欧州コロナ危機・ミュンヘン籠城記 71
4月5日・日曜日
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このパンデミックは世界同時多発危機なので、各国の対応の違いがくっきりと表われる。
たとえばペッテンコーファー流の「集団免疫」方式を当初取ろうとした英国政府は、当初厳しいロックダウン政策を取らなかった。
だがある感染学者の研究報告によって、重症者や死者数が急増することがわかり、途中で方向転換をして、貴重な時間を浪費した。
その結果、今日1日だけで約621人が死亡。イタリアやスペインのような事態が英国で起きないことを祈りたい。
ドイツ政府は、ドロステン教授らの助言を容れて、初めから集団免疫方式を採用しなかった。
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