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2018年11月17日16:31

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映画「ボヘミアン・ラプソディ」

11/12(月)のレイトショー、MOVIX堺で鑑賞。
あのロックバンド、クイーンを描いた。

「ボヘミアン・ラプソディ」Bohemian Rhapsody

スマイルと言うバンドでライブ活動をしていたギターのブライアン・メイとドラムのロジャー・テイラー。
突如、ボーカル兼ベースのメンバーが脱退してしまう。
そこへ普段からライブハウスで彼らの演奏を観ていたフレディ・マーキュリーが、
ボーカルには自信があると売り込んできて、その上手さに加入。
ベースにはジョン・ディーコンも加入し、遂にクイーンとして結成する。
フレディの並外れた歌唱力に音楽センスもあって、レコードデビューに世界ツアーと成功するが、
いつしか、フレディと他の3人とが考え方に衝突し、分離しそうになるが…


今週は忙しくて、月曜に鑑賞した作品でしたが感想日記が遅れました。

あの超有名イギリスのロックバンドであるクイーンQueen。
彼ら4人が結成からライブエイド出演までを描いた伝記ドラマです。

クイーンというバンドは私の中の音楽観では凄く重要な位置に存在する。
何故かと言うと、初めて知ったロックバンドで、初めて買ったロックレコードが、
クイーンだった。

中学生の時、「フラッシュ・ゴードン」というSF映画を劇場へ観に行った時だった。
映画は面白かったけど、音楽が凄く良かった。
その後、サントラを買う。
これがクイーンとの出会いでした。
当時、レコードを擦り切れるほど聴いた。
その次に買ったレコードがアルバム「ザ・ゲーム」だった。

そんな具合で、次々と過去のアルバムも小遣い貯めて買っていった。
もちろん新作も「ホットスペース」以降は出るたびに買って聴いた。
このクイーンのおかげで他のバンドも興味もち色々聴いた。
クイーン自体、元々はハードロックなサウンドだったので、
そのハードロックのジャンルを極めて行ったのが今に至ります。

もしもクイーンと出会わなかったら、ロックミュージック自体興味持たなかったかもしれない。
バンド活動もやらなかったかもしれない。
それだけ思い返せばロックを好きにさせた重要なバンドだった。

そんなクイーンを描いた映画が遂に来た!
今まで、実在の人物を描いた実話映画はあったけど、
殆ど自分にとっては遠い過去の体現していない映画だったけど…

今回は違う!

まさに自分の青春時代に慣れ親しんだバンドの映画だから、
もう楽しみだった。
映画自体はズバリ!


最高でした♪


もうクライマックスのライブエイドのライブシーンは感動物だった。
クイーンの曲は勿論全曲熟知してます。
メンバーの事も、当時の音楽雑誌などで知ってはいたけど、
こう改めて、内幕のドラマが凄く伝わる。
映画は4人を描くと言うより、ボーカルのフレディ・マーキュリーを中心に描く。
この映画の主役はフレディである。

フレディは抜群に歌唱力のある素晴らしいボーカリストだ。
と、同時に最高のパフォーマーである。
これは劇中でも言ってる。
そんな才能に恵まれたロッカーの揺れ動く心の内。
それを事細かく描いたドラマが良かった。
曲の詩には、フレディ自身の自虐的で彼自身の懺悔でありメッセージだったと思わせる。

エイズに冒されたフレディがメンバーが分裂しそうな危機を乗り越え、
ライブエイドに急遽出演。
このライブエイドは世界同時中継で、もちろん日本でも中継した。フジテレビの中継だった。
これはリアルタイムで見ていて、数多くのビッグなバンドやアーティストが出演して、
ずっと見てました。同時に録画もして何回も見た覚えがある。
その中でも、盛り上がったのはクイーンだった。
今でも鮮烈に記憶にあります。
今回の映画は、クライマックスにそのライブエイドを再現して見せる!
もう、ひたすら、


感動♪



映画の内容はクイーンが知らない人でも、どんなバンドか知る上でもよく描いてるし、
当時からクイーンが好きな私のようなファンでも納得の行く内容でした。

よくクイーンを知ってるせいか、
フレディはあの曲の時は髪短くしただけでまだ髭は生やしていないぞ。
ロジャーはライブエイドの時もずっと同じ長髪なのはおかしい。
と細かい点で突っ込んだり(笑)
後半のジョンのパーマ頭は見事に再現してる!
と妙に納得したりで楽しかったです。

4人のメンバーを演じる役者がよくぞ似てる人をキャスティングしたなぁと関心。

フレディ役のラミ・マレック
この役者は何本か過去作は拝見してる。
元の素顔は知ってただけに、フレディの特徴である口元まで似てるのに驚く。
一見、線が細い印象はしたけど、普段のしゃべり方やライブパフォーマンスと、
よく研究したと感心する。

ブライアン役のグウィリム・リー
ブライアン自身が長身なんで、その体型からしてそっくりで、顔も似ている!
メンバーの中で唯一、髪型といいルックスが変わらない人だった。

ロジャー役のベン・ハーディ
同監督の「X-MEN:アポカリプス」でエンジェル役だった。
二枚目であるロジャーに似ている。

ジョン役のジョセフ・マッゼロ
過去作に何があったか調べると驚いた。
「マイ・フレンド・フォーエバー」でブラッド・レンフロの親友役をやってた子役だったとは!
メンバーの中で一番似てると思ったのがジョン役の彼だった。


監督がブライアン・シンガー
何と言ってもX-MENシリーズを多く手掛けてる監督でもあります。
今回は演出も良く、ドラマ面はしっかり見せ、ライブシーンは迫力があって見せ場最高でしたよ!


あの名曲の誕生ストーリーはどれも面白かった。
オペラも取り入れた6分も大作「ボヘミアン・ラプソディ」のレコード会社との騒動や、
観客と一体になりたい曲が欲しいと、あの独特のリズムから出来上がった「ウィ・ウィル・ロック・ユー 」
などなど、曲作りのシーンからして、かつてバンドをやってた私にも凄く興味深かった。

当時からフレディはバイセクシャルだったとは知ってはいましたが、
その愛情面で悩むフレディの姿がよく伝わった。
意外と知らない一面も垣間見られて、本当に良かった。

選曲もまさにいい。
エンドクレジットで最後に流れる曲が「ショウ・マスト・ゴー・オン」なんて、もう…

とにかく最高!

クイーン好きな人や、そうでもない人も是非見て欲しい。

おススメ!

これは今年のベスト作品には入れます!
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