昨年、劇場公開された鳥山明の『SAND LAND』を観た。原作発表から20余年経過しているのに、なぜ、今になって映画を製作したのか不思議に思っていた。まさか、劇場公開を皮切りに、配信とゲーム参入計画の一環だったとは! 急逝した鳥山明もこのプロジェクト
映画のハシゴで二本目に観たのが、とんでもない映画だった。アカデミー賞を『オッペンハイマー』と争った作品で、エマ・ストーンが主演女優賞をとったこと。どうやら「女性版フランケンシュタイン」の映画らしいという程度の浅い知識で劇場に出かけたのだから
仕事が予定より大幅に先行したので、久しぶりに映画をハシゴして来た。一本目はすでに一日一回の上映になっている『12日の殺人(原題:LA NUIT DU 12)』。普段は好んでフランス映画を観ることはないのだが、周囲の評判がなかなか良いので上映が終了する前に
初めて小説家・吉村昭の作品を読んだのが『羆嵐(くまあらし)』だった。1915年(大正4)12月、北海道苫前三毛別六線沢の開拓村が巨大な羆に襲われ、多くの犠牲者を出した「日本獣害史最大の事件」を描いた小説である。本州から入植した開拓民たちが羆の生態
周囲の評判が良いので、仕事の合間に話題の『PERFECT DAYS』を観て来た。学生時代、ドイツ語の講義を担当する男性講師はドイツ人の父、日本人の母をもつハーフだった。彼はよく故国ドイツの生活について語っていたが、ある時、「ドイツ人は職業に貴賎なしとい
仕事がひとやま超えたので、気分転換に外に出た。横浜そごう美術館で開催中の「水木しげる生誕100周年 水木しげるの妖怪百鬼夜行展」の終わる日が迫っているので、観に行く。月曜の朝、それも開館直後に到着したのにチケット販売窓口には行列ができていて、
楽しみにしていた『コヴェナント / 約束の救出』が私には今一つだったので、口直しに同じガイ・リッチー監督の傑作ハードボイルド『キャッシュトラック』(2021年)をNetflixで観る。桁違いの重々しさに昨日のモヤモヤが一気に解消された。間違いなく、ジェイ
仕事が一段落したので、楽しみにしていた『コヴェナント / 約束の救出』を観て来た。最近は歳のせいか、涙腺が緩くなっているのを自覚することが多くなった。先日の大問題作『ボーはおそれている』でも胸が熱くなったし、大好きな黒澤明の『用心棒』ではもち
現場の帰りに、マイミクのJ.Rさん、幼馴染のK君と劇場で待ち合わせをして、映画『ボーはおそれている』を観た。どこまでが現実で、どこからが主人公ボーの妄想なのかずっと集中して観ることを強いられる不可思議な物語にかなり疲労した。それでいて、上映時間
現場の帰りに、仲間と映画『身代わり忠臣蔵』を観た。前の晩、『人間観察モニタリング』の新企画にムロツヨシがゲスト出演して、映画宣伝をしていたのだが、『身代わり忠臣蔵』を観たのはたまたま上映開始時間が一番早かったからに過ぎない。以前、期待して劇
レイトショーで映画『ゴールデンカムイ』を観て来た。家人に薦められて、原作漫画を30話ほど読んだことがある程度なので、熱烈な原作ファンではないが、いったい、どのように映像化されたのか興味があって出かけて来た次第である。正直なところ、それほど期待
昨年、「週刊文春」で著者・春日太一自身が自ら告知した時から出版が楽しみだった『 鬼の筆 戦後最大の脚本家・橋本忍の栄光と挫折 』を読み、期待以上の深い内容に大いに満足した。脚本家・橋本忍研究本として「最初で最後の決定版」だろう。今後、これを凌
昨年末に放送された『何だコレ!?ミステリー4時間SP』の番組宣伝で、「兵士199名が遭難し死亡! 原因は通説の "未曽有の大寒波" ではない!? 今年マル秘真実が発見された」とあり、大いに気になっていた。明治35(1902)年1月23日、駐屯地を出発した青森歩
新聞の書評欄で興味を惹かれた黒田未来雄著『 獲る食べる生きる 〜狩猟と先住民から学ぶ ”いのち” の巡り〜 』を読んだ。「カナダ先住民の生き方に魅せられたNHK自然番組ディレクターが『猟師』になるまでの物語」と帯に書かれている通り、著者は大自然と、
すでに上映回数がかなり減っている『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』を劇場で観た。「ゲゲゲの鬼太郎」のアニメ映画を劇場で観るのは初めての経験だ。調べてみると、本作はTVアニメ第6期(2018〜2020年)をベースに、その前日談として制作されたものらしい。私がTV
バカリズムが脚本を書いた新春スペシャルドラマ『侵入者たちの晩餐』を録画していたので観た。昨年のバカリズム脚本ドラマ『ブラッシュアップライフ』が意表をつくアイデアととんでもない展開の面白さで、「お笑いのセンスだけではなく、物語の構成力がずば抜
Disney+で観た『プレデター:ザ・プレイ』が素晴らしかったせいで、仕事の合間に3回も観てしまった。確かに、この作品はシリーズ前4作品にはない、不思議な魅力に充ちている。第一作から遡ること260年前の北米の大自然という舞台設定も良ければ、プレデターと
Disney+で『プレデター:ザ・プレイ』を観た。アーノルド・シュワルツェネッガー主演の第一作『プレデター』(1987年)、第二作『プレデター2』(1990年)両作品とネイティブアメリカンに対するリスペクトを感じさせる、素晴らしい作品だった。ファンフィク
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