mixiユーザー(id:61678213)

2020年12月24日02:15

134 view

石岡瑛子展 現代の本阿弥光悦

"石岡瑛子 | 展覧会 | 東京都現代美術館|MUSEUM OF CONTEMPORARY ART TOKYO"
https://www.mot-art-museum.jp/exhibitions/eiko-ishioka/


フォト


「ずっとこの空間にいたい」と思える展覧会は初めてです。

石岡瑛子展は、展覧会自体がアートだ。

「ザ・セル」「落下の王国」驚愕の映像は石岡瑛子の衣装から生まれているのではないか。

マイルスの、ビョークの、身体をデザインする。

mishimaの黄金の部屋は素晴らしい。
映画mishima(日本未公開)で美術監督をしています。

黄金の茶室のイメージでしょうか。
穴に落ちたアリスのように、不思議な感覚です。

https://youtu.be/DSoQ8_FPg8s

スクリーンの映像は床の間の掛軸であり花である。
フィリップ・グラスの音楽は松籟の音。
金閣は黄金の茶器のように飾られている。

なぜか落ち着く空間。

https://youtu.be/-Akuia6WwRg


「指輪」の神々はガンダーラの衣をまとい、ワルキューレは銀の翼を輝かせ、ニーベルハイムの住人は地底人。


この展覧会を体験すると、森美術館の「STARS」が霞んで見えるのはなぜだろう。


「科学はテクノロジーに、芸術はデザインに収斂(しゅうれん)する」と誰かが言っていたが、それを実感する展覧会でした。

彼女は現代の本阿弥光悦だ。


図録は注文生産?だそうで、早速申し込みました。



6 6

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する