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2016年10月19日00:48

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「モッタイナイ」…何が?金を出すのが?節約が善だとでも?

■小池知事とIOC会長、コスト削減の作業部会設置で合意
(朝日新聞デジタル - 10月18日 21:10)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4247867

はて?行政が金を使うのがモッタイナイ?コスト削減が善?…行政が金を使うのを惜しめばそれを請け負うゼネコンの儲けも当然減る。ゼネコンの儲けが減ればその金を他の人が生産したモノサービスを購入するのに使う額も減る。そうすればその他の人の儲けも減る。…世の中、そうやって経済が循環していくものなのだ。行政が所得が創出されるように金を多く使えば(施設建設に金を多く使えば)ゼネコンはより多く儲かりその儲かった金を他の人が創出したモノサービスをより多く購入しその他の人がより多く儲かり、より多く儲かったその他の人がまたまた他の誰かが創出したモノサービスをより多く購入し、そのまた誰か……∞…という風に循環していくのが経済というもの。「モッタイナイ」は民間に限っては善かもしれないが行政が「モッタイナイ」をすれば国民庶民には必ずしも良いこととは言えない。特に昨今のような需要不足状態、いわゆるデフレと呼ばれる経済状況に於いて、政府支出を減らすことは増税に等しい効果だ。こういった無駄を省く系のいわゆる緊縮財政がこの20年、ずっと政治に於いて幅を利かせて来たからこそ日本はゼロ成長、「失われた20年」がもたらされてきたのであり、それ以外にゼロ成長の理由はない。昨今の世論情勢を見るにつけ日本人はすっかり経済成長というものを忘却してしまい、先行投資をして生産性の向上を果たし、付加価値の量を増やすことで所得上昇を果たす、という「資本主義」そのものが成り立っていない状況に追いやられているのだ。ということは昨今のかような状況下を何と呼べばよいのだろうか?植民地政策?かつての帝国主義的状況?…いつの間にか…「政治」によって…?
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