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2020年02月27日17:18

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ワーナー配給の邦画って珍しくも無くなったか

知人が
「最終章、楽しみやね」
などと言い出すので
「ロード〜最終章〜か?」
と訊くと
「違うわ、ボケェ」
と言い出し、近くのツタヤに連れて行かれた。
どうやら「るろうに剣心」の最終章が夏に公開されるという事で
「楽しみだ」と言っていたようである
「ロード」も「るろう」も似たような響きであるから、そんなに怒らなくても。。。と思っていたのだが、
最終電車までの時間、僕の部屋で過去の「るろ剣」を観ながら解説するというので
迷惑に感じながらも「るろ剣1」「るろ剣2」と「ハガレン」をバッと借りて
観ることにした

主人公は佐藤健くんであることは、最初から知っていたが
まさかヒロインが武井咲とは恐れ入った。
しかも少し脇に蒼井優まで居る。
健くん、武井、蒼井優で挟むと
武井の大根ぶりが突出して観ていられないな、と感じていた矢先
僕は眠気に負けて寝てしまい
最後まで見られなかった
どうやら敵のボスは吉川晃司だったようなのだが
その活躍は最後まで見られずじまい。
偽物の「人斬り抜刀斎」が吉川の役で
本物の抜刀斎である健くんと対峙する話らしいことは
分かったのだが。。。。

耐えられなくなって「1」の後は箸休めに
「ハガレン」を見ることにした
驚いたのはどちらも漫画→アニメ→実写映画という流れの
作品らしく、どちらも邦画なのにワーナー配給という
少し前の映画界では信じがたい構図なのだが
最近では普通らしい。
ハガレンは正しくは「鋼の錬金術師」というタイトルらしい。
知人は元アニメおたくの女性で
喫茶店でもアニメの話をすると1オクターブ高い声で大声で喋るので迷惑である
「ハガレン」も主人公が山田涼介君(平成ジャンプ)という
厳しい配役はあったものの山田君は頑張っていて
ディスる対象にはならなかったが
架空のイタリアっぽい国が舞台なのだが
ほぼ全員を日本人が演じていてビジュアル的に収支苦笑した
特に子供に金色のかつらを被せて外人の子供風にしようとしているのが
違和感たっぷりで
背景も文字も全部アルファベット表記なのに言葉は日本語、というのも
相当に苦しい見た目であった
作り込めば作り込むほど違和感は強化され
敵のボスが松雪泰子だったのだが、倒されるシーンの直前に寝落ちてしまった
本田翼がまだ若くて瑞々しい体をアクティブに振り回していたのと
ストーリーなどは観応えあるブラックな表現も多く
好感を抱いていたのであるが、残念ながら寝てしまった

知人に揺り動かされて「るろ剣2」に着手したが
始まってすぐに知人は帰らなくてはならなくなったため
一人で見ることになった
敵のボスは声で即分かったが藤原竜也君である
しかしながら回想シーンを除いて顔が包帯でぐるぐる巻きであり
「声の出演」と変わらない。
だとしたら、「ハガレンの弟君役と変わらないじゃないか」
というツッコミだけ知人にはかましておいた
結局「2」では敵役は倒されず、登場人物も
とっ散らかすだけとっ散らかして、「3に続く」とあった

「え?夏にやるのは『4』なの?」
と言った時には知人は不在。

るろ剣で一番痛かったのは何と言っても武井咲。
終始アニメ声で動きが緩慢である。
それで道場主だと言われても説得力はゼロで
途中何度も剣心の助太刀を買って出るが周囲には止められる
戦闘シーンでは男勝りの殺陣を披露するのだが
全部早回しとスタントを使っているのがバレバレ。
セリフも棒読みなら剣道も厳しいので、出来たら配役交代を願いたいところだが
もう代えられぬ(笑)
主人公の剣心に名前を尋ねたとき、
かれは「ひむらけんしん」と言っただけなのに
「緋色」の羽織をプレゼントするという
スーパー漢字読解力が彼女の凄い能力の一つなのか。
ふつうは「ひむら」と聞いたら
「日村」と思うか、「志村」と聞き間違えるか
はたまた「火村」とするか
いずれにしても「緋村」ではあるまい

藤原の女役のメアリージュンが浮いていた。
ハーフだから仕方ないが、幕末〜明治期に
自然に溶け込むほど時代背景は国際化されて居るまいて
それに何と言ってもそれまでの「斎藤一」観を逆撫でする
江口洋介演じる斎藤一の扱いが酷かった
日本に渡来したのが1884年、量産化されたのが1890年という割れている
紙巻きたばこをチェーンスモーカー然と吸い続けていて
明治11年(1878年)という時代背景が台無しである。

しかも新撰組時代を半ば反省材料として構成を送ったとされる
斉藤一伝説もちょっと汚している。どこか主人公に近い存在として
傍に置きたかったのかも知れないが、だったら紙巻きたばこは頂けない

そうやって考えると漫画やアニメって
人種や肌の色や言葉が
読み手や見る側の解釈で自由に扱える分、違和感なく楽しめる
素晴らしいツールであるな、と改めて思う
実写の厳しさはそういった部分を如何にスムースに誤魔化していくのかであって
例えば、「機動戦士ガンダム」を実写化すれば分かるが
国際色豊かなブリッジをどう描くのか、とか
実際には何語で「地球連邦」は会話するのか、とか
ハリウッド映画でも「英語を押し売り」するとドン引きなのに
※映画「スターリングラード」ではロシア兵を演じるジュード・ロウが英語で喋ってドン引きした
※映画「ブラックダイアモンド」では香港マフィア(当然、広東語で喋る)を演じるジェット・リーが物凄く美しい発音の北京語で喋っていてドン引きした
時代考証や人種を誤魔化すのは実写映画では
かなり見苦しい事だと思うなぁ、と

何故か邦画を見て痛感した也。

「るろうに剣心」最終章、初の映像解禁 佐藤健vs新田真剣佑の超絶バトルシーンも
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=137&from=diary&id=5981248
【モデルプレス=2020/02/21】俳優の佐藤健が主演を務める映画『るろうに剣心』シリーズ最終章の2作品『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』(それぞれ2020年の7月3日、8月7日公開)の初の映像となる特報映像が解禁された。

動画を別画面で再生する
かつては“人斬り抜刀斎”と恐れられたが、新時代の幕開けと共に斬れない刀=逆刃刀(さかばとう)を持ち、るろうの旅を続けていた緋村剣心(佐藤)が主人公の同シリーズ。「人を活かす剣」を唱える神谷道場の師範代・神谷薫や相楽左之助と出会い、穏やかな生活を送り始める。

◆「るろうに剣心」最終章、初の映像解禁

今回、今作で初となる映像が解禁。「るろうに剣心」シリーズの代名詞ともいえる見るものの度肝を抜いてきた超絶アクションシーンは今作でも健在。冒頭から始まる、全力疾走、壁走り、高速回転アクション。今回もとんでもない危機に立ち向かう剣心のアクションシーン、そして、神谷薫(武井咲)、相楽左之助(青木崇高)、高荷恵(蒼井優)、明神弥彦(明神弥彦)らおなじみの神谷道場の仲間たちと幸せそうな表情を見せる剣心。一辺、頬の十字傷から血を流し、悲壮感漂う表情を見せるカットが…剣心の身に一体何が。

そして、「抜刀斎の頬に、まだ十字傷はあるのか」と語る、剣心の前に現れた<十字傷の謎>を知る男・縁(新田真剣佑)。剣心に強烈な恨みを持ち、剣心だけでなく剣心と関わるものすべてそして剣心が作り上げた新時代をも破壊するために、<人誅>を仕掛けてくる。異国の狂気を身にまとい日本に脅威を与えるその存在感は、いまだかつてないほどの危機を伴い剣心たちに襲いかかる。

「すべては拙者への復讐」と悟る剣心。剣心と縁の過去に秘められた因縁とは?映像のラストには、壮絶な戦いを予感させる剣心と縁の超絶バトルシーンの一端が垣間見える。剣心は、最後にして、シリーズ最恐の敵・縁との戦いへ挑む。

日本映画を代表するスタッフ陣が細部までこだわりぬき、常に観客の期待以上のクオリティで進化し続ける「るろうに剣心」シリーズ。2014年の前作(京都大火編/伝説の最期編)の公開から6年が経ったが「剣心にとって最も大事なエピソード。最終章を撮らないと、るろうに剣心が終わらない」と覚悟を決め、「作るなら一番良いものを届けたい」と前作超えを誓って挑んだ製作陣の並々ならぬ思いが、この特報からも伝わってくる。佐藤自身も「代表作」と語る「るろうに剣心」の緋村剣心役は、はまり役として彼のファンの中でも人気のある役柄。クランクイン前のアクション練習などの準備期間を含め、1年以上今作と向き合い、再び緋村剣心を演じ切ることを追求していた。(modelpress編集部)
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