国立近代美術館のピーター・ドイグ展。チケットは、日時指定のネット販売のみ。チケットピアのシステムを利用しましたが、一般1700円の料金にシステム使用料220円、発券手数料110円で計2030円也。国立西洋美術館の「ロンドンナショナルギャラリー展」のネット販売は1700円。同じ国立美術館でこの違いはなぜでしょう。
指定時間まで時間があったので、レストランに行きましたが、コロナで席を間引いているせいか、空いているのに入れませんでした。残念。毎日新聞ビルの食堂に行きました。予約した方が良いですね。
ピーター・ドイグは、1959年スコットランド生まれ。バスキア(1960〜1988年)、キース・へリング(1958〜1990年)と同世代ですね。二人とも亡くなりましたが。
展覧会の作品はすべて写真撮影可でした。
ガストホーフ・ツァ
小津監督の「東京物語」のオマージュだとか
展覧会の宣伝文句によると、
「ピーター・ドイグ(1959-)は、ロマンティックかつミステリアスな風景を描く画家です。今日、世界で最も重要なアーティストのひとりと言われています。
彼は、ゴーギャン、ゴッホ、マティス、ムンクといった近代画家の作品の構図やモチーフ、映画のワンシーンや広告グラフィック、自らが暮らしたカナダやトリニダード・トバゴの風景など、多様なイメージを組み合わせて絵画を制作してきました。」
だそうです。
ガストホーフ・ツァ 部分
この作品はよかったです。
時空間の重層的イメージ、ゴッホの「星降る夜」、なぜかユングの「集合的無意識」を感じますね。
収蔵作品のMOMATと、北脇昇の企画展もやってました。
収蔵作品でお気に入りは、秋岡美帆(1952〜2018年)神戸市出身。2018年交通事故で死亡享年65歳。
ながれ
そよぎ
よどみ
並べて展示しています。タイトルとおり、時間と空気の流れを感じます。
日本画のエリアはながーいソーシャルディスタンス。
北脇昇は静謐な絵で、日本画を感じさせる作品も有りました。
ピーター・ドイクのせいか、チケット購入方法が引っかかる展覧会でした。
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