mixiユーザー(id:60123525)

Javascript の設定が無効になっているため、一部の機能を利用できません。

詳細はヘルプをご覧ください。

2020年02月28日07:47

639 view

映画「デジモンアドベンチャー LAST EVOLUTION」見ました－そして「「デジモンショップ　Part２」inなんばマルイ」

映画「デジモンアドベンチャー LAST EVOLUTION」を公開日の１１月２２日に見ました。
１９９９年放送のＴＶアニメ「デジモンアドベンチャー」続編の２０００年放送の「デジモンアドベンチャー０２」の続編として２０１５年１１月から２０１８年５月まで劇場公開・販売されたＯＶＡ「デジモンアドベンチャーtri」」の最終章の最後にアグモンが「また会おうね」と言ったので続編がそのうち作られるとは思っていました。

そして昨年チラシが配布されました。まず最初に配布されたチラシでは大学生になった太一たちの話であることだけがわかりました。

最新の一番上のチラシではtriでは登場しなかった０２のメンバーも登場することがわかりました。ただ、それでもtriの続きかどうかははっきりしませんでした。というのもキャストはtriと同じなのですがキャラクターデザインが変わっているからなのです。
そんな中現在放送中の「ゲゲゲの鬼太郎」ＴＶアニメ第６期の後番組が新作の「デジモンアドベンチャー」であるということが発表されました。１９９９年のデジモンアドベンチャーを２０年後の今の時代にリメイクというか新たに作るというのです。２月にこの映画の公開が告知されていたので驚いたのですが、まさに映画で一旦前のデジモンを終わらせようという意味での「LAST　EVOLUTION」だったのです。

見終わった感想としては多少強引ではありますがこの映画だけでちゃんと完結していたと思います。

現実世界に現れるデジモンを光子郎を中心にデジタルワールドに返している太一、ヤマト、ヒカリ、タケルたちとそのパートナーデジモンたち。太一とヤマトは就職を控えたまさに大人になる直前の大学４年生になっています。
そこへニューヨークの大学のメノア・ベルッチと井村からかつての選ばれし子供たちの謎の昏睡事件の調査依頼がくるのです。今回の映画ではメインで活躍するのは太一、ヤマト、光士郎で他のメンバーは描かれてはいますが扱いは少ないです。これはtriと違って１本だけの映画なのでシンプルになるので良いことだとは思いました。
犯人は謎のデジモン＝エオスモンでありデジタルワールドで取り逃がし、いろいろと調べるうちに大人になると選ばれし子供たちはパートナーデジモンと別れなければならないという現実が明らかになるのです。これに関しては「そんな設定今までなかったやん！」とツッコミたくなりましたがまあそれを受け入れるとするとまとまった映画になっていたと思います。
怪しい行動をするメノアと井村を調べるうちに（この時ニューヨークにいた０２のメンバー４人が活躍します）怪しいのはメノアの砲で井村はそれを調べていたＦＢＩだったのです。メノアは昔パートナーデジモンのモルフォモンと別れた悲しみの経験からそんな悲しみから選ばれし子供たちを救うために人工デジモンのエオスモンを作り出しその力で選ばれし子供たちをパートナーとの別れが来ない夢の世界に連れて行ってたのです。結局、光士郎もヒカリもタケルも丈もミミもエオスモンによって昏睡させられてしまい戦えるのは太一とヤマトだけになってしまします。
これはもう幾多の作品で使い古されたネタ「心地よい夢の世界に閉じ込められてそこから抜け出せるかどうか」。まさに公開週のスーパー戦隊でもやってましたし春のプリキュア映画もタイトルからしてそんな感じですし以前にもありました。
結局、太一とヤマトが俺たちは前に進まなきゃならないんだ！と別れが来ても一緒に戦おうというアグモン、ガブモンと共に戦います。ここまでの戦いでいざというときはオメガモンが登場します。やはりオメガモンはある意味「デジモンアドベンチャー」の顔なんですねえ。

そしてメノアを吸収して最終形態になったエオスモンを最後の最後に太一はアグモンとヤマトはガブモンとひとつになって人型の「アグモン　勇気の絆」「ガブモン　友情の絆」に進化して倒してメノアを救出します。
そしてついに太一とアグモン、ヤマトとガブモンに別れが訪れるのです。
今回、triの時にやったようなメンバーそれぞれのデジモンの進化とかには時間を割いていません。その分ちゃんと０２のメンバーのデジモンたちも活躍していました。ジョグレス合体はしませんでしたが(笑)。主題歌は和田光司の「Butter-Fry」ですし宮崎歩の進化ソング「brave　beat」もかかっています。冒頭に登場するデジモンが最初の劇場版と同じパロットモンだったり、デジタルワールドの描写が「ぼくらのウォーゲーム」調だったりデジモン世代のスタッフがデジモン愛で作っていることがよくわかります。
そして一番嬉しかったのはとらわれた子供たちの中に望月芽心とメイク―モンがちゃんといて「望月！」と太一が叫んだことです。これでこの映画がtriの続編であることがわかりました。
とにかく多少強引ではありますがtriに続いて「デジモンアドベンチャー」を締めくくる映画になっていたとは思います。

「先着限定・週替わり入場者プレゼント”絆”クリアファイルコレクション」です。この手のプレゼントにしてはめずらしくＡ４サイズの黒い袋に入ったちゃんとしたクリアファイルです。

１週目は太一・ヒカリ・光子郎・丈の４種類のランダム配布なので太一かヒカリが欲しかったところですが開けると光子郎でした。

劇場販売のドリンクセットと一緒に販売している「劇場版オリジナル　ミニ色紙」です。

こちらは全１２種類のランダムになっているのですが開けてみてびっくり、こちらも光子郎でした(笑)。

劇場グッズはこんなの。神戸の映画館でもほとんどそろっていました。

映画のパンフレットです。Ａ４版・フルカラー４８Ｐで１０００円です。
これまでのデジモンアドベンチャーの作品紹介、キャラクター、今回の映画のデジモンの紹介が載っています。映画で光子郎とミミのこと以外は詳しい説明は省かれていましたが丈は医大の５回生、タケルは文学部の１年生、ヒカリは短大１年生、０２のメンバーもそれぞれ大学生になっているみたいです。今回、空だけは華道を継ぐ道を選んでいて戦いたくないと言ってピヨモンとともにラストの戦いにも参加しませんでした。これは興味深かったですね。毎回全員でワーっていうのじゃなくまさに今回のテーマでもあるそれぞれがそれぞれの道を歩くということを現しているんじゃないかと思います。
太一役の花江夏樹×アグモン役の坂本千夏の対談他、デジモンと子供たち全員のキャストのインタビューが載っています。監督、作画監督、演出、原画などによるクリエーター座談会が載っていて読めばスタッフのデジモン愛がよくわかります。脚本の大和屋暁、プロデューサー、アーティストのインタビューも載っていて読み応えのあるパンフレットになっています。