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2021年03月10日15:57

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Returned to the Philippines

リターンドゥ・トゥ・ザ・フィリピン、ようやくフィリピンへ戻り常駐場所で勤務再開。
コロナ禍により日本から渡航するまで紆余曲折があったが、2/20の夕刻便に搭乗し現地時間22:00にマニラ空港へ到着。通関時には一週間の隔離で使うホテルの予約表やPCR検査の受付と費用支払い等の手続きがあり、大した人数にもかかわらず完了するのに一時間半かかった。
その後空港から10分程度の繁華街であるマラテ地域のホテルへチェックイン。五日後に受診するPCR検査で陰性結果を得るまでオトナシク隔離されていなければならない。
左画像上は隔離ホテルの部屋。ごく一般的な部屋だが、シャワーのみでバスタブは無し。また冷蔵庫は壊れていて使えない。その旨をフロントへ架電すると「隔離中だから修理人が来れない」というつれない返事。左画像下は外の通路で部屋の入口に並べられた椅子。三度の食事はこの椅子の上に置かれ、隔離者達は配膳人が去った後ドアを開けて食事のトレーを引き入れ、摂食後はソレをこの椅子の上に戻す。まあ、内装がきれいで鉄格子が無い独房生活かなと感じた。
中画像はホテルから提供される食事の一例。これは水牛肉?煮込みとパサパサ長粒米ご飯。もちろん冷え切っている。それとペットボトル1本の水。オカズ1品は、鶏唐揚げやら魚フライ、朝食はソーセージ・エッグやらに代わるが、それとご飯のフィリピン式定食である。よく言えば一汁一菜ではあるが、困ったのは野菜類が全く無いのだ。こういった食事で二泊を越えての生活はツライ。
ホテルのレストランから追加料金で別途に料理を頼めるが、メニューを見ると野菜類はサラダとキャベツ炒めくらいしかない。野菜サラダを頼んだらレタス、人参、ピーマンのぶった切りに甘いマヨネーズのカップが添えられて出てきた。これではウサギや青虫になってしまうと思い、塩を届けてもらい、日本から帯同した粉末出汁の素と一緒に部屋にあった瞬間湯沸かし器で煮て野菜塩汁にして食べた。アルコール類は無提供だったが、成田のデューティーフリーでウイスキーを買っておいたので、この野菜塩汁をツマミに一応ニンゲンの食事を摂ることができた。
さて、PCR検査は2/25の14:30に女性の検査員が部屋までやってきた。到着すると部屋の中で防護服に着替えるのには??状態。ともあれ鼻奥と喉から検体を採取し専用容器に封印してから退出。検査には5分もかからないが、結果をe-mailで知らされるのには24時間が必要だと言う。そして翌日の2/26の14:15頃にやっと正式な検査結果報告を受診。当然のことながら陰性である。ところがこれだけでは未だホテルから出られないのだ。次はフィリピンのコロナ検疫管理局へこの陰性結果とJKのフィリピン所在地個人情報を送り、「検疫済証明書」を取得する必要があるのだ。
まことにフィリピン式の行政ルールで、政府関連の許認可では何度も同様な手続きをせねばならない。行政効率といった考えは無いようで、このようにすることが政府関連職員の職を守っているのであろう。
いずれにせよ、仰せのままに「検疫済証明書」の申請をe-mailで行い、待つこと三時間。やっと「検疫済証明書」が返信され、これをホテルのフロントへもe-mailしたのだ。この時点で17:30を超過しており、会社の車に迎えに来てもらうのを断念。二ヶ月ぶりの部屋に夜中に荷物を抱えて帰ればロクなことは無いのだ。そして翌朝2/27チェックアウト後の10:00にピックアップしてもらい、常駐場所へ昼前に戻った。
二ヶ月不在ではあったが、工場の女子マネ達が二回ほど掃除に来てくれていたので宿舎は清潔。しかしながら市水道を濾過しているフィルターの交換をしていない為水圧が落ちており、急遽運転手に手伝ってもらい交換。これで洗濯も温水シャワーも使えるように水圧回復。
右画像は2/27夕食時の自炊料理。近隣スーパーで買った茄子とオクラの煮物、小松菜の黒ゴマ和え、キャベツ炒めとベーコンエッグ。現地産ブランディの水割りで乾杯。
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