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2019年12月14日09:54

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映画「屍人荘の殺人」見ました−製作側が隠してきたネタバレあります−

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映画「屍人荘の殺人」を公開初日の12月13日に見てきました。
最初はまったく興味なかったのですが予告編を見てると面白そうなのとチラシを見ていると

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国内主要ミステリー賞4冠達成ということで原作も評判が良くすごく期待ができたので見に行くことにしました。主演が浜辺美波というのも期待した理由のひとつです。

見た感想はおもしろかったのですが思っていた映画とは全然違いました。
私は「紫湛荘」という洋館に集まったフェス研のメンバーが次々と殺されその密室殺人の謎を自称ホームズとワトソンのコミカルな2人組の学生探偵と浜辺美波演じる美人女子大生探偵が解き明かすというような話だと思ってました。実際CMもすべてそうなっています。
で、それはミスリードでもうこれはネタバレになるのですがガチのゾンビものなのです(笑)。これに関しては事前に情報も入ってきませんでしたし

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公開されている写真類にいっさいゾンビがらみの画像はありませんでしたから製作側の隠そうとする意図が見えます。
冒頭からフェス会場で謎の一団が注射器を持って暗躍する場面があってその後露骨にゾンビものの展開になっていくのですが私はまだ夢落ちだと思い込んでました(笑)。そしたらガチのゾンビものでそのゾンビが徘徊する状況で「紫湛荘」に逃げ込んだ人々の中で殺人事件がおこるというこれまでになかった推理ドラマなのです。
この段階でホームズはゾンビに襲われ逃げそこなったので事件に挑むのは神木隆之介のワトソン君と浜辺美波の2人になるわけです。このあたりも事前にはまったく情報がなかったところです。
詳細は語られませんがゾンビものの定番でウイルスがフェス会場にばらまかれるテロでかまれると感染し人を襲いウイルスを増やしていく、脳を壊せば動かななくなるという生物上の特徴は推察されこれが事件を推理するキーになっているところがこの作品のおもしろさだったのです。ちなみにエレベーターから何故ゾンビが上がってこなかったのかというトリックがすごくおもしろかったです。
ただトリックはおもしろかったのですが犯人の正体とか動機は予想通りだったのでちょっとつまらなかったです。そして浜辺美波の演じる剣崎比留子は実に面白いキャラクターになっていたと思います。ほんとこの娘は芸達者だと思います。
ラストはゾンビから逃げ延びた人々は救出されるのですが最後の最後にホームズ君が現れます。ワトソン君がずっと死んでないと信じていたのとそのコミカルなキャラクターから助かったのかとも思ったのですがやはりゾンビになっていてワトソン君に襲いかかったところを浜辺美波がとどめを刺します。

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パンフレットです。これにもゾンビの写真やゾンビ絡みの情報は一切書かれていません。

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巻末に本編に登場した「合宿のしおり」のデザインの数ページの閉じ込みがあります。

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そこに始めてゾンビ絡みの写真や監督のインタビューやプロダクションノートが書かれています。ほんと徹底していますね。

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劇場グッズも売ってましたがいまいちでした。











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