政府最終消費支出、いわゆる「政府消費」の内訳。

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政府最終消費支出のうちの「保健」。文字通り社会保障の医療費の政府支出分。これはGDP統計上の「消費」に当てはまる。政府支出が増えることは消費が増えることと同義であって別段悪いことではない。高齢化社会など特に問題ではないのだ。足らずの財源は普通に国債(特例、いわゆる赤字)を刷ればいいだけ。政府が需要に対して支出すれば医療に従事する労働者に所得が生まれる。政府負債の増加と共に所得(=GDP)も生まれるのだから別段、何の問題もない。これを家計簿脳で問題視することでレントシーカーどもの商機も生まれてくる。毎度お馴染みの構造改革だ。インフレ率が国民生活を脅かすほどの上昇を見せない限り政府支出には上限はない。




支出面GDPの内訳。政府最終消費支出はGDPのおよそ2割を占める。