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2022年01月20日03:38

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ウクライナ

ドイツでは新聞記事の見出しに、「戦争が起こるか?」という言葉がしばしば使われるようになってきた。

英国政府は、万一の事態に備えて、ウクライナ軍に対戦車ロケット弾の供与を開始した。

ウクライナはドイツにも武器の供与を要請したが、ショルツ政権は拒否。

ショルツ首相は昨日初めて、ロシアがウクライナを攻撃した場合、ガスパイプライン、ノルドストリーム2に影響が出る可能性を初めて示唆した。

これまで同氏は、「ノルドストリーム2は純粋に民間経済のプロジェクトであり、ウクライナ危機とは切り離して考えるべきだ」と繰り返し発言していたが、その考えを撤回した。

仮にロシア軍が侵攻がするとしたら、雪解けにより戦車の行動が妨げられる4月までが勝負。プーチンが欧米に対し「早く条約草案に対して返事をしろ」と急かしているのは、そのためだ。

万一ロシアが侵攻に踏み切る場合、西側軍事筋は、次のようなシナリオを想定している。

(1)ウクライナ東部のドンバスにロシア軍を進駐させる。
(2)ドンバスとクリミア半島を結ぶ「回廊」を作る。
(3)ウクライナに本格的に侵攻し、キエフまで攻め上る。

NATO加盟国がウクライナを支援するために派兵することはあり得ない。ウクライナはNATOに加盟していないからだ。

ただしこの場合、ロシアは欧米の厳しい経済制裁措置によって、相当高い代償を払うことになるだろう。

今週末の米ソ外相会談の行方が注目される。







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