mixiユーザー(id:6231411)

2016年01月06日00:46

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極刑をください

駅員が痴漢を行ったという事実、これは重たいと思うのであるが
一般的に痴漢行為を行った社員を会社が解雇できることが正しいかどうかといえば
そこは微妙な判断である。
これを発展させて、
「正社員だから解雇されない、非正規社員だから解雇される」
という議論に持ち込むのは乱暴すぎると思う。

もちろん、痴漢行為は犯罪であり許されないことであるのだが
例えば「万引き」は許されて「痴漢」は許されないという考え方は
僕は違うと思う。
嫌な思いをする相手は万引きにしても存在しており、
直接嫌な思いをするか、間接的に嫌な思いをするかの違いはあるけれども
どちらも悪いことで犯罪であり、罰せられるべきであると考えるのである。
同じく、飲酒運転もしかりである。

その上で、正社員は雇用期間が無期なのに対し
非正規社員の多くは派遣であったり有期であったり
罰則の基準が大きく分けて注意と解雇くらいしかなかったり
そういうのが
正社員はセーフで非正規はアウト。。。みたいな格差にも
結果的には繋がっているのかもしれない。

それでも痴漢行為に繋がるような
異性への強い興味を持つという本能的な部分は
無くそうと思っても無くならないし、無くなったら困る。
そういうのを犯罪に反映させるないで、社会生活を送るように努めるべきである。

だが、多くの人が暮らす社会においては
「逸脱」が常に含まれるのである。
これは個人が逸脱しているのではなく
全ての人間が、社会生活を営む上に置いて
少しずつ、いや少なからず「逸脱」していて
中には性的欲求を犯罪行為でしか表せないような人も
存在しているのだ。

病人か?いや、そういう人に対しても
矯正可能な問題であれば、そこは矯正していくのが社会の役割だ。
直接被害に遭った人からすれば我慢ならないと思う。
しかし、いつ何時、どんな種類の社会的逸脱に巻き込まれるかは
我々は予測できない。
痴漢だけ防御しても無駄だ。

酔っぱらいに絡まれるかもしれないし
犯罪に憧れるヤンキー少年たちの被害に遭うかも知れない
目立つ存在ならストーキングされるかもしれないが
それが何かは我々には分からないのである。

我々は社会の装置として
犯罪者にはその犯罪の重さに応じて罰則を与え
罪を償わせた上で
社会の一員として再び復帰できるように矯正して
社会に送り返すことが重要なのである。

高校生に父親を殺された僕が言うのだから
本気でそう思っている。
罪が償いきれなかったり、矯正不可能な存在には
容赦なく極刑を与えるべきだとも思うのだ


■痴漢駅員の解雇無効は「正社員優遇」すぎる? 女性利用者は「もう乗れないよね」と呆れる
(キャリコネ - 01月05日 18:00)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=210&from=diary&id=3789742
電車内での痴漢行為を理由に東京メトロ駅員の男性が論旨解雇されたのは不当だと訴えた裁判で、東京地裁が2015年12月25日、解雇は無効とする判決を言い渡したことが報じられている。

石田明彦裁判官は「解雇は重すぎ、手続きにも問題がある」と指摘し、解雇された2014年4月以降の給与を支払うようにも命じた。しかしネットでは、利用者から違和感があるという声があがったほか、非正規雇用であれば確実に解雇になるはずとして「正社員優遇すぎる」という批判まで起こっている。

「これ東京メトロも被害者だよね」と同情する人も

男性は2013年12月に東京メトロ千代田線内で、当時14歳の女性の身体を約5分間触ったとして逮捕され、略式起訴の後で罰金刑が確定。同社は2014年4月、起訴を理由に男性を論旨解雇した。

裁判の中で男性は「痴漢はしておらず、釈放されたい一心で認めてしまった」と主張したが、判決では「痴漢はしたと認められる」と退けた。つまり地裁は痴漢が事実であっても、正社員を解雇するのは重すぎると判断したことになる。

この判決に対しては、女性向けコミュニティサイトのガールズちゃんねるに反発の声が殺到している。「痴漢を防止すべき駅員の厳しい処断は当然」という会社の主張に賛同し、判決はおかしいというものが圧倒的だ。

「いやいや(解雇は)有効ですよ。気持ち悪い。駅員が痴漢なんて言語道断」
「14才に卑猥な行為して、要は痴漢の内容は軽いみたいな判決で済ませていいの?」
「この裁判官、娘はいないのかな? 残念だよ」
「鉄道側は犯人をキチッと解雇した。なのに裁判官に不当解雇だと言われた。裁判官がおかしい」
あまりに納得できないとして、「これ東京メトロも被害者だよね」と同情する人も。会社は判決後に「当社の主張が認められず遺憾」とコメントし、キャリコネニュースの取材に「判決内容を精査し、控訴前提で進めていきます」(広報部)と回答した。

解雇できないのは正社員が「社会福祉」だから?

フリーライターの赤木智弘氏は、この判決について「多分『温情判決』の範囲なのだと思う」と評し、「解雇という今後の生活を左右するようなことは、その罪に比して、結果が重すぎるということなのだろう」と推測したうえで、このように問題提起する。

「しかし、僕にはそれはあまりに『正社員優遇』であるように思えてしまうのだ」
赤木氏は「本来、会社にとって不的確な人間を排除することは、会社の権利であるはず」だが、正社員が会社から給料を貰うことで生活を成り立たせている実態から、「排除するルール」によって簡単に解雇させられなくなったと指摘する。

そのために、正社員の代わりに解雇しやすい非正規社員が生まれ、「労働格差が法的に決められてしまうことになった」という。このことが今回の判決にも通じるというのだ。

「鉄道会社に痴漢が勤務することが許されることも、非正規が真っ先に首を切られてしまうことも、その原因は正社員を会社に努めさせる(原文ママ)ことが『社会福祉』として機能しているからだ」

そのうえで、会社から離れた個人が生きていけない社会であるならば「それはまっとうな社会福祉が存在しないことに等しい」と断じ、「社会福祉を企業に担わせず、本来、国民を守る義務を負っている国が、ちゃんと再分配を担う社会にしたいと願っている」と締めている。
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