欧州コロナ危機・ミュンヘン籠城記 66
4月5日・日曜日
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日本政府は新インフルエンザ等対策特別措置法に基づいて、緊急事態宣言を行わないと、私権の制限を行えない。
これに対しドイツは、「感染症防止法」という昔からある法律によって、あっさりと外出制限・接触制限・レストラン・商店の閉鎖などの私権の制限を行った。
緊急事態宣言は行っていない。
違反すると、最高300万円の罰金を科される。
国民は文句を言わず、従っている。
この違いは興味深い。
やはり欧州は中世以来ペストなどの疫病をしばしば経験しているので、こういう強力な法律が必要なのだろうか。
さらに戦争もしばしば経験しているので、緊急時の私権制限には慣れているのかもしれない。
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