想い出は全てブーツと共に去りぬ

日本の航空自衛隊などでは転勤が決まったパイロットがその部隊でのラストフライトの後でみんなでバケツの水を掛けて送り出す、、、なんて事もあるみたいですが、、、
アメリカの空母のカタパルト発進のシーンでカッコいいのは発進するジェット戦闘機の横で黄色いジャージを着て発艦の合図をする「シューター」と呼ばれる「発艦信号士官」の事、、、、片膝をついて進行方向に腕を指し示す、ポーズをとる、、、例の奴です。
このシューターと言うのはたいてい，、、各部隊から選出された元パイロットで、、、階級も「少佐」クラスが多いのだけど、、、この「シューター」の任務が終わって転勤する前に行うのが「ブーツシュート」と言う儀式。
カタパルトのシャトル、、、と言って、ジェット機の前輪を引っ掛けてスチームで引っ張って加速する装置に、いままで履いていた「ブーツ」をセットして「カタパルト発進」を大真面目にして「射出」します。

セレモニーが終わると、当然、はだしで自室に戻らなければなりません。