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2020年02月26日03:23

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映画「ＧのレコンギスタⅡベリル撃進」見ました

２月２１日から２週間限定上映された映画「ＧのレコンギスタⅡベリル撃進」を見に行きました。
「ガンダムＧのレコンギスタ」＝Ｇレコは富野由悠季総監督が作ったＴＶアニメで２０１４年１０月から半年間全２６話がＴＶ放映されました。これに関しては冨野監督が総監督としてまた全話脚本を書いて作った作品ではありますがいまいち盛り上がりに欠けましたし評判にもなりませんでした。とはいえ最近の有象無象の安易なラノベや漫画原作あるいは小粒のオリジナル作品にくらべると魅力的な部分があったことも否定はできません。
<BR>そんなＧレコを富野監督自身の手で５本の劇場用作品に編集して２週間限定公開しようというもので第１話から第５話を編集した１作目「ＧのレコンギスタⅠ行け！コアファイター」が１１月に公開され第６話から第１１話を編集した２作目がこの「ＧのレコンギスタⅡベリル撃進」というわけです。

前作の公開時にさっそくこのチラシが配布されました。裏面は白紙です。公開少し前に一番上の新しいキービジュアルが発表されたのですが新しいチラシは出ませんでした。ところが公開直前に新しいチラシが配布されました。

ちゃんと裏面もありました。
Ｇレコに関しては世界の設定が難しすぎて人物の相関がなかなかわかり辛かったというのがＴＶシリーズの欠点だったと思います。それなりに考えてデザインしたＭＳもバンダイのガンプラ販売至上主義みたいなものを快く思わない富野監督は毒舌を吐いていてそれを見てるとどうも好感度は低かったのですがあらためて見ると他のガンダム作品にはない魅力的なメカが多いですね。

キャラクターも含め富野監督作品はやはり魅力的な部分が多くこうして５話くらいづつじっくりと編集して理解しながら見てるとやっぱりおもしろいですね。ストーリー的にも展開が目まぐるしく毎週見る分には頭というか気分が情報量に追いつかないという感じだったのですがそれが整理されてじっくり見せられるとわりと印象は良くなっているんじゃないかと思います。ＴＶシリーズというあわただしい製作状況じゃなく最初からユニコーンやオリジンのようにこういう映画上映方式にすれば良かったんじゃないかとも思うのですが冨野監督はやはりＴＶアニメにこだわりたかったんじゃないかと思います。

ということで終了後に次回第３部の告知がありました。前回は公開日も記載されていたのですが今回は漠然と２０２０年秋なんですね。結局半年後になるんだ・・・もっと早く出来ないのかなあ。

今回の入場者特典「劇場版『Ｇ-レコⅡ』ペーパークラフト『エルフ・ブル』」です。
冒頭でデレンセンの乗る変形ＭＳ「エルフ・ブル」の飛行形態のペーパークラフトです。てっきりカラー印刷だと思っててたらまさか白黒だったとは(笑)。前回が小冊子だったのでずいぶんと安っぽくなったものです。

パンフレットです。前回もそうでしたがＡ４判フルカラーの豪華版で２０００円もします。キャラクター、メカ、世界観の紹介などきっちり載っています。

富野監督とノレン・ナグ役の寿美菜子、マニィ・アンバサダ役の高垣彩陽との対談が掲載されています。富野監督作品では声優というよりは舞台俳優のような俳優さんが中心にキャスティングされることが多く、Ｇレコでもそうなのですがそんな中でこの２人は採用されているということはやはり声優として役者としてしっかりしているということがよくわかるインタビューになっています。