mixiユーザー(id:6061081)

2020年05月27日21:18

379 view

映画「ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY」

約3か月ぶりの劇場での映画鑑賞。
昨日のMOVIX堺の15:55に鑑賞。
「スーサイド・スクワッド」に登場したがハーレイ・クイン主役の作品。

「ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY」
Birds of Prey: And the Fantabulous Emancipation of One Harley Quinn
主演 マーゴット・ロビー 
監督 キャシー・ヤン 

ゴッサムシティに君臨するジョーカーと破局したハーレイ・クイン。
ハーレイに恨みを持つ悪党どもが、ジョーカーの報復が無い事をいい事に、
次々とハーレイの命を狙う。
そんな時、ダイヤを盗んだ少女を巡ってハーレイは、ゴッサムの支配を企むブラックマスクと対決することに。


外出自粛で映画館は全面休館状態。
長い事、映画を観に行く事が出来なかったのですが、
先日やっと解除されて、2/28に観た「ドミノ 復讐の咆哮」以来の久々の映画鑑賞。
自粛期間も自宅で映画を沢山見まくったけど、やっぱり劇場で観るのは別格。
久々だから妙に感動したよ。

今回の作品、実は外出自粛要請前に公開され行こうと思ってたのですが、
突如の休止で観れずじまい。
諦めてたけど、再開してからまた上映したのが良かった。

ジョーカーの恋人ハーレイ・クイン。
以前にレビューした「スーサイド・スクワッド」では1番キャラが突出してた。
その年のベスト女優にマーゴット・ロビーを選んだくらい。
天真爛漫の天然キャラの悪女を怪演ぶりは彼女の当たり役であった。
それが今回は主役での1本が登場。
今回はマーゴット・ロビーが仲間になる女性キャラも出して欲しいと要望だしたりで、
製作段階でも彼女の意気込みが感じられる。
それは勿論、今回大暴れの大活躍である。
今回の映画、何となく思ったのが、


悪役版女デッドプール


今までそう思わなかったけど、キャラ的にハーレイとデップーは近いかも?
そんな印象に思った。
それもそうで作品の作りがデッドプールにこれまた近い。
ヒーロー物のレーベルであるDCが、方やライバルのマーベルに対抗意識を持ったのか、
私的には話運びやら仲間キャラを引き連れたりがデッドプールを意識してるように思った。

1時間49分の上映時間は、大半はハーレイが暴れまくるアクションシーンがやたら多い。
ハーレイの破天荒なキャラが良かったのは期待通り。
退屈せずに最後まで楽しめた。

でも、悪くは無いが何か残る物が無い。
ストーリーは至って分かりやすくテンポ良いけど、
ハーレイの語りで展開する話の時間軸がゴチャゴチャし過ぎてる。
これはデッドプールと同じ手法だが、こっちはそれが受けるならもっとやろうと思ったようなやり過ぎ感がある。

それとユアン・マクレガー演じる悪役ブラックマスク。
もっと極悪非道に出て欲しかった気もする。残酷な事をしてるんだけど不思議と感じない。
あのマスクを被るシーンもクライマックスのほんの少し。
過去にも悪役経験はあるユアン・マクレガーだが、顔が悪人顔では無いので、
彼にはこういった極悪非道な悪役は向いてないような気がする。
なので、全編殆どマスク被ってる姿でいて欲しかった気もする。
彼ではなく、見るからに憎たらしい悪人顔の役者にキャスティングしたら、もっと面白くなったかもしれない

監督はキャシー・ヤン
アジア系の女性監督で、知らない監督なんだがこれがデビュー作なのか?
力量的にはあると思うけど、もう少しまとめて欲しい気も。

他のキャストで一際良かったのは、
女殺し屋ハントレス役のメアリー・エリザベス・ウィンステッド。
「ダイハード4」のマクレーンの娘役や、「遊星からの物体X ファーストコンタクト」で物体と戦った彼女だ。


ヴィラン(悪役)が主役の映画ではあるが、
本作を観て行くうちに、ハーレイは実は良い人なのでは?
と思ってしまった。
これは「スーサイドスクワッド」でも感じた課題だけど、
これは致し方ないのかな?
敵も悪である、悪VS悪の構図はいいけど、
思い切って、悪VS善でやってみるのはどうだろうか?
この図式は難しいかもしれないが、
見てみたい気もする。

と言いつつも、マーゴット・ロビーの怪演に関しては良かった。
逆に彼女の存在で持っていた内容かもしれない。
「スーサイド・スクワッド」の続編も期待してます!

次の新作はランボー新作を観る予定です。
1 2

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2020年05月>
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31