イタリアでのG7サミット以降、米独関係が急激に険悪化している。トランプの昨日のつぶやき。We have a MASSIVE trade deficit with Germany, plus they pay FAR LESS than they should on NATO & military. Very bad for U.S. This will change.“ Donald J
ドイツ人は1日最高10時間までしか働かず、有給休暇を毎年必ず30日間完全に消化するのに、なぜ経済はきちんと回っているのか?
メルケル首相のG7サミット総括。「先進国首脳が互いを信頼できる時代は、終わった。このことをG7サミットで強く感じた。今後我々欧州人は、(米国に依存せずに)自分たちの運命を自分の手で切り開いて行かなければならない」欧米関係は、今後冷却化する。
私は田舎のホテルで、朝日を浴びながら、屋外で朝食を取るのが大好き。コーヒーもパンも一段と美味しくなる。日曜日の朝は、本当に良かった。
欧州歴訪で、おなじみトランプ節がまたも爆発。トランプはブリュッセルでのEU大統領らとの会談中に、「ドイツの貿易黒字はひどい。ドイツは米国で100万台もの車を売っている。これはやめさせなくては」と発言。その際に「Germans are bad, very bad」と
自爆テロが頻発していた頃に、しばしばイスラエルへ出張した。その時の経験から、政府がいくら捜査態勢を強化しても、無差別テロを完全に防ぐことは不可能だということを学んだ。マンチェスターの自爆テロは、この残酷な事実を浮き彫りにした。欧州は今後もテ
2011年に起きた福島事故は、西側世界では最悪の原子力災害だった。だが日本政府は、原子力エネルギーの使用を継続する方針を変えていない。政府は長期的に化石燃料、再生可能エネルギー、原子力を使ったエネルギー・ミックスを維持しようとしている。福島
メルケル首相が今年9月の連邦議会選挙で4選を果たすことは、ほぼ確実になりました。今年ドイツの3つの州で行われた州議会選挙で、社会民主党(SPD)が惨敗したからです。特に今月SPDの牙城ノルトライン・ヴェストファーレン州で、SPDが史上最低の
新しい分野に挑戦するために、ドイツのメディア界についての研究を今日から始めた。デジタル化に押されて、ドイツの新聞や雑誌も苦労している。研究対象としてはなかなか面白いぞ。
最近、日本の総合雑誌(月刊誌)が以前に比べてつまらなくなったと思います。テーマはいつも死、病気、介護、猟奇犯罪、昭和の回顧。このような後ろ向きの話題では、読者の関心を引き付けられるはずがありません。人間は何歳になっても、新しい話を追い求めな
今年9月の連邦議会選挙の行方が見えてきた。BREXIT、トランプ大統領の誕生、ロシアの脅威などにより不安定性が高まる時代に、ドイツの有権者は社会民主党(SPD)による実験を好まず、欧州で最も経験の豊富な政治家メルケルを首相に選ぶことは確実だ。一方
今年4月末のパリは、異常な寒波に襲われた。セーヌ川を渡る風が、真冬のように肌を刺す。私は1980年に初めてパリを訪れて以来、すでに20回以上この町に行っている。最近ではパリへ行くたびに、貧富の差の拡大を感じる。1区のサントノレ通り、ラぺ通り
ワナクライについての原稿を東京へ発送。最近では、ITについての最低限の知識がないと、経済だけではなく政治、社会についての記事も書けない。常に知識をブラッシュアップすることが必要だ。ドイツで大企業に就職するには、複数の外国語、経営学、数学とと
今年から来年2月にかけて、日本、ドイツ、ポーランド、フランスで講演のアポイントが14件も入ってしまった。今年は少しブレーキをかけようと思っていたのだが・・・・。芸者と記者はお座敷がかかる内が花。
ミュンヘン市内にて撮影。1942年に建設されたバイエルン上級財政局の建物。ミュンヘンに住むユダヤ人らの財産を没収した。壁にはナチス時代の国家鷲章が残っているが、鉤十字だけは削り取られている。
ミュンヘンは初夏の気候。今年になって初めてコートなしで外出した。英国庭園の草原は日光浴を楽しむ人で満員だが、裏道は静かだ。鳥のさえずりしか聞こえない。我々の一生は短い。人類の明日はわからない。人生はいつ終わるかわからないのだから、なるべくこ
昨日は日本総領事館のリセプションに出席。私が27年前の1990年にミュンヘンに来た時、この町に住む日本人の数は、約700人だった。現在では約6000人に増えた。バイエルン州とバーデン・ヴュルテンベルク州に住む日本人の数は1万4000人で、ま
私の知人のX氏は英国人。大学教授としてミュンヘン大学で教鞭をとり、40年以上ドイツに住んでいる。ドイツ語、フランス語、スペイン語、ポルトガル語に堪能なコスモポリタンのX氏は、国粋主義や右派ポピュリズムが大嫌い。BREXITについても、「受け入れが
欧州を中心とした74ヶ国の企業に大規模なサイバー攻撃が実施された。英国の健康保険システムやドイツの鉄道会社などで4万5000個のPCがランザムウエアで汚染されたが、土曜日の朝までに拡大は止まったようだ。今後世界中で経済のデジタル化が進むので
2016年は、ドイツの自動車業界が電気自動車の普及へ向けて大きく舵を切った年として産業史に残るだろう。日米と並ぶ世界の自動車業界の雄・ドイツは、車の原動力を化石燃料から電力に移行させるべく、本格的に疾走を始めた。11月29日に独の自動車大手
あさって月曜日には、ドイツ人のためにドイツ語でインダストリー4.0について講演を行う。言うことは頭の中に入ってはいるが、母国語ではないので念入りに予習をしよう。
ドイツの言論人たちの間では、「トランプ大統領は、過去の全体主義政権が使った言葉をよく使う」という声が上がっている。たとえば、トランプは伝統的なワシントンの政治エスタブリッシュメントに挑戦する自分のキャンペーンを、運動(ムーブメント)と呼んで
「大統領による独裁」への道をまっしぐらに進むトルコ。エルドアン大統領の権限を大幅に強化するための憲法改正について、4月に国民投票が行われました。「ドイツ・ニュース・ダイジェスト」でその背景をレポートしました。http://www.newsdigest.de/newsde/
フランス大統領選挙の原稿、約9000字を東京の編集部へ出稿。ネットマガジンは、書いている内につい原稿が長くなってしまいます。まだ2本残っている〜。
VWの元監査役会長フェルディナンド・ピエヒが検察官に対して行った、「2015年3月にCEOだったヴィンターコルンに、米国の排ガス不正について問い質した」という証言は、復讐の鬼と化した後期高齢者の、妄言に過ぎないのだろうか。1つ気になる事実が
5月7日に行われたフランス大統領選挙・決選投票の結果は、欧州だけでなく世界全体を安堵させた。弱冠38歳のエマニュエル・マクロン元経済大臣が、65.5%の票を獲得して勝利したからだ。右派ポピュリスト政党・国民戦線(FN)のマリーヌ・ルペン候補
5月10日発売の朝日新聞社「ジャーナリズム」の「海外メディア報告」シリーズで、ドイツのメディアがBREXITの欧州への影響をどう伝えているかを分析いたしました。約9000字の記事です。私がロンドンで撮った写真も掲載。http://publications.asahi.com/