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2019年09月17日05:33

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キリスト教とカナダと私。

私の母方の実家は戦前からのキリスト教の家で、私はそこで生まれ幼少期を過ごしました。
食事の前には「天にましますなんたらかんたら(覚えてない)アーメン」とお祈りをしていたのを覚えています。
私が生まれる前はその家で聖書の勉強会をしていたそうですが、そのうち信者さんたちと協力して近所に教会を建てました。
毎週日曜日には礼拝があり当時幼児だった私は祖父母に連れられて行ってました。
牧師さんのお話を聞いて歌歌って、献金袋っていうのが回ってきてお金入れて大人は葡萄酒飲んでたような記憶があります。
礼拝が終わると子供は教会の隣にある牧師さんの家に行き、奥さんが聖書の絵本を読んでくれるのを聞くのが日曜日の日課でした。
行くと毎回聖書に出てくる人物などが描かれたカードをくれました。
祖母から名刺入れもらってそこに集めていたのですが、もしかしたら名古屋の生家のどこかにまだ残ってるかもしれません。

大人になってからなぜ母の実家はキリスト教なのかと母や祖母に聞いてみました。
・祖母のお父さんは農作業中に出来た傷が原因で破傷風になり若くして死んだ。
・祖母のお兄さんが18歳の時に医者になるつもりでカナダに渡った。
・行きの船の中でキリスト教の説教を受けて伝道師になろうと思った。
・それで本当にカナダで牧師になった。
・その影響で祖母もキリスト教信者になった。
・昭和初期に祖母は愛媛県の山奥から名古屋に出て来て教会で知り合った祖父と恋愛結婚をした。
という流れらしいのですが、どこまで正確か分かりません。

私もへーそうなの的にしか思っていなかったのですが、よく考えてみたらなんで医者になるのにわざわざ海外に行くのか、なんでカナダなのか不思議ですよね。
それで名前で検索してみたらウィキペディアにいました。
・「バンクーバー在住のおばを頼ってカナダに渡った」(!)
なんですとー。そんな話聞いてない。
誰だそれ。私の母方の祖母の父方か母方か?
おそらく大正初期。そんな時代に海外に?
ものすごく気になってネットで調べまくってみましたがさすがに話が古すぎて出てきません。
唯一分かったのが「バンクーバー在住の赤川牧師夫妻」。
どうやらこの人のようです。名前からして日本人同士で結婚したようです。
どういういきさつでカナダに渡ったのか全く資料がありません。
今度実家に帰った時にでも母に聞いてみようと思います。

そんなわけで、カナダには私が会ったことのない遠縁が大勢住んでいるらしいです。
いろいろ調べててワクワクしました。

それで私自身はキリスト教信者なのかというと全く違います。
むしろあんまり好きじゃないです。
仏教にも興味がないです。
古事記マニアなので日本の八百万の神様を信じてます。
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