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2021年12月07日21:18

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映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」

昨日のレイトショー、MOVIX堺で鑑賞。
マーベルのダークヒーローであるヴェノムの続編。

「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」Venom: Let There Be Carnage(2021年)
主演 トム・ハーディ 
監督 アンディ・サーキス 

宇宙から来たヴェノムと共生したエディ・ブロック。
記者であるエディは、刑務所に収監中の凶悪な殺人鬼クレタス・キャサディを取材。
ヴェノムの力を使ってクレタスに殺害された被害者の遺体を発見。
それがきっかけでクレタスの死刑執行が決定的になるが、
死刑前にクレタスと面会したエディは、突如クレタスに手を噛まれたために、
ヴェノムの細胞の一部がクレタスの体に侵入して恐ろしい事になってしまう。


前作の「ヴェノム」は2018年に公開されてレビューをしましたが、
その時は「シリアスなダークヒーローか?」と思いきや、
コミカルな作風で良い意味で裏切られた傑作であった。
前回でも絶賛した実質上1人演技をこなすトム・ハーディ(ヴェノムの声も本人)の怪演が光り、キャラの魅力満載であった。

また、トム・ハーディの怪演が見たいと思いつつ、
遂に来たその続編である。

【注意】ここからネタバレあり





















この作品は確かにマーベルなんですが、
それなのに意外と良かったと思う事。

1.上映時間が97分とマーベルでは特に短い。
2.至って単純明快。
3.前作のおさらいなどの説明部分は排除している。


一応はキャラ設定で前作を観とくべきですが、
それだけ除けば単純明快で、俗にいう「頭を空っぽにして楽しめる」と言った感じだった。
上映時間が短いのは、今の風潮からして意外だった。
本作観て思ったのは、マーベルに限らずアメコミ映画全てとは言わないが、
2時間以内で収めようと思えば出来るんです。

トム・ハーディ演じるエディとヴェノムのユーモア溢れるやり取りは、
前作と変わらずでその面白さは変わらない。
逆に言えば、前作にあった思ってたより面白かった意外なインパクト度が足りなかった気もする。
これは続編映画の宿命かと思えばそれまでだけど、何かもう一つプラスになるものが欲しかったような?

今回のヴィラン(悪役)を演じるのが、
ウディ・ハレルソンとナオミ・ハリス。
ウディ・ハレルソン演じるクレタスは子供の時に父親に虐待を受けたのが原因か、顔族を殺してから殺人鬼となってしまった男。
それが刑務所で一緒だったナオミ・ハリス演じるフランシスと恋に落ちて、2人で逃亡。
行く先々で暴れまわる2人の逃避行と行くのだが、
これでふと思ったのは、ウディ・ハレルソンが主演した「ナチュラル・ボーン・キラーズ」と似通った所がある。
それがあってのウディのキャスティンかもしれない。そこがポイント。

ウディ・ハレルソン演じるクレタスとヴェノムの細胞から進化したカーネイジが、
ヴェノム以上に強い。
カーネイジの赤い色を見て、ヴェノムが「やばい」と言ったのは赤いのが格上だということなのか?
ナオミ・ハリス演じるフランシスは、大声の音波で物を破壊出来る能力を持ってる。
彼女は超能力者かミュータント?
これに関したら劇中では全く説明が無いけど、
本作自体、そういった説明セリフなどの部分が殆ど無いのが潔くて良かった要因でもある。

監督がアンディ・サーキス
この方と言えば、この点のジャンル映画ではお馴染みのモーションキャプチャーアクターでもある。
ゴジラや猿の惑星のシーザーなど、命を吹き込むようなキャラ演技が上手い人です。
監督作はこれが2作目(デビュー作は未見)
得意分野のジャンルだからか見せてはくれる。


そういった事で面白かったヴェノム続編であります。
ちなみにエンドクレジット中のオマケ映像には、
あのスパイダーマンと世界観が繋がっていたことが判明。
と言うことは、新たに3作の製作が決定してるスパイダーマンにヴェノム登場か?
敵か味方のどちらかになるのが気にはなる。
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