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2020年06月24日10:00

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我々庶民は戦争により悲惨な目にあった。

https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=6131462



「我々庶民は戦争により悲惨な目にあった」→だから「戦争は良くない。絶対にするべきでない」

という論調をそこかしこで見かけます。
「悲惨な目」にあった人の話を聞かせることで「ああ、戦争は良くないなあ」と誘導するのが目的だと思いますが、、、
これ場合によっては逆効果ですよね。

みんながみんな意図通りに「ああ、戦争は良くないなあ」と思ってくれるとは限りません。

「米軍に攻め込まれてこんな目にあったあんな目にあった悲惨だった」と言う話を聞いたら「そうか、攻め込まれるとそんな目に合うんだな。攻め込まれるような弱体な軍事力は駄目ってことなんだ」と思う人がいても不思議ではありません。

だから「戦争は良くないんだ。絶対にするべきでないんだ」という結論に誘導したいのであれば
「勝った戦争の時に庶民は悲惨な思いをした」という語り部が必要なんですよ。

第一次大戦で日清で日露で
「勝ったことにより親が死んだ近所の人がみんな死んだ食べるものもなかった。なんとか自分は生き永らえた」って話を。
語り部でなくても資料でも推察でも良いと思います。

「関ケ原の合戦で勝利したことにより徳川方はみんな悲惨な思いをした」
「アメリカは独立戦争に勝利することにより国民は悲惨な目にあった」

そんな話を聞くと
「ああ、戦争は勝っても負けても悲惨な目にあうんだ。」→「戦争は絶対にするべきでない」に自然になると思うんです。

いわゆる太平洋戦争についても戦争初期。
「日本軍は連戦連勝したため国内ではアメリカ軍にどんどん殺されていった」って話をしないと。
末期の話をいくらされても
「それは負けがこんできたからだよね。やっぱり弱い軍隊では庶民は苦しむってこったから強くしないといけないって事よ」になっちゃいますよ。
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