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2019年11月30日19:38

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[ある特攻隊員の死、祖母と辿る兄の最期」

私は「愛媛シベリヤ抑留者の会」に入っています。
私の父親は終戦後、、、シベリヤに抑留されて昭和23年に舞鶴に復員するまでシベリヤで木を切っていました。

 この会の現在の会長が西条市の「松木敏夫」さんと言う方で、生まれた時は父親は出征して満州にいたようです。
  御父上がソビエト「現在のロシア」に抑留されて亡くなっているのでお父さんの顔は見た事も無い、そうです。
この「松木敏夫」さんから本家が最近、NHKから取材を受けて放送が12月07日の夜の11時から、、、らしい。本家の「松木昭義」と言うのが昭和20年4月6日に特攻で亡くなっているらしいので調べて欲しい、、、と言う事でした。

そこで西条市の「伊藤勇」先生に連絡を取りました。
伊藤先生は今治南高校の校長をされた方で、西条市の楢本神社で毎年、10月25日に行われている「愛媛県特攻戦没者慰霊祭」の世話役をされています。

すると、、、「松木昭義」はこの伊藤先生が校長をされた「今治南高校」から出た唯一の特攻戦死者であり、、、詳しい資料を持っている、、、、と言うので急遽、直接、会いました。

松木昭義は「甲飛予科練」の12期、、、12期と言うのは、昭和19年、、20年頃に、なんとか実戦に出れた最後の搭乗員のクラス、、、、、97艦攻で串良から出撃しています。

「菊水一号作戦、第一 八幡護皇隊」、、、、あれ、、、八幡護皇隊、、、と言うのは学徒出陣の予備学13期を主として大分県の宇佐空で結成された特攻隊で、、、確か、私の親父の同級生が居た筈、、、、

すると、同じ4月06日に同じ串良から同じ97艦攻で「第一 護皇白鷺隊」として「海田茂雄/予備学13期/愛媛県松前町」が出ている事が判りました。
「第一 護皇白鷺隊」は姫路で編成された特攻隊なのですが、、、中心は殆ど予備学13期の学徒出陣組、、、、、

この海田少尉は愛媛師範学校では私の父と同級生なのです、、、、、さらに、この「海田少尉」の甥にあたる方が現在「今治図書館」の館長をされているのです。
さっそく、この「海田」館長に「12月07日にNHKで放送がある、そうだ」とお知らせしました。

、、、、すると、、今治にはもう一人、宇佐空から「第二 八幡護皇隊」として1週間後の
昭和20年4月12日に特攻で戦死している「越智光/予備学14期」と言う人がいる事が判明、、、、、、この「越智光」さんについては別の機会に報告します」

この時点で、、、何か、、、死んだ親父のお導きがあるのかな、、、?,,,なんて、、偶然の一致カモ、、、なんて、思っていたのですが。

その後、、、

伊藤先生から電話、、、「おい、、おい、、、味口君、、、松木さんの御宅に電話をしたら奥さんが出て、、、この奥さん、、、私の知り合い、、と言う事が判ってビックリしたよ。
この奥さん、、昔、学校の先生をしていて、、、私と同じ学校で同僚として働いた事があるのよ。びっくりした」と言うのです。

これって、、、単なる偶然、、、では無いですよね。
            越智光さんについてもビックリな話は、、、、続く




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