欧州コロナ通信 第231回 2020年5月20日
コロナ・アナログ大掃除で、30年間にたまった紙の資料を捨てている。
私が1990年にドイツに来た頃は、インターネットがなかったので、紙の資料は極めて重要だった。
ドイツの分類用の文房具は世界で最も機能的だ。
記者として働いた経験がある人なら誰でも知っているが、スクラップは基本中の基本。
30年前には今ほど仕事がなく、時間が沢山あったので細かくスクラップをしていた。
だが人間は塵から生まれ、いつかは死んで塵に戻る。
何百冊のファイルを残しておくことは、意味がない。思い切って捨てることにした。
捨てる時には、中身を見ていたら終わらない。
中身を見ないで、思い切って捨てる。
ファイルの数が多いので、まだまだ始まったばかりだ。
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