ライダーもウルトラも、登場から半世紀を経てなお続く希有なコンテンツ。
いまはやっていないけど、時代劇だと水戸黄門もそうだね。
役者本人は主人公役の仕事をせいぜい一年の仕事として請ける。
だから終わったら次の仕事の役としての応援が欲しい、その気持ちは判る。
役の追っかけよりも役者本人の追っかけをやってほしいわけだ。
今のドラマが作品よりも先に役者ありきなのは、そういう事もあってのことだろうな。
だから本人にとっては一年仕事で終わっているつもりの役が何十年も一人歩きするのを目の当たりにして初めてヒーロー作品に出演したことが実はライフワークだった、ということに気付いて改めて向き合えるんだと思う。
最初から今自分がやっている仕事に一生を掛ける覚悟が出来ている役者は少ないだろうよ。
見ていて判るのは平成ウルトラの長野君やつるの君、杉浦君、ジュージェネの濱田君ぐらいかな。
昭和では見当たらない。
全体を見ても希有な例だと思う。
逆にジャンボーグエースの立花直樹なんかはその覚悟が無くて自滅した見本のようなものだろうな。
ライダーの役者でこういったタイプは知らないが、昭和平成問わず覚悟が出来ていない気はするね。
古参であるはずの倉田氏がまだそれに気付いていなかったというのは意外だったが、まあ覚悟がなかったんだろうな。
自分から「卒業」せずに一生を賭けて応援してくれるファンは、得難い存在だが軽んじると怖いよ。
■倉田てつを「仮面ライダー好きじゃない」発言謝罪 ファンから批判の声噴出
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=8&from=diary&id=6476760
ログインしてコメントを確認・投稿する