アーティゾン美術館の「鴻池朋子 ちゅうがえり」に行って来ました。
ハッタリくさいコンテクストや作家自身の物語性ばかりが注目される現代アートにあって、鴻池朋子の作品は、「見る」こと「つくる」ことの根源的、原始的テーマを愚直に追求しているようだ。
その汎神論的カオスは、グロット・ド・ラスコーと一木一草悉皆成仏の夢幻的婚姻。
皮トンビ 瀬戸内国際芸術祭2019参加作品集
瀬戸内国際芸術祭では森の中に棲んでいました
ドリームハンティンググランド
ヒョウ柄の毛皮が空飛ぶイカのようです
ギョッとするのは、毛皮ゾーン
モンゴルの狼?が天上に、垂れ下がる、毛皮の林。
オオカミ皮絵キャンバス
会場の中央に、襖絵インスタレーション
襖絵には、滑り台を滑ってワープ
襖絵は、惑星、生物の誕生? 墨絵の技量
「声と映像の部屋」はビデオ作品
ツキノワ川を登る
鴻池朋子が熊の毛皮を被って、カヌーを漕ぐ
浜辺の歌、ドラえもんの歌もいい
ビデオ作品は作家が自ら登場し、美声をきかせます
毛糸ツキノワタペストリー
アーティストです
今年度最高の現代美術展覧会ですね。
アーティゾン美術館は、六階の鴻池朋子から五階の「宇宙の卵」第58回ヴェネチア・ビエンナーレ日本館展示帰国展。
中央のバルーンから管が出て12本のリコーダーに息を吹きかけます。プログラムによる自動演奏は、バルーンに人が座ることでも変化します。鳥のさえずりをモチーフにしており、聴いていると不思議に落ち着く音楽です。
四階は、石橋コレクション。
パウル・クレーの特別展示。
アーティゾン美術館。
オープンに続いて、また感激しました。
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