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2020年05月18日09:11

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日本の頭脳が生み出した!「ジャンボマシンダーXX計画」−「超合金魂 GX-XX01 D.C.シリーズ対応 XX計画ひみつ超兵器セット01」と往年の玩具「ジャンボマシンダー」のこと−

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某アニメーター氏のTwitterで半額以下で叩き売られていることを知ってこれを買いました。

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「超合金魂 GX-XX01 D.C.シリーズ対応 XX計画ひみつ超兵器セット01」
最新の超合金魂D.C.シリーズに対応した武器セットです。D.C.シリーズはダイナミック・クラシック・シリーズでマジンガーZやゲッターロボなど往年の永井豪原作のロボットアニメのロボットをアニメ準拠で超合金魂としてリメイクしていくもので4年ほど前からはじまりました。ただ、マジンガーZでさえ1万2千円超えという超合金魂の2倍以上の値段になっているのでまったく興味が沸きませんでした。だからもちろん1つも持ってません。
それでもこれを買ったのは私は「ジャンボマシンダー」には当時持っていてすごく思い入れがあるからなのです。

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ポピーの「ジャンボマシンダー」は超合金が発売され大ブームとなる前に大ヒットした「マジンガ−Z」からはじまったロボットアニメの玩具で巨大なPP製の人形です。
そしてそのギミックは腕がはずれてそこにいろんな武器をつけることができるというものでその武器を「XX計画」と銘打って10種類が当初発売されました。
当時はタカラの変身サイボーグが流行っていてその腕を武器に取り換えるギミックを参考にしたのではないかと思われます。
XX−1からXX−10までの武器を集めるとその10個が入る専用のアタッシュケースがもらえました。そしてその後追加としてアイアンカッター、ドリルミサイル、ジェットスクランダー、光子力タイマー、重戦車Zが発売されそれらを集めるとトロフィーがもらえました。
私はジャンボマシンダーはマジンガーZとグレートマジンガーを持っていてXX計画は集めていたのでアタッシュケースもトロフィーも持っていました。震災の前にマジンガーZと武器なんかは一部売ってしまいました。当時は社会人になりたてでお金がなかったんですよね(笑)。
そして残したものも阪神災震災で実家が倒壊して全部瓦礫の中に埋もれてしまいました。そんな中唯一ジャンボマシンダーのグレートマジンガーだけが解体中の家の中から発見されたのでした。だからジャンボマシンダーには思い入れがあって今回買うことにしました。
今回は超合金魂D.C.に合わせたXX−1からXX−6まで6種類の武器がセットになっています。そしてディスプレイするスタンドとそれに合わせた真っ黒なマジンガーZの立像がセットされていました。この立像がジャンボマシンダーのマジンガーZを再現していて腕も可動し腕に武器を取り付けれるみたいなのでそれでいいかと思ったのです。

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「マジンガーZ型立像」
黒一色のマジンガーZでジャンボマシンダーのデザインを再現しています。ホバーパイルダーはフルカラーで作られていてそれを頭部にドッキングさせることができます。

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マジンガーZ型立像をセットした台座にすべての武器をセットするとこんな感じになります。

ということでこれじゃちょっと寂しいので一念発起してジャンボマシンダーカラーに塗装してみようと思いました。
GW明けに塗料を買いに行ったのですが売切れている色が多いので驚きました。聞いてみると外出自粛のGWの影響で需要が増えたというのもあるみたいですが根本的に原料が中国なのでなかなか入ってこないらしいのです。いろんなところに影響が出てるんだと思い知りました。

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ということで塗装してみました。「XX−3 速射6連ミサイル」のミサイルも塗装しました。実際のジャンボマシンダーのようにこのミサイルをマジンガーZ型立像の肩と脚にセットできるようになっているからです。
上のように

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台座にセットしてみるとなかなか良い感じになっていると思います。塗装するとまさにジャンボマシンダーという感じでこの立像が造形的に再現度が高いことがわかります。

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実家にある「ジャンボマシンダー グレートマジンガー」との比較です。
これを見るといかにジャンボマシンダーが大迫力の巨大な玩具であったかがわかると思います。

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で、この「ジャンボマシンダー グレートマジンガー」はマジンガーZと違って当時としてはかなり造形が素晴らしいので大好きでした。

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特に顔なんかはほぼ再現されているんじゃないかと思います。頭部のブレーンコンドルも再現度が高く代わりに「ポピニカ ブレーンコンドル」をセットすることのできるギミックもありました。

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脚にはマジンガーブレードが収納されていて右手に持たせることもできます。ただしかなり小さくなりますが(笑)。

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そして「スクランブルダッシュ」はジェットスクランダー同様別売りでした。グレートマジンガー当時の武器「ジャンボマシンダー 大決戦兵器ZZ無敵城計画」の1つではなく単独で売られていたんだと思います。

という事で今回の武器を順に紹介していきます。

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「XX−1 ロケットパンチ」
ロケットパンチ発射ギミックがあるためこれのみDCシリーズにはセットできても今回の立像にはセットできない仕様になっているのが残念でした。まあこれを買う人はみんなD.C.シリーズを持っているんでしょうねえ。

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「XX−2 光子力火炎銃」
実物はネジを巻いてはなすと先の部分に火花が出るようになっていました。今回は廻すと前端の中が動くようになっています。

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「XX−3 速射6連ミサイル」
本来はジャンボマシンダーの肩や脚についているミサイルと同型のミサイルを片手から3つづつ射出するようになっているのですが、今回は3つがまとまって造形されていてそれを打ち出します。そしてそれぞれ立像につけることができるのですがだったらもう2本つけて欲しかったところです。

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「XX−4 高速破壊円盤」
実物は円盤を巻いてセットしてぼたんを押すと回転しながら飛び出すというものでした。今回は円盤に軸が付いていてそれを差し込んでボタンを押すと飛び出すというものです。バネではなくトランスフォーマーなんかでよくあるミサイル発射ギミックです。
本物は肘のところが可動したはずですがそのギミックはありません。

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「XX−5 怪磁力アーム」
U字型の先端に磁石が内蔵されていて金属をくっつけることができます。先端は可動しレバーで伸びるようになっています。今回ギミックはすべて再現されています。ただ、実物はバギーカーみたいな鉄の車が付いていましたが今回はなんと「UFOロボ グレンダイザー」のベガ星連合軍の円盤「ミニフォー」が付属しています。プラスチック製で下の部分に鉄が仕込まれているみたいです。

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「XX−6 メガトンクレーン」
ダイヤルをまわすとクレーンのチェーンが伸び縮みします。先端のクレーンに引っ掛ける鉄球が2種類付属していました。それらのギミックはすべて再現されています。

ということで当時の玩具を思い出すことのできる懐かしいアイテムになっていました。

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そして今回付属の小冊子がなかなか良い出来になっています。

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前半分が「超合金魂D.C.マジンガーZ グレートマジンガー UFOロボ グレンダイザー ゲッターロボ スーパーロボット軍団ダイナミック大決戦」という18Pの読み物になっています。

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アニメーターの越智一裕氏が総合監修しセル画のイラストで描かれている当時の「東映まんがまつり」風のストーリーです。
登場する敵メカとかこのあたりのセンスはやはり同世代のロボットアニメファンだとすごく共感できました。

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そして反対側が取扱説明書になっていて「ジャンボマシンダー」の紹介から、各ロボット、

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各武器の紹介なども載っていて読み応えがあります。

ということで非常に懐かしかった商品ですがやはり売れてないみたいですね。発売後すぐに半額以下で売られていますから・・・
XX−7〜XX−10までの4種類は発売して欲しかったところですが。
ちなみに「XX−7 ダイナマイトチャージャー」「XX−8 スレッドストリーマー」「XX−9 ハイボルテージビーム」「XX−10 リキッドシューター」となっていました。

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