちに転んでも茶番だと言いたいのである

言いがかりに等しい開催中止勧告と
ほぼ防疫体制にケンカを売っているに等しい強行開催、
どちらも科学的な根拠に基づいたアプローチが出来ないという
弱点を抱えてエゴをぶつけ合っているのである
ファンが悪者になる事は避けたいところだが。。。
欲しいのはガイドラインかね

■埼玉県知事、自粛要請のＫ１開催「残念」＝６５００人が入場
(時事通信社 - 03月22日 22:30)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=6018256