mixiユーザー(id:614168)

2019年08月17日20:02

244 view

世界一周での観光的じゃないできごと、その3

世界一周での観光的じゃないできごと、その3


5月28日(火)

北アフリカのモロッコ、タンジェに到着。
モロッコの街にはカスバという地区がある。
城塞に囲まれた旧市街で、映画「カサブランカ」などに出てくる。
迷路のような狭い道を散歩した。
フォト


しかし、旧市街というのは飽きる。
午後からはカスバと反対方向へ歩いていった。

大きなホテルやショッピングモールがあった。
ユニクロのようなところでアフリカの服を買った。
フォト


アフリカといっても、モロッコはスペインのすぐ対岸にある。
街を歩いている人も白人ばかりだ。
話される言葉もフランス語だ。

マクドナルドに入ってハンバーガーを注文した。
できあがって「ムッシュー」なんて呼ばれた。
ムッシューって、おれのことか。
なんだか変な感じだった。
フォト



5月31日(金)

大西洋に浮かぶサンミゲル島のポンタデルガーダに来た。
ポルトガル領の島だ。
小さな島なので、1時間も歩けば街を出て島の真ん中まで来てしまう。

やはり素晴らしかったのは牛の奇形の剥製だ。
市立博物館に展示してあった。
フォト

フォト


サンミゲル島は大西洋の絶海の孤島だった。
16世紀から200年以上、狭い土地で牧畜が行われた。
その結果、近親交配が進み、奇形牛が次々と生まれた。

係の人の説明を聞き、一生懸命写真を撮っていたから変な東洋人だと思われたかもしれない。


6月7日(金)〜8日(土)

ニューヨークの寄港は2日間だった。
精力的に観光したけど、まったく見たりなかった。

どのように行動したか書いてみる。
1日目:タイムズスクエア〜マダム・タッソー蝋人形館〜エンパイアステートビル登頂〜トランプタワー〜セントラルパーク散策〜ブロードウェイでミュージカル鑑賞〜レストランや酒場を深夜まで飲み歩く。
フォト

フォト

フォト

フォト

フォト

フォト



2日目:地下鉄でブルックリン橋へ〜ブルックリン見学〜ロックフェラーセンター〜ニューヨーク近代美術館〜セックス博物館〜ブロンクスの242駅〜船に帰る。
フォト

フォト


ニューヨーク近代美術館ではサルバドール・ダリの「記憶の固執」を見られたのがよかった。
中学生のときに画集でこの絵を見て、頭が爆発しそうに驚いたのを覚えている。
去年はマドリードの美術館で、やはりダリの「燃えるキリン」を見たし、もう最高だ。
フォト


最後にブロンクスへ行った。
ニューヨークの中心、マンハッタンとブルックリンはそれぞれマンハッタン島、ロングアイランドという島にある。
つまりアメリカ大陸じゃないのだ。
ここはぜひ北アメリカ大陸に足を踏み入れねばならない。

地下鉄終点の242駅で降りる。
船に帰る時間が迫っていた。
出口から30メートルほどのところに食料品店があった。
夕食にちょうどいいからハンバーガーをテイクアウトで注文した。
ところが店員がおしゃべり好きで、ちっとも肉を焼いてくれない。
わたしが首からぶら下げているカメラを見て
「おまえ写真が好きか、どんなのを写すんだ」などと世間話をしてくる。
「そんなことどうでもいいから、早く作れよ!」

ハンバーガーができあがると慌てて地下鉄に飛び乗った。
だからわたしが歩いた北アメリカ大陸は往復30メートルに過ぎない。
フォト


それにしてもニューヨークは楽しい街だったなあ。
もう一度行きたい。
まだ行ってないところがたくさんある。
メトロポリタン美術館、、マジソン・スクエア・ガーデン、ゲイのメッカ・クリストファーストリート、ソーホー地区ハーレム地区のマニアックなお店など。
それにバスで2時間で行けるフィラデルフィアも楽しそうだ。

日本からニューヨークまで飛行機が7万円である。
宿泊は民泊かゲストハウスなら安いだろう。
来年あたり行ってみよう。

(たぶん続く)
10 6

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する