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2020年01月24日04:40

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青空市場の犬

とある外国のフリーマーケットで、ヨガ用のズボンとTシャツに何かないかと思って店先をふと見たら、何と、今履いている靴下と同じ柄のズボンがあるではないか。

そして、オーナーの女性によると、店の奥の一角に即席のカーテンを付けていて、その裏側で試着できるとのこと。
言われた通りカーテンを開けると、7歳くらいのジャックラッセルテリアがいるではないか。
店の主の方を見たら、"Oh, he is gentle."と言われたが、心配だったのは犬が私を怖がるかどうかだったんだが。でもまぁ大丈夫だろうと判断することに。
なんせ、連れて来られたけど、客の相手は嫌だから、ここに隠れて気配を消してやり過ごしていたんだろうと容易に想像がついた。

早速スキニージーンズの上から試着して、せっかくだから、その犬の鼠径部とちんちんの周辺をマッサージしてから試着スペースを出た。犬の睾丸は外に付いてないことは何となくは知っていたがその時に改めて気づいた。

ズボンは大き過ぎたけど、柄は気に入ったから迷って結局買わなかったんだか、あまり覚えていない。
他の形のも試そうかとか考え始める前に、その犬が出て来て私の靴を枕にして寝そべったからだ。
靴が見えてたから来たのだろう。
「僕は先ほどのマッサージが大変気に入りました」ということらしい。
この行動以上の誉め言葉はない、さぞ気持ち良かったと見た。こうなっては、買い物をしている場合ではない。要望通り、もう一度ちんちん周りと太ももの内側を指で軽く押しながら動かして筋肉をほぐした。ついでに頬にもソフトマッサージを施した。

それにしても、デリヘル嬢をしていた頃に受けた研修の技術がこんなところで役に立つとは、人生とは分からないものだ。

そういや、「紳士は金髪がお好き」という映画があったなぁと思いながら、紳士も抜き系には目がないという新たな格言が頭に浮かんで色々と思いを馳せたできごとだった。


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