欧州連合（ＥＵ）加盟国首脳とトルコのアフメト・ダウトオール首相は、３月７日から８日の早朝まで、ブリュッセルで約１２時間にわたり、難民危機について協議した。　この会議で、トルコは極めて大胆な提案を行い、メルケル首相を初めとするＥＵ加盟国首脳

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今日は朝から９時間近く本の執筆とテープおこし。さすがに肩が痛くなってきたので、森でジョギング。なんと雪が降ってきた。ミュンヘンは寒気に襲われており、来週は最高気温が毎日５度前後という。手袋なしでは外出できない。ドイツにお住まいの皆様、お風邪

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ドイツにとって、中国は経済的に極めて重要な意味を持っている。そうした中で、フランクフルター・アルゲマイネ紙（ＦＡＺ）のぺトラ・コロンコ北京特派員が、香港の「銅鑼湾書店事件」が一部の香港市民の心理に与えた影響を伝えた記事は、大いに注目される。

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最近朝日新聞のパナマ文書に関する記事を読んでいると、スクープの端緒を作ったドイツの南ドイツ新聞に全く言及せず、あたかも国際調査報道コンソーシアム（ＩＣＩＪ）と朝日新聞の特ダネであるかのような印象を与える記事がある。パナマ文書に関する報道は、

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私は１９８９年にＮＨＫスペシャルの取材でアウシュビッツ・ビルケナウ絶滅収容所を訪れた。その後アウシュビッツを２回訪れたほか、ダッハウ、ベルゲン・ベルゼン、ザクセンハウゼン、ブーヘンヴァルト、ラーベンスブリュック、ドランシーの各収容所跡を取材

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１８冊目の本の取材で、大学教授にインタビュー。北ドイツの大学まで行くつもりだったが、なんと最近ミュンヘンに引っ越し、しかも育児休暇で時間がたっぷりあることが判明。喫茶店で落ち合い、赤ちゃんをあやすお父さんをインタビューしたわけだが、首尾よく

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建築家の坂口恭平のブログが光っている。彼は３・１１の後に横浜から熊本へ移住したが、大地震が発生。横浜へ家族全員とともに舞い戻った。大半の人は彼の行動を理解できず、「利己的」と非難する人すらいるかもしれない。だが私には、彼がブログの中で語る心

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難民危機を背景として、ドイツでは「新右翼」とも呼ぶべき極右勢力が水面下で力を伸ばしている。当初、比較的穏健な経済学者や財界人が始めたＡｆＤ（ドイツのための選択肢）は、事実上、「新右翼」に乗っ取られた。新右翼の中心的理論家の１人が、ザクセン・

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熊本大地震のニュースには、本当に心が痛みます。被害にあわれた方に心からお見舞いを申し上げます。１９９５年の阪神大震災の時には、地震発生から１０日後にミュンヘンから神戸へ行きました。その時に見た悲惨な光景を思い出しました。あの地震も直下型地震

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ドイツは２０１１年にインダストリー４．０の断行を宣言したＩＯＴ先進国。先日安倍首相が突然、ＩＯＴ技術でドイツと提携する方針を発表した。重点は国際標準である。ハノーバーメッセを前に、ＩＯＴをめぐる動きが加速してきた。これまで日本政府のＩＯＴに

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今日のニュースの目玉は、東京地検特捜部が元航空幕僚長を公職選挙法違反で逮捕したことだ。選挙の時に金を配ることの違法性をなぜ理解できないのか、まったく理解できない。多くの政治家が、庶民感覚を喪失することの表れだ。欧州出張に５０００万円使った都

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ドイツでは、国内の治安維持活動に連邦軍を出動させることは、憲法（基本法）で禁止されている。しかし、ドイツでもＩＳによるテロの危険が高まっていることから、連邦政府は軍を国内の治安維持に投入できるように、憲法を改正する方針を固めた。ＩＳはドイツ

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昨夜はオランダのスキポール空港が、テロの危険のため数時間にわたり閉鎖された。欧州の空の旅は、益々綱渡りになりつつある。突発事態に慌てない心の備えが必要。「イスラム国」はドイツも標的にすると公言している。無差別テロを事前に防ぐのは、ラクダを針

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東京都の舛添要一知事が行った欧州視察旅行に、５０００万円もの血税が使われたと聞いて、呆然となった。パリでは１泊１９万円の部屋に泊まった。この人は、自分が王様だと思っているのだろうか。ドイツならば、メディアなどの集中砲火を浴びて、即刻辞任を迫

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トリノに本社を持つイタリア料理、食品、ワインの大スペース「ＥＡＴＡＬＹ」はニューヨークや東京など世界の２７か所に展開しているが、去年１１月にミュンヘンの中心部で開店したので、行ってみた。広い店内だが、レストランもスーパーも超満員。大きなハム

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　私は、デジタル化が社会に与える影響が、２１世紀に国家と市民が最も真剣に考えなくてはならない問題の１つだと思っている。　インダストリー４．０に象徴される工業生産の自動化、ロボットの普及と人工知能の発達は、インターネットが我々の生活を変えたの

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武装親衛隊の将校で、特殊部隊の指揮官だったオットー・スコルツェニーは、イタリアのグラン・サッソ山荘に幽閉されていたムッソリーニを空挺部隊とともに救出するなど、ドイツ軍で最も有名な軍人の１人だった。「欧州で最も危険な男」と呼ばれた。この男が、

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内科医でもある友人からは、「１日最低７５００歩は歩くべきだ」と言われているので、毎日実践している。英国庭園で、日一日と緑が増えていくのを見ながら歩くのは、楽しい。自然は、毎日変わっている。道の脇には、はるかアルプスから流れてくる小川のせせら

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今日のミュンヘンは雨だが、英国庭園を朝夕１時間歩く。通行人や自転車が少なく、気持ちが良い。ここはミュンヘン馬術学校や、大学の獣医学部に近いので、そこはかとなく馬糞の匂いがする。英国庭園には、馬を歩かせる道もある。ミュンヘンは１５０万人が住む

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パナマ文書事件で、南ドイツ新聞が入手した情報の量は膨大だった。情報量は、２．６テラバイト、文書にして１１５０万枚に達する。同紙はデータの量が膨大である上、取材対象が多くの国にまたがっていることから、国際調査報道コンソーシアム（ＩＣＩＪ）の協

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南ドイツ新聞とドイツの公共放送局ＮＤＲ、ＷＤＲの見事な調査報道。プーチンの側近を初め数千人の政治家やビジネスマンが資産をパナマやバージン諸島のオフショア銀行に隠していた。銀行内部の通報者が南ドイツ新聞に提供した数百万枚の書類を世界中のジャー

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パリ・ブリュッセル事件の教訓。１）欧州の空港や駅での滞在時間は、極力短くする。特に空港ではＸ線検査ポイントまでの、誰もが入れる区域での滞在時間をなるべく減らす。２）ブリュッセルでは、空港の建物に入る人全員の荷物検査を行うが、そこで待っている

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フランス警察は、パリ近郊のＩＳ関係者の隠れ家で爆薬１，３キログラム、カラシニコフ自動小銃５丁、ピストル７丁、ＴＡＴＰ爆薬１０５グラム、爆弾のための起爆装置を押収。ＩＳがパリで去年１１月のような、大規模かつ悪質なテロを計画していたことは、明白

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ポーランドは、欧州でも好きな国の１つで、これまでに１０回近く行きました。ところが、最近風向きが変です。同国では、右派ポピュリスト政権が司法とメディアを規制するための法案を議会で可決させ、EUから強く批判されています。朝日新聞社の依頼で、三権分

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