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2013年06月15日06:11

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『 スカイ・クロラ 』


っと気になっていた『 スカイクロラ 』をようやく観た。「 空中戦が凄い 」という評判で興味をもち、原作未読で舞台設定も知らず、予告編すら観ていなかったのだが、なんとも不思議な雰囲気のアニメ映画だった。世界観が理解できないまま、物語がどんどん展開して行くのは正直ツラい。なんとか「 いつ、どこの国の話なのか 」「 どこの国と、なぜ戦っているのか 」を理解しようとしたが、それはあまり意味がある努力ではなかった。これは「 永遠に子どもの姿のまま生き続ける者達(キルドレ) 」の哀しい物語だったのだ。 

 この世界の戦争は国同士が総力戦を行うのではなく、契約によって戦闘行為を請け負う民間軍事会社間の代理戦争によって外交決着をつけているらしい。しかも、代理戦争は航空戦力のみに絞られ、双方が相手の航空戦力の殲滅を目的として、一般市街地への攻撃は行っていないようだ。異形の戦闘機が繰り広げる激しい空中戦はやや現実離れした描写が目立つものの、死を覚悟して空に駆け上がっていく戦闘機パイロット達の心情には共感を覚えざるをえない。

【 物語 】 前線基地に転任してきた主人公・函南雄一(加瀬 亮)は、大戦末期、日本海軍が開発した局地戦闘機『 震電 』によく似た、新型戦闘機を与えられたが、なぜかその戦闘機は初めて操縦した気がしない。基地の雰囲気や、同僚のパイロットに連れて行かれた店の珈琲もどこか懐かしく不思議な感じがした。自分の前に乗っていたパイロットのことを尋ねても、基地の同僚達はみな口を閉ざすのだったが・・・。
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