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2019年12月11日17:33

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クスリと禁酒と睡眠不足

この一年は激動と老化と怪我と疾病の
漢字二文字で表すとなると「苦悶」の一年だった
まだ終わっていないのでどうなる事やらと思いつつ
師走の中盤を折り返そうとしている。

挫折は元旦の朝から始まっていた。
前夜、即ち大晦日の夜、
単身赴任から自宅に帰って何日目であったか忘れたが
ストレスからかはたまた疲労からか
背中に強い張りを覚えていて
弱冠二十歳の娘に
「背中を揉んで欲しい」と頼んだところから間違っていた。
娘「いくらくれる?」
僕「時給千円」
娘「一時間も揉めない」

そんなやり取りをしていると
中学生の息子が
「俺、やる!やるやる」
としゃしゃり出て来たのだ。
ところが息子が背中をマッサージしても
全く気持ちよくも何ともないので
「背中に体重をかけて乗ってくれ」
と娘にいつも頼んでいるように追加注文をつけたのである。

そうするとバカ息子はほぼキックに近いストンピングを
首筋に「エイッ」とお見舞いしてきた
「それはキツ過ぎるし、痛いわ」
「ほんなら、このくらい?」
「それは弱いわ」
などとおバカな会話をしながら、結局
「揉みつかれた」
と言い出して20分ほどで息子の方がギブアップした

「300円てとこやな」
「えー」
みたいな会話をしたが、結局支払っていない(笑)

翌日、元旦の朝ね
目覚めると肩が痛い
どうやら首から痛い
寝違えた時のあの痛さである。
振り替える事も出来なければ、右腕の二の腕がパンパンに張っている
家内は無邪気に
「買い物に行こう、(娘の)バイトを覗きに行こう、初詣行こう」
と朝から外に誘い出して来て
「実は腕が痛いねん」とも言えず、それに付き合った。

翌日までには痛みは右手指先にまで広がり
最終的には右腕全体が痺れ始めた。
痺れ始めた日が正月休み最終日だったので、
新幹線に乗って福岡に戻った

仕事始めから苦痛に満ちた表情をしていた筈である
マッサージ屋に行って状況を伝えると
若くて豊満で力強い女施術師がたまたま担当になったので
内心ほくそ笑んでいたのだが
「お客さん、この張り方は。。。病院に行った方が良いです!」
と丁寧に教えてくれた
22歳の艶っぽい体臭を放つそのセラピストは
とはいえ45分ほど僕の肩や腕を揉んでくれた。
変な意味では無くて
異性のこういったボディタッチやマッサージには
「幸せホルモン」と呼ばれるオキシトシンの分泌を促す効果があり
それはそれで値打ちがあったのだが
自宅に帰るとほぼ元に戻ってしまい、
うんうん唸りながら土日を乗り切ると、明けの月曜日は
得意先にあいさつ回りをした足で病院に行った

「おー、頸椎やってるね」

頸椎損傷らしい。ただ、治るには時間がかかるだけで
痛みをどう堪えるか、だけが僕に課せられたミッションらしい

結果、3か月ほど毎日「痛い痛い」言いながら
ほぼ麻薬同然の薬をラムネのようにポリポリ食べながら
苦痛に耐えつつ仕事に没頭した
体は元気なのだが、右腕全体が痺れと痛みで
夜も眠れない
ロキソニンが切れると目が覚める感じである
ある日、帰宅後に薬を飲み忘れて
自宅で朝まで寝てしまった事があった
「は!痛くない」
痺れは残っていたが、痛みが無いのでぐっすり眠れる!
現在も指先には若干違和感はあるものの
既に今年はゴルフは4ラウンドしているくらいに回復している。

もう、春を過ぎていた。
今度は休日出勤のオンパレードとなり
3か月で10日ほどしか休めない事もあったが
まぁ、健康に過ごしたさ

ところが夏場に急に連日の頭痛
冷水を飲むと少し意味が軽減されるので
「軽い熱中症だろ」
「慢性の軽度の熱中症だろ」
「持病の片頭痛のアレだろ」
と軽く考えていたら、
段々と痛みが強くなっていく

酷い時は眼球が飛び出しそうになり
耳の奥からジンジンと圧を感じる
「こりゃ、ただ事ではない」と感じたのは
とある飲み会の夜であった

「ずっと頭痛に苦しんで寝不足なんですよ」
「あんた、正月も言ってたね」
「それは腕が痺れる件です」
「そっちは治ったのかい」
「お陰様で、痺れは残りますが痛みも無いので
薬の服用はやめて、お酒も飲んでます!」

しかし、アルコールが入った直後
頭痛が急激に襲ってきたのである。
それも左半分だけ

翌日から病院廻りである
 脳波は異常ない
 虫歯や歯茎の化膿も無い
 頸椎もほぼ正常
残るは耳鼻科だ、と行くと
CTスキャンで判明した

「あんた、これは痛いだろう。副鼻腔炎の強烈な奴や」
CTの写真を見ると、綺麗に頭蓋の左半分が真っ白になっている
「白い部分は炎症か、腫れか、で。黒い部分が膿かな」
膿は殆ど無く、ただただ腫れている感じである

そこから、また薬漬け
酒断ち
「腫れが引いたら手術しようね」
気軽に言う若い女医。
しかし、通院の曜日を変えると
中年紳士の医師に代わった

「あのー、そろそろ手術しないといけないですか?」
「しなくて済むならしない方が良い。
他の不具合のリスクが高まる」
「最初の女医が『手術、手術』と楽しそうに宣告したんですが」
「その先生とは話をしておくから」

そして11月の半ばにやっと
手術回避が決定し、投薬治療が終了した
やっと酒が飲めると
その喜びを噛み締めて間もない12月初頭に
今度は

15年ぶりくらいに風邪を引いた
僕は風邪をひかないのが自慢だったのに。。。
咳が止まらず、夜は眠れない
どうやら、室内の湿度が40%以下だったので
乾燥していたのもまずかったみたいだ

また禁酒である
またラムネみたいに薬をポリポリ齧りながら
仕事している
体は元気だが、睡眠が足りず
特にポテンシャルに問題はない
だが。。。。

今年はこういった感じで
薬と睡眠不足と痛みとで
散々な1年であった

事故めいたものは来年は同様にはならないだろうが
色々判明した事がある

しばしば苛んでいた片頭痛はどうやら
副鼻腔炎であったこと

頸椎のトラブルは多くの中年男性が経験している事

そして風邪を侮ってはいけない事

来年はその辺りを注意して健康に過ごしたいと
切に願うばかりである。



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