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2020年06月12日08:40

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「ＲＩＤＥＲ　ＴＩＭＥ　仮面ライダー龍騎」見ました

５月に東映チャンネルで「ＲＩＤＥＲ　ＴＩＭＥ　仮面ライダー龍騎」が放送されていたので見ました。
この「ＲＩＤＥＲ　ＴＩＭＥ」は「仮面ライダージオウ」のスピンオフ作品で第１弾として「東映特撮ファンクラブ」の配信で「ＲＩＤＥＲ　ＴＩＭＥ　仮面ライダーシノビ」が３週にわたって配信されました。こちらの方は全話見ましたし主題歌ＣＤがここにしか付いていないのでＢＤを買いました。
で、第２弾はてっきり「仮面ライダークイズ」だろうと思っていたらなんと「ＲＩＤＥＲ　ＴＩＭＥ　仮面ライダー龍騎」で３月末からの配信はビデオパスだったので見ることはできませんでした。ただ、第１話のみは無料視聴期間があったので見ていました。で、残りの２話を今回初めて見たわけです。
「仮面ライダージオウ」ではレジェンドライダーが順に登場していましたが「仮面ライダー龍騎」に関してはミラーワールドのもう一人の城戸真司と城戸真司が登場してどちらかというと仮面ライダーリュウガ回みたいになっていて怪人もアナザーリュウガになっていました。このエピソードは光と闇のソウゴとからめて仮面ライダージオウⅡの誕生を描くイベント話になっていました。

そして逆にこの「ＲＩＤＥＲ　ＴＩＭＥ　仮面ライダー龍騎」は仮面ライダージオウと仮面ライダーゲイツを脇役に回して「仮面ライダー龍騎」のオリジナルキャストを集めて描く１６年後の「仮面ライダー龍騎」といった趣の物語になっています。
なにしろ脚本を井上敏樹が担当していますから。

かつての１３人のライダー変身者たちがミラーワールドに記憶を失って転送されてきます。謎の女サラはライダーバトルに生き残ったひとりだけが生きて戻れると言う。
集められたのは龍騎＝城戸真司、ナイト＝秋山蓮、ライア＝手塚海之、ガイ＝芝浦淳、王蛇＝浅倉威というオリジナルキャストのメンバー。大方の予想どうり「純烈」で大人気となった涼平演じる北岡弁護士は登場せず代わりに由良吾郎が仮面ライダーゾルダになります。他のメンバーは違うキャラクターの新キャストとなっています。中でも仮面ライダーファムは登場せず代わりに「仮面ライダーディケイド」で登場した仮面ライダーアビスが入っています。おそらくファムの着ぐるみがないんじゃないかな(笑)。
ライア率いる龍騎、ベルデ、インペラー陣営と対決するガイ、タイガ、シザース陣営による抗争。過去を覚えている浅倉となぜか浅倉を「先生」と慕う吾郎。独自の行動をとる蓮。
キャラクターも立ち位置も龍騎本編とは変わっていてライアは陰謀を巡らせガイと内通し次々とライダーを抹殺していきます。ライア×ガイ＝手塚×芝浦というライダー同士のＢＬをまさかやるとは思わなかった。たしかにＴＶではできないことだけどこれ必要あった？手塚も死ぬ前に過去の記憶を取り戻します。
やがてもう一人の闇の城戸真司＝リュウガも現れ大混戦となります。吾郎は実は北岡の悲願であった浅倉を倒すことが目的で相打ちになって消えます。リュウガに取り込まれた真司と対決するナイトの前に生きていた王蛇が襲いかかり城戸をかばって王蛇を倒し倒れる蓮。ここで真司は蓮との過去を思い出します。
そしてひとり生き残った城戸真司をサラは自らの命を与え現実世界に帰します。
ミラーワールドでのライダーバトルの一方で現実世界ではアナザー龍騎が現れ人々の命を集めていてそれと仮面ライダージオウ、仮面ライダーゲイツが戦っています。
エピソードが進むにつれてアナザー龍騎が交通事故で死にかけている恋人のサラを助けるために命を集めていることがわかります。現実世界に帰還した城戸真司は仮面ライダー龍騎に変身してアナザー龍騎と戦います。ＴＶシリーズでは登場したものの仮面ライダー龍騎に変身しなかったレジェンド城戸真司がここで変身しているというわけなのです。そこへ駆けつけたジオウとゲイツに「これも運命かあとはまかせる」と龍騎ライドウォッチ、ナイトライドウィッチを渡して去っていきます。
それを使って仮面ライダージオウディケイドアーマー龍騎フォームに変身したソウゴと仮面ライダーゲイツはアナザー龍騎を倒します。そして現れるアナザー龍騎を作ったであろうフードをかぶった謎の人物は仮面ライダーオーディンに変身します。その能力に苦戦するジオウとゲイツは龍騎ライドウォッチとナイトライドウォッチを二人同時に使って必殺技を放ってオーディンを撃破します。
そして城戸真司は蓮に頼まれた言葉を受けて病院で看護師になっている恵理の姿を見届けて去っていきます。

「仮面ライダージオウ」の”龍騎編”としてジオウサイドを脇に回してＴＶシリーズの「仮面ライダー龍騎」を踏まえた上でオリジナルキャストを使った新しい設定で独自のストーリーの「仮面ライダー龍騎」の世界観を取り込んだドラマになっていたと思いますす。
私自身は「仮面ライダー龍騎」に関しては「仮面ライダージオウ」と同じタイムリープものなのでどんなシチュエーションのアナザー世界もありと思っているので気にはならないのですが龍騎ファンとしては龍騎のような世界観の話で良かったという人と昔の龍騎とは違うと拒否する人に分かれるみたいですね。
これは以前の「仮面ライダー４号」における「仮面ライダー５５５」の時も同じようなことが起こりましたね。

この作品のエンディング主題歌は「仮面ライダー龍騎」と同じく松本梨香による「Ｇｏ！Ｎｏｗ！～Alive A life neo～」になっています。

昨年５月に発売された３枚組のＣＤ「平成仮面ライダー２０作品記念ベスト」の３枚目に収録されていました。

そしてこの作品関連のアイテムを紹介します。この作品に登場するライドウォッチです。

「龍騎ライドウォッチ」「ナイトライドウォッチ」
「ＤＸ龍騎ライドウォッチ」は玩具版のＤＸ仕様です。このエピソードでソウゴが手に入れたという事になっているんでしょうね。
「ナイトライドウォッチ」は「ＧＰライドウォッチ１１」でリリースされたサウンドライドウォッチ仕様のものです。

「アナザー龍騎ウォッチ」
プレバン限定の「アナザーウォッチセットVol.４」にカバー交換でラインナップされた「アナザー龍騎ウォッチ」です。

最後に城戸真司に貰った龍騎ライドウォッチとディケイドライドウォッチで変身した「仮面ライダージオウ　ディケイドアーマー龍騎フォーム」です。食玩「装動仮面ライダージオウRIDE11」に収録されていました。
途中に載せたのはこの作品ではありませんが龍騎関連の色紙です。
上の方は６月に発売された食玩「仮面ライダー色紙ＡＲＴ６」の仮面ライダー龍騎「１３ＲＩＤＥＲＳ」で下の方は「一番くじ仮面ライダーゼロワン　No.02　feat.レジェンド仮面ライダー」の「Ｄ賞　色コレ」の「仮面ライダー龍騎」です。