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2019年05月21日20:43

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国債発行によって銀行預金が増える仕組み

■消費増税に景気悪化リスク=前日銀副総裁ら、官邸に提言
(時事通信社 - 05月21日 19:01)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=5628902

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世間で言う「国債発行は抑制せねばならない」…全く真逆。むしろデフレ経済下では積極的に国債を発行(=積極財政政策)しなければならない。国債発行はモノ、サービスの生産という労働を経て最終的には一般家計の銀行預金に収まる。

財務省の主張で「国債発行によって一般銀行の預金から政府が金を借り上げることにより銀行預金が減り、他の企業に資金を貸し付ける場合に金利が高騰してしまう。だから国債発行は抑制しなければならない。」というものがある。いわゆるお金のプール論。(金利高騰、いわゆるクラウディングアウト?だっけ?)しかしそれは事実ではない。現実に日本政府は平成から右肩上がりに国債発行を増やしていって積み上がっているが逆に長期国債金利は右肩下がりに下落していっている。(今、マイナス?) これはどうやって説明出来るのか…?

実は国債発行で政府が借りているのは一般国民の預けた「銀行預金」ではなくて各々の銀行の持つ「日銀当座預金」だ。銀行は借用書を受け取るその引き換えに「預金」というお金を創出することが出来る。(いわゆる昨今のMMT議論での信用創造、貨幣創造、万年筆マネー、マネークリエーションとか呼ばれるもの。)「お金」は借り入れた時に創出され返済すると消えて無くなる…国債発行による政府の需要創出により一般企業のモノ、サービスの供給という労働を経て最終的に一般家計の銀行預金に収まる…国としてのバランスシート上では政府の負債が増えるのと同時に一般家計の資産も同額増える。資本主義に於いて政府負債が増え続けることは普通の現象だ。(むしろ増え続けなければならない。)財務省の言う「借金返済」は一般家計の資産を減らすことと同義だ。


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