PS-Home男の娘がUS-Homeに行ったら

男の子もプリンセスになれる！　ディズニーランドで「エルサ」になる夢をかなえた男の子が話題に
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=128&from=diary&id=5948859

そのかみ、SCEがPS3で運営していたセカンドライフ型の
ゲーム型チャットツール「Playstation Home」では
女アバターをデフォとして使っていた。
当初はナンパだらけでウザかったが
ネカマになるつもりはないので
言語は野郎言葉のまんまで通したら
「中の人は男」との認識が広まり、定着した。

　

　

　



JP Homeではそれで良かった。
しかし、USアカウントを作り、US-Homeに進出したら
とんでもないことになった。
今でこそLGBTなどのマイノリティが容認されつつあるが
その当時はクロスドレッサーは容認されない時勢である。
男はあくまで男アバター、女は女アバター
黒人は黒人アバター、中南米人は半黒人アバターと
自分の実情に忠実に似せて作るのが
ネット社会における彼らの基準だったのである。
このため、女アバターは使いながらも
JP-Homeと同じ感覚で男言葉で話していたつもりだが
英語には男言葉も女言葉もないため
みなこちらを、見たままの女と思いこんでしまった。
お陰で、公共スペースに一歩出ればナンパだらけ。
歩くたびに「hi」「hello」とまとわりつく。
うっかり返事をすれば「how r u doing」「how old r u」と続き
次の瞬間にはフレンド(マイミク)登録依頼の殺到。
黙殺すれば「オレは怪しくないぞ」と、リアル写真まで送りつけてくる。
キリスト社会は「偽り」を重大な背信行為として
忌み嫌い問題視されるので、ネカマがバレて公共スペースで炎上したり
深刻なケースでは、訴えられたという先例も耳にした。
面倒なので、片っ端から無視していたら
ある時は「オレが黒人だから無視するのか」と言われたことがあり、大慌て。
他人には見られない非公開の「プライベートチャットモード」で
「オレは男だよ」とカミングアウトして、事なきを得た。
以後は面倒なので、フレンド登録要請に応じることにしたが
お陰で「女」を演じ続けるしかなくなった。
そして、やがてはチャットセックスの要求やら
やれ写真を見せろ、ヴォイスチャットをしようなど、要求はエスカレート。
性のアイデンティティーが狂いそうになった。