最近FAZの日曜版であるFrankfurter Allgemeine Sonntagszeitungも時々読むのだが、なかなか面白い記事が多い。東京の問題点は、ドイツの新聞を毎日読めないことだ。新聞は、紙の物をやはり駅の売店で買わないと。紙の新聞の良さがわからない人は、まだ新聞の
テルアビブから見た、エメラルド・グリーンの地中海。トルコ石(トゥルキーズ)を思い出させる。この美しい海に面したガザ地区や、レバノンではイスラエルと他民族との血で血を洗う抗争が続いている。美しい自然と人間の憎悪のコントラスト。そしてこの地域の
昨日まで途轍もなく忙しかったうえ、明日からもストレスが多くなるので、今日はほぼ無為の内に過ごす。ただしニュンフェンブルク宮殿の森でのジョギングは欠かさない。ミュンヘンは最近南イタリアのように暑いので、人影はまばらだ。今は週末しか走れないが、
ロシア、トルコ、ポーランド、中国などで言論の自由を制限する動きが強まっていることは、極めて憂慮すべき事態だ。ロシア人の知人は、「ロシアには独立したメディアはない」と溜息をついていた。多くの国で、この貴重な価値が踏みつけられるのは残念。ドイツ
イタリアの最北端、Alto Adigeの山岳地帯にて。アルプスの南側なので、日差しの強さがドイツとは全然異なる。岩山の手前に葡萄畑とリンゴ畑が広がる。
ボストン・コンサルティングの富裕層に関する調査によると、日本では資産が100万ドル(約1億円)を超える市民の数が120万人で、米国と中国に次いで世界第3位。一方、子どもがいる現役世帯のうち大人が1人の世帯(たとえばシングルマザーの家庭)の相
読者の皆さんの中には、ドイツのノルトライン・ヴェストファーレン(NRW)州へ行かれた経験をお持ちの方もいるだろう。デュッセルドルフやケルンがあり、ドイツ最大の人口を持つ州だ。この州で5年ごとに行われる州議会選挙は、同じ年の秋の連邦議会選挙(
今朝の朝日新聞の読書欄に、「日本の製造業はIoT先進国ドイツに学べ」が紹介されました。朝日に私の本が出るのは稀有の事なので、びっくり。ありがとう。
英国のメイ首相の大誤算を伝えるドイツの新聞の見出しに「May Day」というのがあり、センスが光っていた。飛行機の緊急通信になぞらえている。私はドイツの日刊紙のユーモアや皮肉のセンスが大好きだ。ドイツの新聞記者の文章には、しばしばユーモアと皮肉の
昨日の続き。ソマリアなどアフリカ東部では干ばつのために、約2300万人が飢餓に苦しんでいる。骸骨のようにやせ細った幼児と、母親の映像は心を刺した。今我々が不自由なく食事をできる一方で、「お腹がすいた」と泣いている子どもたちがいる。世界は理不
今日は短い原稿1本と、長い原稿がかなりはかどったので、ニュンフェンブルク宮殿の森でジョギングをした。原稿より健康。すると森の中の道で、リスが何かを拾って食事をしている。髭面のドイツ人が道の端に立ち止まって、リスの食事の邪魔をしないようにして
車とナイフを使った無差別テロは、イスラエルでしばしば発生している。特にイスラエル側がパレスチナ人自治区との間に壁を建設してからは、自爆テロは大幅に減ったが、車とナイフを使うテロが増えている。英国での出来事は、「欧州のイスラエル化」を象徴して
ドイツの監督官庁は、企業の労働時間を日本よりも厳しく点検する。労働時間の監視は、事業所監督局という役所が行う。事業所監督局は、時折抜き打ちで、企業の社員の労働時間の実態を検査する。その結果、企業が社員を組織的に毎日10時間以上働かせているこ
日本の新聞には、首相が朝公邸を出てから、夜に公邸に帰るまでの24時間の行動を細かく記載する「首相動静」というベタ記事がある。夜に誰と、どのレストランで飲み食いをしたかまで記載される。これは世界の新聞の中でも、珍しい風習だ。この記録があるため
私が毎週ジョギングをするミュンヘンのニュンフェンブルク公園では、ときどき道端に岩の塊が並べられているのを見かける。市民が歩く道と、芝生を区切るためだ。岩の一部は緑色の苔で覆われ、風雨にさらされて表面がザラザラになっている。 しかしよく見る