宣言残留を潔しとしたイーグルス・則本兄に対して
非宣言残留を移籍をしない意思表示としたドラゴンズ・大島
見事に相反する「生涯所属」宣言である。
思えばタイガース・鳥谷もそうだったのかも知れない
だが、球団が戦力外通告を行えば
即ち任意引退するという意味なのかどうか、は
二人とも分からない
怪我を抱える事になった則本と
年齢による身体能力の衰えとの闘いがこれから始まる大島に
それぞれの球団がどう応えるのかはまた別の話である。
ずいぶん以前に
田沢が社会人野球からNPBを経由せずにメジャー挑戦した時に
NPBは色々とアマチュア団体と連携して人材の流出を阻止する策を講じた
正確には、ただ出ていくのを阻止しただけで
本人が望めばそういう契約でポスティングでもFAでも挑戦は可能なのだが
今回メジャー挑戦を宣言したベイスターズ・筒香はともかく
ライオンズ・秋山があと3歳、いや5歳若かったらと考えると
則本や大島の「生涯」宣言はある意味、かなり重いのではないか
相思相愛でないとこの「生涯宣言」は殆ど意味を成さない
過去にも移籍した球団で「ミスター化」した選手も多数ある
NPB入りしたその年から開幕投手を務めるなど
ある程度NPBでのキャリアを極めた感がある則本の生涯宣言には
7年契約と言う異例の球団サイドからの保証が示されているからこその
判断であろう
仮に来季早々にホークスの周東やライオンズの平井辺りが
「生涯宣言」したら鼻白むだろう
ただ、大島が流出したらドラゴンズは打線の編成に悩むはずだ
ここまで安定して出塁率が高いバッターを手放せば
代わりは居ないからである
主砲を生かすも殺すも彼の活躍次第なのである
■中日・大島がFA権を行使せず「ドラゴンズで野球人生を終える覚悟」
(ベースボールキング - 10月28日 18:00)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=212&from=diary&id=5842817
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