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日記一覧

インフルエンザ
2016年11月29日06:27

ドイツではインフルエンザが大流行している。知り合いが高熱を出して、バタバタ倒れていく。39度の熱が1週間続いたという。同じ時期に、ドイツでも日本でも鳥インフルエンザが拡大している。致死性の高い鳥インフルエンザもしくは豚インフルエンザが、空気

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プーチン来日の狙い
2016年11月28日14:21

本日発売の雑誌「日経ビジネス」に「プーチン来日の狙いは」というレポートを掲載しました。日本のメディアがあまり伝えない、欧州での「東西冷戦の再燃」について報告したものです。お読み頂ければ光栄に思います。http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/NBD/

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トランプ勝利
2016年11月27日22:37

昨日の収穫感謝祭の宴の余韻は、まだ脳内に残っているが、トランプ勝利に対するドイツの反応についての原稿約1万字を、東京の新聞社に送り終えた。12月は原稿の締め切りが多く、単行本の執筆も同時に行っているので、時間のやりくりが勝負だ。しかし、健康

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収穫感謝祭
2016年11月27日19:35

昨日はサンクスギビングのパーティーを自宅で開催。ドイツ人、ロシア人、米国人、英国人、ジャマイカ人、日本人が七面鳥やペルメニ(ロシアの水餃子)、ロシア風サラダで仲良く夕食をとった。ロシア人がカザンからもってきたウォッカが大好評だった。はからず

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シンポジウム
2016年11月26日19:18

11月24日・25日にミュンヘン工科大学で行われたシンポジウムでは、ドイツの人工知能の研究者、インダストリー4.0の社会への影響を研究しているドイツの大学教授、日本の物づくり研究の第一人者など、日頃は滅多にお会いできない方々と直接お話をする

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日経ビジネス
2016年11月26日17:05

11月28日発売の日経ビジネス(雑誌)に、「プーチン来日の狙いは」というレポートを掲載しました。プーチンが日本に接近する一方で、欧州ではNATOとの対決姿勢を強めていることは、日本ではあまり報じられていません。もしもお読み頂ければ光栄です。

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日独統合学会
2016年11月26日01:17

日独統合学会とドイツ工学アカデミー(ACATECH)が毎年ミュンヘン工科大学で開催しているシンポジウムに参加。2日目の今日は、不肖私がドイツ語で「日本人の見た難民危機」というテーマについて、講演を行った。多くの質問があった。あるドイツ人教授

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11月8日に米国で行われた大統領選挙で、全世界が懸念していた事態が現実になった。政治の経験がゼロの不動産王ドナルド・トランプ候補(共和党)が、大接戦の末ヒラリー・クリントン候補(民主党)を下し、第45代大統領としてホワイトハウス入りすること

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ストレスの多い週
2016年11月24日05:18

今週はいつもながらストレスが多く、今朝は4時半に起きて原稿を仕上げた。明日からはミュンヘン工科大学での日独統合学会とドイツ工学アカデミーが主催するシンポジウムに参加する。金曜日にはドイツ語で講演だ。参加者には日独の大学教授がずらりと連なり、

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スイス
2016年11月24日05:09

次の日曜日に、スイスで脱原子力を加速するかどうかについて、国民投票が行われる。加速することが決まった場合、早ければ来年3基の原子炉が停止され、残り2基も2024年ないし2029年に止まる。現在原発は、スイスの電力需要の約38%をカバーしてい

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暖かい秋
2016年11月24日04:17

ミュンヘンは、11月末になってから連日昼間の気温が12度まで上がり、まるで春のような気候だ。朝6時過ぎに家を出る時にも、手袋すらいらない。だがその一方で,たちの悪いインフルエンザが流行しており、2人の知り合いのドイツ人が高熱を出して1週間仕

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インターナショナル
2016年11月23日05:14

米国、英国、フランス、オランダ、ハンガリー。正にポピュリズムの「インターナショナル」である。来年はフランスで大統領選挙、ドイツで連邦議会選挙という重要な選挙がある。「忘れられた中間階層」、そして「グローバル化の負け組」にどのように救いの手を

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隠れナチス
2016年11月17日05:11

昨日ミュンヘンの地下鉄の駅に、ナチス時代のドイツ国防軍の迷彩パターンのズボンをはき、ルーン文字で「SS(親衛隊)」 と書いたリュックサックを背負った若者がいたので、近くに立たないようにした。先日はバス停で、腕にNSDAP(国家社会主義ドイツ

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バノン2
2016年11月16日14:42

日本の大手メディアの中には、バノンが主任戦略官に任命されたことは報じても、彼が極右メルマガの発行人だったという重要な事実を報じていない新聞がある。トランプ次期政権のご機嫌を損ねないためだろうか。ドイツの大手新聞は、バノンが極右勢力とつながり

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バノン
2016年11月16日13:42

トランプが次期政権の主任戦略官に任命したスティーブン・バノンは、極右メールマガジン「ブライトバート・ニュース」の発行人を一時務めていた。このサイトは、トランプ応援サイトである。ネオコンのビル・クリストフを「ユダヤ人の脱落者」と非難したことも

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反省
2016年11月15日02:32

この記事は皆様のおかげで、本日、日経ビジネスオンラインで最も読まれた記事となりました。(11月14日のランキングでナンバーワン)ただし読者アンケートを見ると、「参考にならなかった」という反応が最も多く、筆者として反省いたします。オンラインマ

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トランプ対メルケル
2016年11月14日06:22

「トランプ大統領」の誕生が決まった時、ドイツのメルケル首相が送った祝辞と、日本の安倍首相が送った祝辞には、両国の人権意識に関する違いがくっきりと表れています。その背景を日経ビジネス・オンラインの連載記事で分析しました。もしもお読み頂ければ光

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憂慮すべき時代
2016年11月13日17:02

トランプの勝利は、共和党の良識派の衰退と、「弱者の利益を代表する政党」としての民主党の堕落を象徴している。彼の成功は、英国のEU離脱、フランスやドイツでの右派ポピュリスト政党の躍進と、同じ根を持っている。そして米国でポピュリストが大統領に就

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駐車スペース
2016年11月13日15:28

ドイツ人、ギリシャ人の友人たちと、イタリア料理店で会食。ミュンヘンのシュヴァービングという地区はレストランやバー、喫茶店が多いので、週末には車を路上駐車するのが非常に難しい。ふだんは15分くらい周辺をグルグル回らないと、車を停められない。と

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晩秋
2016年11月13日01:08

ミュンヘンの気温は3度くらいだが、ニュンフェンブルク宮殿の森をジョギング。爽快である。

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トランプ2
2016年11月12日15:51

私は1980年代に米国でNHK記者として働いていたことがある。このためドナルド・トランプというのは、しばしば耳にする名前だった。トランプが所有していた飛行機会社の「トランプ・シャトル」には何度も乗った。(ニューヨークとワシントンDCを結ぶ定

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今週もまた不愉快な仕事が多かったのだが、ようやく週末にたどりついた。フ―。今朝はトランプ関連原稿を5000字書いた。書いている途中にワードが凍結して、全く字が打てなくなり焦った。(買ったばかりのPCなのに)保存だけして、再起動したら直った。

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2016年11月11日05:33

私が米国映画「インセプション」が好きな理由は、夢をテーマにしていることだ。私は時々、非常に劇的な夢を見る。ゆうべ私は、泣きながら日本間の壁やふすまを蹴りまくって破壊している夢を見た。不思議なことに、日本間を案内してくれている人たちは、私が部

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トランプの勝利
2016年11月11日02:37

私は2016年9月20日にFACEBOOKとTWITTERで「トランプが勝利する危険がある」と書いていました。当時日本ではトランプが勝つと思っていた人は余りいませんでした。欧州に住んでいるとポピュリズムの脅威を強く感じるのです。https://twit

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TRUMP2
2016年11月10日16:07

私は2016年9月20日にFACEBOOKとTWITTERでこんなことを書きました。私は残念ながらトランプが大統領になってしまうと思っている。その理由は、彼がMake America great againというスローガンを使っていることだ。— 熊谷 徹 (@Tor

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富の再配分
2016年11月10日14:37

トランプを勝たせたもの、それは「憤怒」だ。時代の流れに置き去りにされたと感じる人々、ワシントンの政治エスタブリッシュメントに失望した人々の強い怒りが、トランプをホワイトハウスに送り込んだ。産業の空洞化で失業した人々にとって、ヒラリーは政治エ

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Trump
2016年11月10日05:25

トランプ勝利に対する欧州の反応の原稿を、すでに2本編集部に送った。最近は、「想定外」の事態がよく起こる。直前の世論調査の空振りは、BREXITに続いて2度目だ。メルケルはトランプに対し「宗教や肌の色による差別の禁止、民主主義や自由、人権尊重などの

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トランプ
2016年11月09日15:29

選挙は水物。前日の世論調査もあてにならない。トランプ大統領の誕生は、英国のEU離脱やフランスでの極右台頭、ドイツでの反移民政党の躍進と同根。トランプの勝利は、欧州で強まっているポピュリズム、いわば「グローバル化の負け組」の反乱が、米国にも達

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 6月23日に英国で行われた国民投票で、有権者の約52%がEU離脱に賛成した。この投票結果は欧州だけでなく全世界に強い衝撃を与えた。 私は、投票結果が判明してから1週間後に、ミュンヘンからロンドンに飛んだ。英国のEU離脱(BREXIT)は、1989年

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ドローン攻撃
2016年11月07日15:04

オバマ大統領はイラクとアフガニスタンからの地上部隊の削減を進める一方で、ドローン(無人機)を使った、イスラムテロ組織の指導者に対する、個別殺害作戦を強化した。ドローンによる攻撃では、民間人が巻き添えになる被害も続出。いわゆるcollateral damag

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