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2020年09月06日06:20

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「ガンダムビルドダイバーズＲｅ：ＲＩＳＥ」－完結記念ガンプラを振り返る３－４体合体！リライジングガンダム!

アニメ「ガンダムビルドダイバーズＲｅ：ＲＩＳＥ」が８月末に分割２クール全２６話で完結しました。今回は地上波放送はなく毎週木曜日の配信とＢＳ１１での放送のみでしたが全体としてまとまっていて最後はストーリー的にもガンプラ的にも盛り上がって終わったんじゃないかと思います。

８月２０日配信のエピソード２５「僕が描く未来へ」は大きなセンセーションを巻き起こしました。
なんと最終決戦でビルドダイバーズの４体のガンプラが合体して「リライジングガンダム」になって敵アルスの要塞を破壊するという展開だったのです。
そして、それが週末発売のガンプラ「ＨＧガンダムイージスナイト」とこれまでに発売されている３体のガンプラで再現できるというのです。これに関しては「ＨＧガンダムイージスナイト」の発売は告知されていたのですがリライジングガンダムのことも合体機構があることも一切伏せられいました。そしてこの配信終了と同時に一斉に情報が解禁されたのです。
そして放送週末８月２２日に「ＨＧガンダムイージスナイト」が発売されました。

「ＨＧ BUILD DIVERS:R 1/144　ガンダムイージスナイト」
言っちゃなんですが脇役のカザミの新型機で少し前からヴァルキランダーと同じ時期に登場しているにも関わらず遅れての発売には理由があったのです。エピソード２５でのコアガンダムⅡ、エクスヴァルキランダー、ウォドムポッドそしてこのガンダムイージスナイトの「リライジングガンダム」への４機合体の再現が可能になること。その合体のパーツと合体方法が書かれた説明書が同梱されたこの「ＨＧガンダムイージスナイト」はこのエピソードが配信されてからの発売じゃなければならなかったんでしょうね。だから、他のユニットやガンプラが次々と本編の登場前に発売されてましたがこれだけは発売日を放送週まで遅らせたんでしょうね。仮面ライダーやスーパー戦隊でも玩具の発売日は変えられず半ばネタバレ状態になっている中でガンプラがネタバレ防止を行ったというのも皮肉な話ですが。
よっぽど力を入れていたのかＲＧとか先日の「ＨＧＵＣシャア専用ザク」と同じように発売日厳守になっていましたし、個数制限も設けられていました。ほんとにビルド関係の商品がそんなに売れるの？とは思いましたが(笑)。
ただ、ネットの状況見てると合体に必要なエクスヴァルキランダーやウォドムポッドが品薄で値段が上がってますし特にコアガンダムⅡがこれにしかセットされていない「ＨＧユーラヴェンガンダム」が品切れでメルカリでは５０００円以上で売られていたりしました。だからネットでリライジングガンダムを紹介してる玩具サイトの人はみな普段からガンプラを買ってないのでコアガンダムⅡを手に入れられずみんな以前のコアガンダムで合体させているのがおもしろかったです。
これでわかったことは最近のガンプラは発売後すぐに買っておかないといつまでも市場にないということです。まあ売れないので再販しないというのが実情でしょうけど(笑)。

合体用の説明書とガンダムイージスナイトの組み立て説明書は完全に別になっています。ガンダムイージスナイト単体でもさまざまな変形ができるようになっています。

「ガンダムイージスナイト」
元になっているのはイージスガンダムなんでしょうけど変形しますがその機構も違いますし、まあほぼオリジナルのガンダムになっていますね。デフォで巨大な槍「ＫＴ－Ｅ０５Ｒ　ライティショットランサー改」と巨大な盾「ＡＳ－１２１５　イージスシールド」を装備しています。可動に関しては変形・合体の関係もありよく動きます。

「キングモード」
頭部を変形させて冠状にします。そしてイージスシールドに左右の腰アーマー、ライティショットランサー改を合体させて巨大な「ＫＴ－ＨＢＳ０６ＧＷ　ケラウノスハイパービームソード」にします。５連の巨大なビームソードとなっています。

「高速巡航モード」
ガンダムによくある簡単変形でウエブライダー状の高速巡航モードにすることができます。宇宙での戦闘ではこの形態で戦っていました。

「強襲戦闘モード」
本家イージスガンダムの変形は非常に複雑なものですがこれは手足を曲げるだけの簡単変形でこの強襲戦闘モードになります。
手足に４本のビームエフェクトパーツを取り付けることができます。
ただし、本編ではフェイクニューガンダムのファンネル攻撃に苦戦したカザミが「こうなりゃ俺もファンネルになるしかねえ！」と無茶苦茶なことを言ってこの形状に変形して胸からビームを出してフェイクニューガンダムを撃破しました。
まあ、ガンプラに設定通りにはアニメは演出されなかったというわけです(笑)。

「コアファイター」
腕・肩・脚のパーツをはずして組み替えてコアファイターというわけです。
これ必要ある？とは思ったのですが実はこれってリライジングガンダムに使うパーツをはずした状態なんですよね。
つまり、リライジングガンダムはコアガンダムⅡを中心にウォドムポッド以外は良いとこどり合体なのでエクスヴァルキランダー本体とこのガンダムイージスナイトのコアファイターは余るんですよね(笑)。
実際、ハルキが一人でリライジングガンダムを操縦してるような感じでラストシーンではリライジングガンダムのまわりにエクスヴァルキランダー、モビルドールメイそしてこのコアファイターがいるという描写がありました。なるほど戦隊ロボの良いとこどりグレート合体と違って整合性はあるわけだ。

「ＨＧ　1/144　ユーラヴェンガンダム」

コアガンダムⅡとウラヌスアーマーのセットで合体させてユーラヴェンガンダムになります。これ以降コアガンダムⅡがプラネッツシステムのメインになるのですが以前のように色変えもなくこの商品にしかありません。そしてリライジングガンダムに必要なのはコアガンダムⅡだけです。

「ＨＧ　1/144　ウォドムポッド」
これに関しては番組開始前からウォドムが味方のチームにいるというので衝撃が走りました。だってこれまで「∀ガンダム」に登場したこのシド・ミード　デザインのウォドムはガンプラになったことがなかったのですから。だから発売されたらもしかしたら元のウォドム自体も発売されるんじゃないかと。ただ番組が始まっても一向に発売予定が出ないうちに「モビルドールメイ」が登場してガンプラが出ることが発表されそうかウォドムはただの側だったんか・・・とあきらめていました。
そしたら第２シーズンになってからこのプラモが発売されたのです。

ただ作ってみたらなんかウォドムってこんなんだっけ？というイメージでした。可動もあまりしないし。

そしてこんな２シーズン目からパワーアップされる追加装甲も付属していました。
今にして思えばあまり可動しなかったり謎の引き出しギミックがあったのは合体のためだったんですね(笑)。まったくわかりませんしたよ。そしてこの装甲も合体した時のデザインのためだったんですね。

「ＳＤ　エクスヴァルキランダー」
翼と細部以外はほぼヴァルキランダーの赤を白にしただけなのでもういいかなとも思ったのですがまあ安いものなので買っておいてよかったです。

ＳＤガンダム形態のエクスヴァルキランダー竜合体（ドラゴンフュージョン）モード

そしてエクスガンドラゴンモードです。

ということでコアガンダムⅡ、イージスナイト、エクスヴァルキランダー、ウォドムポッドの４体のガンプラを説明書に沿って合体させます。

「ＨＧ　ガンダムイージスナイト」には通常の単体の組み立て説明書以外にも片面カラー印刷の「ＨＧリライジングガンダム」の組立説明書が同梱されていました。

合体方法は完全合体ではなく戦隊最終ロボに最近ありがちな”ええとこどり合体”になっています。コアガンダムは通常通りの合体変形でガンダムイージスナイトの肩アーマーを後ろから肩に、胸アーマーを胸に取り付け、両脚を腕に合体させて腕にします。エクスヴァルキランダーからは翼を背中に取り付けて、角を頭部に取り付け、砲と足首を組み合わせて尻尾にします。ウォドムポッドは変形させて下半身にして空いた空洞にコアガンダムⅡの折りたたんだ足を合体させます。

合体後にエクスヴァルキランダー本体とガンダムイージスナイトの不要部分（組み合わせてコアファイターとします）はあまるのですがウォドムポッドは全部使います。今にして思えばウォドムポッドを作った時に可動が少ないなあと思ったのは当たり前だったんですよね。合体用に作られていたんだから(笑)。

そして、完成した「リライジングガンダム」です。どうしても下半身が大きくなんかケンタウロスのようなイメージになってしまいますね(笑)。２シーズンからのオープニングラストにＺガンダムオープニングのように前面に迫ってくるガンダムのシルエットの頭部をずっとなかなか登場しないネプテイトガンダムだと思い込んでいたのですが実はこのリライジングガンダムの角だったんですねえ。