内里(うちざと)美香のアルバム「風のションカネー」(2004)を聴く。南大東島出身のシンガーだ。沖縄や八重山のシンガーたちに共通する、小さい頃から民謡に親しんできた伸びやかな歌声には、とても癒される。「川」は名曲。
https://www.youtube.com/watch?v=J9mg55LXZxc
南大東島って。沖縄本島から東へ400km、飛行機で1時間の日本最東端の島だ。1900年に八丈島の島民が入植。だから歴史は120年そこそこ。終戦までなんと製糖会社が島を所有し運営してきたという、「サトウキビと製糖業の島」なのである。地酒も泡盛でなく、サトウキビから造るラム酒だそうだ。うわ〜飲んでみたい・笑!
島には八丈島と沖縄が複合された独特の文化があるそうだ。人口は1200人弱。高校が無く、進学する若者はみんな島を発っていくという…。内里もそうだった。南大東島の島唄を、島人(シマンチュ)の情を歌い続けて欲しい。
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