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2018年05月18日09:57

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ミシェル・フーコとラス・メニーナスとバブル

1980年代の初頭に日本で起こった近代フランス哲学、
人文科学、社会科学の領域における流行、ニュー・アカデミズム(ニューアカ)ブームが起きたレヴィ=ストロース、ラカン、アルチュセール、ソシュール、バルト等構造主義や記号論を受け継いだ潮流と、後にポスト構造主義ないしポスト・モダニズムと総称されるようになるフーコー、ドゥルーズ、デリダ、クリステヴァ、リオタール、ボードリヤールを受け継いだ潮流があったミシェル・フーコーの名著「構造主義の考古学」の副題がついた。『言葉と物』の冒頭にベラスケスの『ラス・メニーナス』という名画の中で交差する
視線がポスト構造主義を表してると論じ当時このニューアカブームに乗ってミシェル・フーコを読んだ人はこの冒頭で挫折する人が多く私は関心して何年も考えた
バブル時代私はラスケスの『ラス・メニーナス』を見たくなりスペインロケをする企画書を書きスペイン・マドリードにあるプラド美術館に行くことになるあの時バブル期というのはお金が有り余っていて面白い企画なら即実行できた今じゃ考えられない時代だった
日本はこのバブルが崩壊し経済的に大打撃を受けることになる

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