本日はまだ水曜日なのだけれども
今回は「土曜日のタマネギ」を紹介する。
斉藤由貴が純正アイドル路線に居ながらにして
アーチスティックな楽曲に傾倒していった最初のターニングポイントだと
個人的には思っている。
全編アカペラで、という当時の歌謡曲としては珍しい存在であり
斉藤は映像のとおり、きちんと歌っているのであり
そこも大したものだと思うわけである。
斉藤のコケティッシュな雰囲気を強くフィーチャーしすぎて
最近のアイドルと比較すると些か甘ったるすぎて
吐き気を催す人もいるかも知れないが
これが当時は最高にご馳走だったのである。
この曲の作詞を担当している谷山浩子は
後に多くの楽曲で作詞を提供するなどしたが
この曲で世に知られたといっても良いだろう。
谷山自身もセルフカバーで歌ったりしていたが
斉藤のを聴いてしまうと、とても聴けない(笑)
悲しいかな、ボーカリストとしても斉藤の方が上である。
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