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2019年12月07日21:22

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和服(着物、呉服)について考察してみた

最近、和楽器バンドに嵌ったお蔭で彼らの衣装である和服(正確には和洋折衷の衣装)に興味が湧いて色々と検索してみた。和服は、着物や呉服ともいわれ、三国時代の呉(養蚕が盛んだったそう)から卑弥呼の時代の倭国に絹服が伝わったらしく、呉服というと現在のブランド服を意味する感じで呼称されたらしい。唐代に飛鳥時代の日本に伝わった漢服(漢民族の服)は、貴族の宮廷衣服として広まったらしく検索すると、やはり和服に酷似しており、どちらかと言うと和楽器バンドの衣装は、唐代の漢服に似てる気がする。良く来日、中国人が嘆くように京都を中心に日本には失われた唐代の文化が脈々と受け継がれてるの事に中国では消滅してしまった文化が日本に根付いてる現状に訪日中国人たちは羨望と嫉妬を感じる様である。
 絹織の他、染めや、刺繍も中国から伝わったらしいが、日本で独自の発達と遂げて現代の着物が出来上がり、特に女性の振袖は、優美で華やかな為、世界中にファンが多い民族衣装とのことである。よって、着物に憧れる訪日外国人女性(特に中国人)が着用して街歩きをしたがってるらしい。・・・・京都近辺で見かける和服姿の女性の多くは中国人との報道が多々ある。
 欧米人が憧れるアジアの女性の民族衣装には、チャイナドレス、チマチョゴリ、着物、アオザイなどが有るが、もっとも雅且つ高額で着付けが難しいのが着物であり、敷居が高いんだそうな。ちなみに僕も好きなチャイナドレスは漢服ではなく騎馬民族である満州人の民族衣装だそうで襟元は馬上で風が入らぬ様に、スリットは乗馬のし易さの為の工夫なんだそうな。・・・・これらチャイナ服は、清朝が漢人に強要した為、近代の中国人に定着したものであるが、目下、中国では、中華レストラン等の女性店員の制服化して街中で普通に着用してる姿は見かけないそうだ。・・・・そこに着物を普通に着用して街に出かけても奇異の目で見慣れない日本に中国人は驚くそうだ。・・・・だって、和服のルーツは漢服なのに中国では廃れて着れもしないのに、日本では美的に発展し今でも晴れの舞台で広く着用されているんだから。
 漢字や着物、儒教思想や中国(漢〜隋)の歴史思想は日本文化のルーツとなって独自に発展し継承されてるのに中国では失われたものが多い。(清朝、文革)
 なお、日本人は、お隣の国の様に文化泥棒を行いウリジナルを唱えない点を中国人は、強く評価しているようであり、究極の選択を迫られたら日本を選択することは明らかだと思うね。・・・・日本人は、この日本の文化のルーツが中国に有ることをよく認識しており、島国日本で独自に発展昇華されたことを誇りに思ってるのである。
ちなみに写真は、和楽器バンドのゆう子嬢の衣装、唐代の漢服、着物の順です。
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