サントリー美術館の「日本美術の裏の裏」は美術館収蔵作品の企画展としてはかなり意欲的。
収蔵作品主体の企画展は、収蔵作品と関連性のある作品を借りてきて会場をうめるスタイルが普通だと思う。
「日本美術の裏の裏」は、作品を展示する「場」のコンセプトを提案するインスタレーション。
第1章 空間をつくる
応挙の「青楓瀑布図」は、青楓を思わせるシルクスクリーンの樹林を通って瀑布に出会う。
スポットライトに蝶が舞う
四季花鳥図屏風 伝土佐広周
武蔵野図屏風の右隻左隻の間にすすき
第2章 小をめでる
雛道具を主にした、「かわいい」日本的小さな美術品。
この虫眼鏡の展示 いいですね(^^)v
第3章 心でえがく
へたうま絵?
室町時代の絵入り本「かるかや」
山口晃氏によると「素人ぽく書いているのではなく実際に下手で一生懸命描いている絵」だそうで、これを愛でる感性が日本人には昔からあるんだって。
この後、第4章 景色をさがす 焼き物
第5章 和歌でわかる 和歌をモチーフにした美術 第6章 風景にはいる 広重浮世絵
事前予約は必要無いのでふらっと楽しめました(^^)v
ランチは京橋のフィオレンツァで、1000円で楽しめるミシュラン店です。
生クリームを使わない「本当のカルボナーラ」フォカッチャ コーヒー付きで1000円です!!
気取らず気持ちのいい店(^^)v
ログインしてコメントを確認・投稿する