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2019年10月22日17:22

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富山/雲ノ平 新穂高〜鷲羽岳〜水晶岳〜雲ノ平〜高天下原/周回)登山者憧れの地へ。他にも行きたい所を詰め合わせした幕の内弁当的登山へLet'sGo!!  1/4

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『ロード・オブ・ザ・リング』


好きでした。この映画。
指輪物語という3部作からなる長編小説を映像化した超大作。
確か毎年1部放映されて、続編を映画館で見るのを待ちわびたものです。



指輪物語はハイ・ファンタジーの代表作で、その後の架空世界の礎となった凄い小説。



ストーリーは、冥王サウロン(=悪の化身)が作った全てを支配できる指輪をめぐる物語。
冥王サウロンは復活一歩手前。 後はその意思と力の大半を封じた指輪さえあれば復活。
世界は混沌、危機です。滅亡です。ヤバいです。かなりヤバい。


指輪を唯一葬れる、燃え盛る火山火口に投げ捨てれば阻止できる。しかし、、、
この指輪さえあれば、世界を支配出来てしまう程の強大な力を手に入れられる。
魅力的な仲間9人が、各々の種族の思惑・背景からその指輪に様々な葛藤を強いられる...


そして皆、決意するんです。それがイイ。
そして中、主人公が最も小さく力もない弱い存在ということ。それもイイ。



多くの苦難、心の表裏、仲間のそして己の苦悶・葛藤が交錯しながら巌の死の山の火口を目指す。
心の揺れ動きが見るものを捕らえ、スクリーンへ釘付けにさせるのです。
不可能といわれた世界観を実現した美しさも合間って飽きる暇さえない内容。
2002年放映ながらも今でも奨められる秀作です。
書いてたらまた見たくなってしまった、、、



話は変わって登山です。



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8月中旬に北アルプスの最深部の1つ、雲ノ平へ行ってきました。



高校野球なら甲子園球場
高校サッカーなら国立競技場
高校バスケットなら東京体育館


スポーツには "聖地" と呼ばれる憧れの場所が存在しますが、登山で言うと『雲ノ平』と
答える人が多いと思います。


日本最後の秘境とも称されるその場所周辺には、日本100名山中最も距離のある水晶岳を
初め、鷲羽岳、三俣蓮華岳を配する魅力的なコースが多く存在し当に登山者憧れのロード。



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【富山・雲ノ平】
 新穂高〜双六小屋〜鷲羽岳〜水晶岳〜雲ノ平〜高天下原〜雲ノ平〜三俣蓮華岳〜双六岳〜新穂高



このコースはずっと以前から温めていた夢の山路。
雲ノ平以外も「いつかは行ってみたい場所」を贅沢過多で辿る魅力があるものの、
最低でも4泊5日を要し、コースタイムが毎日10時間オーバーというマゾ仕様。


これをソロ・テント泊装備でアタックします。



登山憧れの地を巡礼し、北アルプスの秘境にどっぷり浸かる山旅「ロードオブザ雲ノ平」のスタートです!


1日目  :ロード・オブ・ザ・雲ノ平/愛しのしと...鷲羽様    三角(左)三角(左)三角(左)今回
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https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1973400948&owner_id=61722344
2日目  :ロード・オブ・ザ・雲ノ平/二つの巌。そして夢の地へ
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3日目  :ロード・オブ・ザ・雲ノ平/北アルプスの秘湯・癒しの罅裂(かれつ)
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4日目  :ロード・オブ・ザ・雲ノ平/愚民の帰還
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1977316859&owner_id=61722344



今回はロード・オブ・ザ・リング以上の4部作の長編(予)。山旅もさることながら日記化も正直大変、、、
読むのも大変かも、、、。ですが、お付き合い戴けたら有頂天に喜びます!ヒィーーハァーー!!!




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【鍋平】0515


晴れやかな夏の朝です。


夜中に愛車の軽自動車を飛ばし深夜1時に新穂高入りするも、駐車場が満車。
こんな時間でも警備員が居るんですね...


仕方なくだいぶ戻ってぐいっと上がった場所にある鍋平に移動し、余裕で空きがあると思いきや凄い車の量に驚く...
なんとか軽自動車の利点を生かしてイイ場所に停めれましたが凄いことになってます。



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鍋平には立派なトイレがあるので、朝の事象はここで簡潔するのが◎
本来のスタート地点・新穂高センターにもトイレがありますけどね。40分かかりますが...orz


そう、新穂高の駐車場から溢れた者は「片道40分の十字架」を背負わなければならないのです。
おーーージーーザスっっっ!!!


しかし、普段は落選場所のここ鍋平さえも今日は満車のようで、警備員が入り口を封鎖してました。
嘘だろ?!そんなに?!



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さらに溢れた者たちは、鍋平の "有料駐車場" の列に並ぶようです。
警備員さんと立ち話をすると、長いことここで仕事しているがこんな事は初めてだそうな。



警備員「今日は山の上に、1つの町が出来るぐらいの人が登ってますよ...」 
恐ろしや、、、



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新穂高への登山口=スタート地点に立つための道開幕。
遠方より遥々来た者に優しくするのが礼儀ってものじゃないのか?と、愚痴ってみる。
だって遠いんだもの。


4泊5日のテント泊装備の背中の過重が更に増したかのような気分です。




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下に見える建物辺りがスタート地点。


あそこまで下らねばならないという現実に脚が震える...orz
それ以上に帰りの疲れきった身体が、この登りに耐えられるか甚だ疑問。


2019年の7月〜8月初めは毎週末台風がやってくる登山者には暗黒の期間でした。
お盆休み中頃も台風がルーティンのようにやってくる予定。
つまり、このお盆初旬は久々&唯一の好機となったのです。
猫も杓子も北アルプスへ向かうは必然。そりゃ山の上に町も出来るわけです。



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【新穂高センター】0555


ここが本来の登山口。北アルプスの玄関の1つにようやく到達。
もう汗ばんでます。じっとりとね!!!


新穂高センター前にいる人達が、トーナメント戦のシード選手宜しく悠々とした雰囲気に見えるのは
気のせいだろうか?




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ここでトイレや登山届けを提出。
ウォシュレット式ともここでおさらばです。


皆、体操等をして出発の準備をしています。
自分は既に充分すぎる暖気運転を完了済み。
「一気にロケットスタートできちゃうぜ!」と無駄に意気込んでみます。




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【新穂高センター出発】0615


いよいよ本当のスタートを切る。
のっけからロケットスタートと行きたい所ですが、案の定牛歩戦術。
鍋平のペナルティは確実に脚に加算されている様です。



しかし、快晴!
すれ違う登山者全てが喜びと期待に満ちた顔をしています。最高だこれ。



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【小池新道登山口】0626


ゲートを進みます。
今回は小池新道を主軸にしたコースです。


テント泊装備の人を見ると、妙に仲間意識を持ってしまうのは何故だろう、、、
同じ山を目指し、同じ苦しみを背負う者同士、何か「同類」の匂いを感じ取るからでしょう。きっとそう。



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ゲートを越えてもしばらく林道歩き。普通なら苦痛の時間帯。
しかし、快晴過ぎてテンション異常をきたしているようで心地よさしか感じない。


晴れとは正義也。





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視界から登山者が途切れることはありません。
何てったって、町1つ分の登山者ですからね。


テント泊ザックはグレゴリーのバルトロ率が高い。
自分のゴーライトは今まで担いでいる人は0。変わり物好きなAB型冥利に尽きると言うもの。



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【笠新道分岐】0720


ここが数多の登山者の膝を破壊する、登山道のシヴァ神・笠新道の入り口です。
自分の山の師匠もここはしんどかった、、、と言ってました...


膝に爆弾を抱えている自分は無理ゲーです。
ファミコン時代の伝説の無理ゲー"コンボイの謎" 並みに出鼻で膝崩壊するのは必至。



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【わさび平山荘】0734


ここまでユルい登りながら、重力を存分に感じながら歩いてきました。
程良いところに休憩適地。


ここで朝御飯とします。



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わさび平山荘の名物と言えばこれ。
木をくり貫いて造った水溜場に、キンキンに冷えた山水が注がれる。そこに浮かぶ果物。


ここで果物を食べる以外の選択肢は皆無です。
やっぱり朝は果物が食べたいじゃないですか?


普段はそんな習慣など無いんですけどね!(キッパリ)



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バナナーーーー!!!


アイツを食おうと決めていたのに無い、、、愛しの海老反りした黄色いアイツが、、、
曹の底に1本だけありました。
黒ひげ危機一髪!


今までの人生中、1番熟れたバナナでした。
「熟れる」から次のフェーズに移行してたと思う。超熟成って事にしておこう。
15分休憩して0745出発です。


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まだ林道ですが、いよいよアルプス感のあるビューが眼前に展開され始めました。

オラ、ワクワクしてきたぞ!!!



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シシウドがモリモリ咲いてました。


ロードオブザ雲ノ平への夢もモリモリ!




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双六小屋でさえコースタイムが6時間らしい。
先はまだまだ長いのです。



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ここまで緩やかな登りも、いよいよ角度を増してきました。


天気が良いのは喜ばしいこと。
しかし、あまりの快晴により日射しがキツい。



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暑い、、、
ここで悪態を吐いてはいけません。
そんなことしようものなら、山神様が天気を悪くさせてしまう気がするから。


ハイドレーションで水分補給しながらハイクアップ。



ザックを下ろさず、ボトルを取る煩わしさもナッシングで水分にアクセス出来るって想像以上に楽です。
ハイドレーション否定派でしたが、効果を知った今では宣伝役に回る程。オススメです。



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【秩父沢】0855


ここで大休憩を取ると心に決めて暑さに耐え忍んで来ました。


雪融けの水が集まって流れる水は熱冷ましには適温。
仰ぎ見れば上部に雪渓が残っていて、爽やかな谷風が心地良い。



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クールダウンし、鋭気を養ったら出発です。

一旦降ろしたザックを背負い直すって、特にテント泊重量級装備の時はホントに苦痛。
改めてその重さを再認識し、そして途方もなく感じてしまう、、、




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遠方には焼岳がくっきり。


皆、その眺めにうっとりの図。


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「ミソガワソウ」


今回はどれだけ花が見れるかっていうのも楽しみの1つですね。



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白い岩場の坂を登ります。
秩父沢でチャージされた筈の鋭気は既に蒸発し、滝のような汗が滴ります。暑い、、、


写真の人達がうなだれているのはそういう理由です。



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【シシウドヶ原】1019


暑さと湿気、背中の過重。


ドラゴンボールで例えるなら、「サウナスーツを着こんで精神と時の部屋で重力修行する」感じ。
スーパー登山人になちゃうかも。


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大休憩している人も多かったですが、日陰を欲しているためここはパス。

重力修行に勤しみます。



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暑さは時間と共に上昇し、日照並みに。
さらに坂の傾斜も上昇し、目は灰色に。


カール状の山並みが素晴らしく綺麗なのが救いです。



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木道が出現したので、鏡平に達したか?と思ったらまた登り出現。


ニセピークならぬ、ニセ休憩場。
浮かれてはいけません。登坂、まだあります。



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そうそう、これこれ!
「あと5分」の表示を見てないもの。


これが出てきたら本物は近い。



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坂を登りきるとまた木道。


ここまで来たら鏡平は目前です。



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【鏡平】1116


小池新道のパノラマビュー絶景ポイント、鏡平にある鏡池の水鏡です!


超絶な快晴な上に、遠方には槍穂高の峰々が、、、
無風でリフレクションが凄い事になってるし、、、


苦労が幸福へと昇華されていきます。



槍ヶ岳から大喰岳、中岳・南岳と続き、凹んだ所は大キレット。北穂高・奥穂高そしてジャンダルムまで一望です!



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その場にいた同じ年代の男性と、最高な景色が見れたことを喜び会う。


初対面ですが、それを吹っ飛ばしてくれる絶景なのです。
「3度目の正直でこの景色を見れましたよ...」って話してました。


ここに居れた人、全てが勝者です。


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【鏡平山荘】1131


鏡池を奥に少し進めば山荘に着きます。


大勢の登山客で賑わっています。
皆、あの鏡池のリフレクションの余韻に浸っているようでした。



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昼飯時なので皆大休憩をとっています。


自分もここで、マーガリン入り黒糖パンを腹に投下。
ハイカロリーを摂取し、まだまだ続く路に備えます。


ここの名物は "かき氷"
尖ったかき氷との2ショットを試行錯誤する姿が多く見られました。




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1146鏡平山荘を出発。

先の風景が青空をバックに見れる幸せと希望。
あの風景の先に、双六小屋がある現実に絶望。



長いんです。小池新道って。



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今度は鏡池を槍穂高をバックに見下ろす構図に。


あちらはもう、雲に覆われ始めてます。
良かった、鏡池で完全体の姿が見れて!
鏡池で雲なし・風無し・日射し有って好機、そんなに無いのかも知れない。




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雲が時間の経過と共に沸き立って来るので先を急ぎたい所。
しかし、ここからがしんどかった。
斜面をトラバースしている割に斜度があって、しかも太陽直火。



ここでは暑さに辟易した記憶しかない...



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過重と灼熱のダブルブッキングの猛威がテント泊装備の登山者へ降りかかる!

こんなことなら、かき氷でもっとクールダウンしておくんだったぜ、、、と、のたもうてみる。



ま、焼け石に水でしょうけど。



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ヤマトリカブトを愛でて、精神方面からの癒しに活路を見いだそうとしてみる。


ヒーリング効果で + 5 HPが回復。
撮影スクワットで −10 HPが減少。


ぐあああああぁっっぁあ



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そうこうしてる間に、槍さまは雲の中。

先で現れる鷲羽岳をノンガスで見たいけど、難しいかもしれない。ムムム、、、


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「ホソバノヤマハハコ」


乾燥した日向の高層な山路に生えてます。
植物が高山らしいラインナップになってきましたね。


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【弓折乗越】1258


ようやく登りきりました。 

危ない危ない。暑さで精神を持ってかれる所だった、、、



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ここを左に進めば笠ヶ岳
ここを右に進めば双六小屋


死のロード・冥王/笠新道を倒せる日は来るのだろうか、、、



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ここでブレイク。
笠新道程ではないにしろ、暑さに大分やられてます。
三俣テン場にたどり着けるか不安になってきました。


右の斜面にコバイケイソウが群れて咲く景色の奥は青空。
しかし、間もなく雲に追い付かれそう。



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1313に弓折乗越を出発。
あっという間に山地は雲の中です。


ニッコウキスゲが健気に咲いてました。
そう言えば、下山時は既に枯れてましたね、、、4泊5日はまだまだ長いのです。



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初日の辛い標高稼ぎで稜線に出て終わりではなく、稜線にアップダウンは無論あるわけで。


テント泊装備の重さはマシマシで過酷。
ですが、チラッと鷲羽岳が見えたらヤル気が倍増しで出てきた!



単純な男なのです。



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ミヤマキンポウゲが風に揺れていました。


この辺はちょっとした花畑でした。イイぃ、、、



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ハクサンイチゲもまだ残ってました。


花季が過ぎていても残雪がある場所で咲いていたり。
ガスった時もこの「花を愛でる」+「景色心眼補填」スキルがあれば勝者登山が可能です。



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人だかりが出来てるな、、、と思って寄ってみると
雷鳥がお尻を向けて逃げていく所でした。


自分が来たから逃げた風になるのでやめて欲しい。



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ちょっとガスが多くなってきました。


鷲羽岳が見たい願望よりも先に、雨中でのテント設営は先ずは避けたい。



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双六山荘のテン場が見えてきました。


鷲羽岳に懐かれるようなテン場のビューに興奮です!



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鷲羽岳が煌めく。
雲ノ平へのアクセスが近い「折立」からではなく、「新穂高」から登ってきた理由がこれ。


『憧れの鷲羽岳のファーストコンタクトは真っ正直から』


写真で一目惚れしてました。当に鷲羽岳ラブ。
大鷲が羽を両側に拡げたその姿を生で見たい。
そう願ったら自然と新穂高1択となった次第。


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【双六小屋】1406



途中挨拶を交わした男性から、テン場の混み具合が凄いことになってるって聞いてはいましたが
14時でこんなに埋まっているとは思っても見なかった。


さすが1町分の人が上がってるだけはある、、、尋常ではない多さです。
当初の陣幕地・三俣小屋のテン場もかなり人が多いらしい...



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テント設営完了!!!



予定変更で1日目は双六小屋テン場にチェックイン。
色々要因はありますが、ビールを旨そうにあおってる人を見て、心が折れました。



暑さに辟易した男の目の前にビール。
その訴求力にあがらう事が出来ようか?と、反語法で表現しちゃう程。




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サンダルに履き替えて、背中も脚も全開放。
この「幸福感」、判ってもらえますよね?!


テント陣幕料を納めに双六小屋へ。
大勢の登山者が皆、開放的な笑顔。幸せな時間が流れます。




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先ずは見なければ、、、愛しの鷲羽様を、、、


大鷲が羽を拡げたかのような山容。
拡げた峰々に彫られた谷筋の模様。
草木の緑、山頂や谷の茶の配色美。


カッコイイぃ、、、
男でも悔しいけど認めざる終えないクラスのイケメン、と言える。



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双六小屋の前は鷲羽岳が眼前に見えるので、眺めてる人が多かったですね。


まぁ、花より団子の人も居ましたが。



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長い時間惚れ惚れと眺めてました。


人だったら通報されそうですね。きっとニヤニヤ見てたから。
「おっさんのにやけ顔」なんて、完全な犯罪フラグですから。


さてさて、小屋へ受け付けに行きます。


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【双六小屋】



女性が生首を持つかの如く、何かをグワシッっと持っている。
何かな?とよく見たら、サイコロサイコロでした。



インスタ映えするアイテムのようです。ホウホウ、、、


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小屋の粋な計らいのようです。サイコロ。


双六岳(3つ)でも、双六小屋(4つ)でも対応可能。
難点は1人では持ちきれないってこと。


キィイイイイイィィィイ"ーーーー




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気を取り直して小屋にテント陣幕の受付を済ませます。
やはり小屋も相当混んでるようで、1布団を2〜3人で寝るようです。過酷、、、

スタッフが元気よく対応してました。



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サイコロ無くても、ビールがあるじゃない!


小屋前で持ってきた乾物をアテにして呑んでたら、そのテーブルの人達と仲良くなって
夕食前の小さな宴となりました。


こういう一期一会イベントも、ソロの方がエンカウント率が高いと思う。



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初対面でも、山好きとの会話は年齢・性別・経験の壁を一気に無効化出来る素晴らしさ。
楽しいひとときでした。


相手の方々が小屋の夕食時間なので解散。その後も暫く鷲羽さまと余韻に浸ってました。
自由気ままに過ごせるのもソロの特権。




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テント場に戻ると、さらに人口密度が上がってました。


テント場から溢れて通路まで設営されてました。
双六小屋も北アルプスの奥地の1つな筈なんだけどな...



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雲が出てはいますが、青空もある過ごしやすい天気。快適です。


双六小屋右からは槍ヶ岳からの登山者が流れ着いてました。
自分もいつか歩いてみたいコースです。


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テントに戻って夕食を。
ソーセージを炙りながら、今度は持ってきたビール500mlを追加プッシュ。

網のセットが逆なのは確か意図的だった、、、筈!!!


具沢山味噌汁の素にアルファ米・揚げ玉・生姜を入れて煮込んだオジヤで締め、ディナー終了。
御馳走様でした!



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そうこうしている間に夜の帳が落ち、ロードオブザ雲ノ平1日目が終了したのでした。



やはり鷲羽岳は男前。
生で目の前に羽を拡げる山容は圧巻の一言。
景色を目に焼き付ける作業に勤しみました。



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明日は本来なら三俣小屋からのスタートで早めに雲ノ平入り、という計画でしたが
双六小屋テン場からなので、ガッツリ歩かなければならない...鍋平の+40分が痛かった。


次回は、
北アルプス最深部の三俣小屋を訪問、鷲羽岳・水晶岳の2連盟を経て、いよいよ雲ノ平へ。
感動の連続だったが故に、日記を仕上げられるか不安な程のボリュームです



ロードオブザリングは1年毎の進行でしたが、それよりかは速く仕上げるように頑張ります!
ユルく、温かく応援宜しくお願いしますぴかぴか(新しい)





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...to be continued


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