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2020年01月19日09:25

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HPVワクチンの記事を保存

日本人はどうして接種しないの?

恥ずかしいことに、なんとなく問題になってんな〜という程度でしか知らなかった。

とりあえず、未確定事項を断定的な表現で論文を発表した元信州大学医学部長が、厚労省から指摘されたら年度の途中で医学部長と副学長と教授の職を辞めて、そのまま附属病院の別の部門の特任教授に就任して、さらにHPVワクチンの副反応を研究する?

たった1匹のマウスの結果をもって、〜〜でしたー!!!!

との主張は事実に基づくものであって捏造ではない!!!!!
ということで、捏造か否かの訴訟が起こされたらしいが、
信州大学がいかにアカデミックかが全世界に知れ渡ってしまったわけだ。

当時の学内の産婦人科の先生の心境や如何にwwwww
というインタビューをやってもらいたいもんです。
これで産婦人科の先生はほとぼり冷めるまでは医学部長やら学長に着けなくなったのでは。
いらんこと言いかねないと判断されて。



■HPVワクチン接種の国内認知度は? 「日本人はどうして接種しないの」都心では中国人の希望者が続出
(AERA dot. - 10月23日 07:00)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=173&from=diary&id=5835779

日々の生活のなかでちょっと気になる出来事やニュースを、2人の女性医師が医療や健康の面から解説するコラム「ちょっとだけ医見手帖」。今回は「HPVワクチンの有効性」について、NPO法人医療ガバナンス研究所の内科医・山本佳奈医師が「医見」します。

*   *  *
 今月4日、ウォール・ストリート・ジャーナル日本版に「フィリピンでHIV感染急増、出会い系アプリ普及が背景」との記事が発表されました。

 記事では「フィリピンの新たなHIVの推定感染者数は2013〜2018年に2倍以上に増え、特に若い男性に蔓延している。HIV推定感染者数が世界全体では減少傾向にある中、フィリピンでの感染拡大は際立っている。原因を特定するのは容易でなく、専門家が一定の臆測を交えるのは避けがたい。だが公衆衛生に関する活動家らは、主に出会い系アプリの普及が背景にあるとみている」と書かれていました。

 記事の中では、出会い系アプリで知り合った男性と初めて避妊具を使わずに性交渉した後にHIVに感染した可能性がある事例が紹介されていました。その人物は、「若者は最近、出会い系アプリをよく使い、そして性交渉をする」と証言していました。

 性行為によって感染する病気はHIVだけではありません。ヒトパピローマウイルス(以下、HPV)も、性行為を介して感染します。女性の8割、男性の半数が、一度はHPVに感染すると言われています。

 HPV ワクチンは、日本では2009年12月に承認され、2013年4月から定期接種が開始されました。しかしながら、2カ月後の6月には副反応の懸念から積極的勧奨は中止されてしまいました。

 今ではHPVワクチンの有効性と安全性についての多くの研究が発表され、HPVワクチンが子宮頸がんの前がん病変である高度異形成を抑制するという医学的コンセンサスは確立されました。しかしながら、2019年9月現在も日本における積極的勧奨中止の状況は変わっていません。この間、日本のメディアはHPVワクチンの危険性を強調する報道に偏っていたという報告や、産婦人科医であっても自分の娘にはHPVワクチンを勧めていなかったことなどが報告されているのです。

 アメリカ疾病管理予防センター(CDC)では、今年の9月にHPVワクチン接種推奨に関して情報が更新されたばかりです。そこで、今回はHPVワクチンについて最近の報告なども含め、ご紹介したいと思います。

 HPVには100種類以上の型があり、がんの原因になる高リスク型は少なくとも13種類あります。このうち、HPV16型と18型の2種類が、子宮頸がんの原因の7割を占めています。HPV感染の多くは免疫力によって排除されますが、持続感染してしまうと前癌病変を経てがんになってしまいます。実は近年、子宮頸がんだけでなく、肛門がんや中咽頭がんなどもHPV感染が関連していることが明らかになっています。

 そんなHPVの感染を予防するのがHPVワクチンです。世界では、高リスク型である9つの型のHPV感染を抑える9価のガーダシル(ガーダシル9)が標準となっています。一方、日本では4価のガーダシルしか導入されていません。

 2019年8月、カナダのDrolet氏らが約6千万人を対象とした最大8年間のワクチン接種後の追跡調査を含む65件の研究を評価したところ、HPV感染した件数と前がん病変の発生件数が共に減少していたことがわかりました。

 さらに、2019年8月16日、CDCは米国の成人に対するHPVワクチン接種の推奨事項を以下のように更新しています。

「HPVに対する予防接種は、11歳または12歳のときに推奨されている。今回、11歳または12歳で予防接種を受けていない26歳までのすべての人も、HPVワクチン接種を推奨することを追加する」と。
 
 私の勤務先の新宿駅ナカクリニックであるナビタスクリニック新宿は、2017年12月からガーダシル9を海外から個人輸入し、希望者に対して接種を行っていますが、なんと希望者の多くは中国人です。2016年4月1日から2019年7月29日の期間中にナビタスクリニック新宿当院を受診しHPVワクチンを接種された方の性別や年齢、接種回数、HPVワクチンの種類、日本国籍以外の患者の在留目的を抽出したところ、判明しました。

 接種者計1323人(女性1112人、男性211人、年齢中央値は28歳<(10−65歳>))に対して、2734回のHPVワクチン接種を行っており、接種者に占める中国人の割合は2016年0%から2017年46 %、2018年65 %、2019年73 %へと増加していました。なお、中国人の在留目的は留学(500人)、医療ツーリズム(201人)、就労(139人)と留学が最も多いこともわかりました。日本人のHPVワクチン接種が伸び悩む一方で、ガーダシル9の接種を希望する中国人女性が急増しているのです。

 中国人のガーダシル9の接種希望者にとっては、HPVワクチンは接種して当然のもの。中国でワクチンを接種するのは心配だ、中国では希望しても数が足りず接種できない、26歳以上だから中国では接種できない、日本に留学中だから、といった理由で、日本での接種を希望して来られます。理由を聞くと、「接種するものでしょ、どうして理由なんか聞くの?」と言われたことや、「日本人はどうして接種しないの」と聞き返されたことさえあります。

 ガーダシル9の接種を希望する中国人女性が急増している一方で、日本人のHPVワクチン接種が伸び悩んでいます。HPVワクチンの効果と副作用についての正しい情報が、届くべき世代の男女に届くことを願っています。

○山本佳奈(やまもと・かな)/1989年生まれ。滋賀県出身。医師。2015年滋賀医科大学医学部医学科卒業。ときわ会常磐病院(福島県いわき市)・ナビタスクリニック(立川・新宿)内科医、特定非営利活動法人医療ガバナンス研究所研究員。
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