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mixiユーザー(id:60165349)

2016年05月06日11:55

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村上春樹の凄さ

「マニアル・シフトは運転できるよね?」
「マニアル・シフトは好きです」と彼女は冷ややかな声で言った。まるで筋金入りの菜食主義者が
レタスは食べられるかと質問されたときのように。  
『女のいない男たち』「ドライブ・マイ・カー」より

私は村上春樹の小説を数年ぶりに読むそれは村上龍が1976年『限りなく透明に近いブルー』が
芥川賞を受賞してこの小説が読みたく文芸誌『群像』6月号に掲載されていることを知り
『群像』6月号を探して当て、私はそれまで文芸誌『群像』の存在を知らなかった
文芸誌『群像』は講談社が発行している文芸誌で後に知るのだがメジャーな出版社は赤字覚悟で
文芸誌を出しているそれは新人作家を発掘するために文芸誌は日本の出版事情では詩集と並び最も
売れない本なのだから赤字覚悟になる私はこれ以降文芸誌『群像』に関心を抱くようになる
本屋に行くと必ずチエックを入れるようになるのだ、その中で群像新人賞の発表があり
どのようなものと思い買って見ると1979年4月号に『風の歌を聴け』が掲載されていた作者は
村上春樹この名を見てふざけた名前を出してと思った当時角川映画が出始めた時で角川春樹の名は
知られていたそれと村上龍の名を合成したのだろうと思ったこれが村上春樹が初めて世にだした小説だったのだ。私はこれを読み奇妙で面白いと思った日本の小説のようではなく翻訳小説のようだと思った私は当時高校生で本をよく読む友人にこの『群像』を強制的に貸してこれ新しく面白いよと言い渡した友人の反応は薄く私は失望したそれから『1973年のピンボール』が群像新人賞受賞の第ニ弾の小説でその頃私は村上春樹の名はふざけた名だと思わなくなっていた『1973年のピンボール』を読み、私はいたく感激して傑作だと思った私は『風の歌を聴け』と『1973年のピンボール』が掲載された群像二冊を学校に持って行き隣のクラスの文学好きの友人に解説付きで強制的に貸したその友人はちゃんと読んで私に告げた『風の歌を聴け』の方が面白い新し感覚の小説と言い貸した群像二冊を返してくれたお礼にと言いサルトルの『嘔吐』を貸してくれた木の根っこを見ると嘔吐を催す話しである
実存主義という言葉が流行った私は訳も分からず無理無理読んだそのトラウマか?今でも実存主義がよく分かっていない

原 錙覆呂 りょう)は1946年佐賀県鳥栖市生まれ著作『私が殺した少女』は1989年第102回直木賞受賞する和製ハードボイルド小説をめざしている九州大学に進学大学卒業後に上京してフリージャズピアニストになるがレイモンド・チャンドラーのハードボイルド小説に憧れ中年私立探偵・沢崎を主人公とした『そして夜は甦る』で作家デビューを果たす佐賀に帰郷して作家一筋で創作に励む
レイモンド・チャンドラーの小説を座右の書として和製ハードボイルド小説をめざすレイモンド・チャンドラーの分析はエッセイ集『ミステリオーソ』に詳しい私は原 錣デビューした時から読んでいた日本にこのような人が居るのだと思い、少なからず関心があり私のハンドルネームリョウはこの原 錣ら取っている、村上春樹もレイモンド・チャンドラーのハードボイルド小説をよく読んでいて彼の小説で洒落た比喩の文章がでてくると私はその影響があると思っている。レイモンド・チャンドラーのフイリップ・マーロという探偵が出てくる最後の傑作とされている『長いお別れ』という長編ハードボイルド小説があるこれは日本では清水俊二訳でハヤカワ文庫で出ている私もこの小説が好きで何度か読んでいる、村上春樹はこの清水俊二訳『長いお別れ』は完全に訳されていない未完成として
自分で『ロンググッド・バイ』(TheLoogGoodbye)というタイトルで訳し直している
それほど村上春樹はこの小説を気に入っているようだから「マニアル・シフトは運転できるよね?」
というような文章に出会うとレイモンド・チャンドラーの影響を思ってしまうのだ・・
私は村上春樹の小説の出逢いの経緯を書いたが私は村上春樹の小説は群像で読んでいてあの『羊をめぐる冒険』が一挙に群像に掲載された時は驚いたあの長編が文芸誌にあの分厚い群像を見たら驚くと思う
また私は世の中にこんなに面白い小説があるだろうか?と思った
私はこれらの経緯で村上春樹の小説を読んで来たたので村上春樹の小説は文芸誌で読むという癖が付き『羊をめぐる冒険』以降村上春樹は文芸誌に掲載されることはなくなりそのうちノーべル文学賞にノミネートの話しが出て新作が出ると一般のニュースに載り社会現象になったので益々単行本を買って読みにくくなり最近まで新作は読んでいなく『女のいない男たち』をひょんなことで入手したので久々に読んだという訳です村上節炸裂で面白かったです。新作は世界中に翻訳され売れ続ける日本の作家でこのように話題になった人は空前絶後で本当に凄いと思っています。

https://www.youtube.com/watch?v=JJAvElljcCo





https://www.youtube.com/watch?v=Hxw5ONkWFuE


日本人の無常観について語ります

https://www.youtube.com/watch?v=_yTdiHrYid4



https://www.youtube.com/watch?v=e1hfqAgkOuw





https://www.youtube.com/watch?v=UjPRMj8kLtM










佐藤優の読書論:「村上春樹の海外での評価
https://www.youtube.com/watch?v=X017xLUdGto&list=PLzexjP2I9GTvhi5eBeScTojIzxRadYx2o






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コメント

  • mixiユーザー

    mixiユーザー2016年05月08日 00:31
    ありがとうございます。私も読んでいたのですが、抜き書きを忘れていましたので、まとめておきました。ここのYouTubeもおもしろそうです。
    前の日記にも書きましたけど、宮台氏とか大森望氏とか、爆笑の太田氏とか、嫌いな人は(私に言わせると先入観なりイメージで)嫌っていますね。
    どうしてこの人の文章、表現力の凄さが分からないのか? 理解しようとしないのかが私にはそれこそ理解不能です。
    私には逆立ちしても書けない文章で、それだけで尊敬しているのですが。
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2016年05月08日 00:32
    あ、これです。よかったら。
    http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1952526616&owner_id=6942177
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2016年05月08日 04:46
    > mixiユーザー >どうしてこの人の文章、表現力の凄さが分からないのか? 理解しようとしないのかが私にはそれこそ理解不能です 正にそうですね、私も大田光の話しを聴いた時こいつは馬鹿だと思い大田光の悪口を書いてしまいましたそれがあまりにも長くなり自分でもうんざりしてしまい、主旨から外れると思い削除して載せましたどうも世の中にはW村上になぞり村上龍派と村上春樹派がいるようで二人の作品をよく読み比べると分かることですが村上龍は少ないイメージを使い回し書いてることが多く村上春樹のイメージの多彩さと厚みが違いすぎるですね。
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2016年05月08日 09:22
    村上さんは講演をされる時全て暗記されるそうです。
    話される事があまり得意ではなさそうですものね(笑)
    でも紙をめくる音がするので原稿があるのかな?
    村上さんはハルキストではなく村上主義者を使って下さいと言ってましたよ(笑)
    私はこれからも村上主義者でいたいと思います(^^)
    これから加藤典洋の「村上春樹は、むずかしい」を読もうと思っていますが村上さんご自身はこの様な本はいっさい読まないそうです
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2016年05月08日 11:10
    大田のを聞きましたが、笑止ですね。彼は売れていない頃にシナリオ・センターで脚本を学んでいたのですが、よくいうことに「人間を描け」的なフレーズがあります。アマの作品はキャラがパターンで描けない。村上作品の人物をそうとしか感じられないのは読み手の狭量さを示している。
    日記で書いた大森望の言いようも同じですが、青山とかでブルックブラザーズのジャケットとかを着ているといった上っ面だけで気にいらない。悪しき日本の私小説=文学みたいな感覚が残っていて、飲んだくれて内面苦悩すれば人間を描いたことになると思っていたりします。貧乏礼賛みたいな。(日本の映画も同じですが)そっちこそがパターンで浅いのだとどうして気づかないのか。
    龍さんは自分の小説とはそもそも違うと分かっています。創作者ならば、自明の理なのですが。
    村上春樹が嫌いという人の意見を聞くとほとんどがこれです。表面、イメージでしか見ていませんね。
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2016年05月08日 12:39
    > mixiユーザー 村上春樹は現代の深いことを書こうとしていますそれを洒落た文章で表現するので分析本が沢山出ていますこれはとっききやすさからでしょう、私もカッシーさんと同意見で何故村上文学の深さが解らない?と思う者で私は村上文学の出逢いからレイモンド・チャンドラーの影響につきて書きましたが他の影響でボネガットやサリンジャー アービングリチャード・ブローティガンの影響を感じますが
    そこまで言うと大田光のようになるので私の実体験上の話しを交えてレイモンド・チャンドラー止まりにしました私の中での村上文学のベストは『1973年のピンボール』『蛍』(ノルウェイの森の原型になる短編)
    『羊をめぐる冒険』『ねじまき鳥クロニクル』『ティファニーで朝食を 』(トルーマン・カポーティ原作)村上春樹翻訳『回転木馬のデッド・ヒート』になります。どの作品も当然ですが村上春樹から産み出されれいるもので全ての作品は一筋となりつながりますですから、このような嗜好でピックアップすることはナンセンスことだと思いながら・・・村上イズムではなくハルキストの私としては
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2016年05月08日 15:48
    > mixiユーザー 『加藤 典洋(文芸評論家) 村上春樹はむずかしい!?』の動画見つけましたよろしかったら
    この人何を言ってるのか?さっぱり解らない?
    https://www.youtube.com/watch?v=RMnsOZNy_18&spfreload=10
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2016年05月10日 08:39
    ホームセンターで軽トラを借りて材木をはこんだのだけれど、マニュアルはゲームをしてるみたいだった。
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2016年05月10日 10:09
    > mixiユーザー この本では黄色のサーブ900コンバーティブルとうい車でマニュアル車を運転してくれる人を探し北海道産まれの女性が来ます、主人公は役者をしていて毎日舞台に出演しますその舞台に行くために車に乗り行く、自分は飲酒で事故を起こしていて免停になっているのでドライバーを探していました・・・そこで、筋金入りの菜食主義者が という文章が出てきます主人公の妻はガンで死んでいて浮気をしていました、それらの過去の話が車に乗っている時に回想で出てきます、上手い構成ですこだわりの物に囲まれ生活している、好きな食べ物、例えばサウンドウイッチを作り食べるまで細密な描写が続き読んでいる方は美味いサウンドウイッチを作り食べたような気分になりそのサウンドウイッチを好きになるだから村上春樹が何が好きなのか気になりますこの本を読んだ人は次に車を買う時サーブ900コンバーティブルとうい車のことを気にするでしょうねそれも黄色の・・・それを表層的だと思う人は浅い人だと思います村上文学は読者の細胞の中にまで入り込んで来ます、このような作家は稀で私は谷崎潤一郎に匹敵すると思います、私の中で谷崎潤一郎に匹敵というのは最大の賛辞です。これから私は村上春樹の新作が出る度に恥ずかしがらずに買い読むだろうなと思っていますそのような日を年に多くて2回ほどあるのだろうなと予測していますこのようなことをするのはハルキストを自称している人たちがすることで、そう私はハルキスト宣言をする・・・とカミングアウトをします。
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2016年05月10日 12:50
    > mixiユーザー 村上春樹の車のイメージというと、スバルレオーネだったかな。はっきり車種は覚えてないけれど実用的な優れた車というイメージを持ちました。トヨタや日産でないところもいい感じかな。
    サーブ900コンバーティブルとうのはちょっと調べてみたけれど、普通に買える車ではなさそうで、自分はスバルを好きな村上春樹のほうが好きかな。

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