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2019年02月23日15:53

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映画「アクアマン」

先日2/19のレイトショー、MOVIX堺で鑑賞。
「ジャスティス・リーグ」に先行登場したあのDCヒーローの単独作品。

「アクアマン」Aquaman  

海底深くにあるアトランティス帝国。
そのアトランティスの王女は、地上の人間と恋におち、
その間に生まれたのがアクアマン。
一方、アクアマンの異父兄弟のオームは、地上への侵略を企むのであったが…


アメコミヒーロー映画も、この感想日記では欠かさずレビューしてますが、
2大レーベルであるマーベルとDC。
勢いや作品の構成や出来ではマーベルが先を行ってるようですが、
個人的には頑張って欲しいのがDC。

シリアス過ぎてお堅いイメージ?だと、あのデッドプールにも言われてしまうDCだが、
そんなDCも一昨年は「ワンダーウーマン」に「ジャスティス・リーグ」と、
ユーモアある要素も多少は加わり柔軟になって、より面白くなったと思う。

そんな「ジャスティス・リーグ」に先行登場したのがアクアマン。
本当は「ジャスティス・リーグ」を作る前に先にアクアマンの単独作品をやって欲しかったな…
と思ったのが本音。
フラッシュとサイボーグもそうだった。
そんなことで、満を持してのように遂にアクアマンの単独作品が来た!
この内容が何と言うか、
ストーリーや映像やバトルシーンが色々と盛り込んだのが凄すぎて、


超特盛!なヒーロー映画だった。


予想以上に盛り沢山な内容に凄く満足した。

まず、映像がとにかく凄すぎる。
映像の情報量が多過ぎて、もっとじっくり見たいほどの海のスペクタルシーン。
この手の特殊効果ありきの映画に見慣れてる私でさえも、久々に唸らされた映像の数々だった。
海の中に完全に居る様な錯覚にさえ落ちそうだった。
地球上は陸より海の方が多い。
そんなまだ未知なる領域が、もう宇宙のようだ。
SF映画で壮大な宇宙を舞台にしたスターウォーズやスタートレックのような、
スペースオペラ的な物があるのに対して、
こちらは宇宙を海に置き換えたような、
オーシャンオペラと言うべきスケールの
デカさである。

エイリアンのような異形の生物はは沢山出るし、海の中なのに宇宙船みたいな乗り物が沢山出るし、挙句の果てには超巨大怪獣まで出て来る!
アクアマンと敵との戦闘シーンは勿論随所に盛りだくさん。
超特盛ヒーロー映画だった。
あの超巨大怪獣はビジュアルが凄いから、ゴジラと戦わせて見たいとさえ思った(笑)

それと内容がとにかく面白かった。
今回の成功の要因は監督の抜擢が大きな成功だと思う。
今回の監督があのジェームズ・ワン。
「ソウ」や「インシディアス」や「死霊館」などなど数々のホラー映画の傑作を放った監督。
そのワン監督がホラー以外でも娯楽大作で手腕を見せたのが、
「ワイルド・スピード SKY MISSION」だった。
ワイスピシリーズ初参加にしては、このシリーズで一番面白かった。
とにかくアクションは派手で、話運びのテンポが良いし、各キャラの魅力を存分に描くなどなど、
アクション系大作なら何でもやってくれそうに思った。

今回のワン監督起用はワイスピ7があっての起用かと思う。
海のシーンが多いように見えて、地上のロケシーンも各地で色々見せてくれるし、
場面展開が次々と変わるから、その点でも飽きさせない。
ワン監督に007シリーズとかやらせたら面白いんじゃないか?とさえ思う。

ストーリーは「ジャスティス・リーグ」のその後であって、
アクアマン誕生秘話でもあった。
ヒーロー物の1作は、誕生、成長、戦闘など描く事が色々あるので、
そこのところを、上手く分かりやすくと、まとめたのが良かった。

戦闘シーンは要所要所に多く、どれも見応えあり。
180度回るようなカメラワークといい、戦闘シーンの見せ方が上手かった。
クライマックスの大戦闘シーンは凄すぎ!
最後、アクアマンが完全体にパワーアップしての無双ぶりは、
とにかく燃える!
海の中なのに燃えるような戦闘シーンが見応えたっぷり。




キャストでは、

アクアマン役のジェイソン・モモア
思い返せば、初めて彼を拝見したのが「バレット」だった。
スタローンとメインで対決する悪役だったので覚えている。
悪役からヒーローへ。顔が強面なので両方いけそうな感じです。
それと主演作では「コナン・ザ・バーバリアン」という「コナン・ザ・グレート」のリメイク作品があったのですが未見。
こちらにアクアマンの役作りの原点があったかも?
機会があれば拝見したい。

メラ役のアンバー・ハード
この女優、何かとジョニー・デップとの関係でよく話題になる人であります。
ヒロイン役で、役どころからして久々に良い役を貰ったような気がする。

バルコ役のウィレム・デフォー
昔はよく悪役をしてたけど、最近はそうじゃない役続きで今回もそうだった。
アクアマンを少年時代から特訓させるお目付け役な存在で、
デフォーさんらしい味のあるキャラでした。

オーム役のパトリック・ウィルソン
アクアマンの異父兄弟であって、今回のメインの敵キャラである。
王族系のヒーロー映画の1作目は決まって、同族の敵が多いのは定番。
このパトリック・ウィルソンといえば、ジェームズ・ワン監督作品の常連役者である。
以前に何度かレビューした「インシディアス」シリーズや「死霊館」シリーズでもお馴染み。
アメコミ映画では以前に「ウォッチメン」でナイトオウルをやってましたね。

ネレウス役のドルフ・ラングレン
おおっ、またドルフを劇場で拝見できるとは!
「クリード 炎の宿敵」で最近拝見したばかりで、またメジャー作品でお目にかかれるとは。
それ以外ではB級アクション専門ですが、そちらもまた時折観てます。

ブラックマンタ役のヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世
悪役です。
父の復讐のため、アトランティスの技術である特殊スーツを自ら改造してアクアマンに挑むのが面白い。
このブラックマンタのマスクとスーツのデザインが特徴的で、いかにも怪人ぽいのがいい。
演じてる彼は「グレイテスト・ショーマン」に出てました。

アトランナ役のニコール・キッドマン
以前から思うけど、この人昔からあまり変わらないような?
アクアマンの母親役で、アクアマンを生んだ時代からアクアマンが成長した時代と、
全く老けてません(笑)
役柄がアトランティス人だからと見ていいのでしょうか?

といったぐあいに、顔ぶれが大作らしい豪華な顔合わせなキャストも良かったです。


アクアマンはマーベルでいえば、ソーに近い感じかな。
次のDC作品は、ワンダーウーマン2作目らしい。
フラッシュとサイボーグの単独作品はどうなのか?
一時期、ベン・アフレックのバットマン単独作品も予定にあったが、
色々と難航して降りたらしい。
それでバットマンもまたまた仕切り直しか…

内容は面白かったが出すのが急ぎすぎた感のある「ジャスティス・リーグ」。
それでも「ワンダーウーマン」と「アクアマン」の作品の出来といい、
マーベルに遅れを取った感じのDCが軌道に乗りつつあるけど、どうなるか?

また「アクアマン」の続編もある事だし、DCヒーローには頑張って欲しい。

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